ビデンスの育て方!植え替えの仕方など開花までの管理のコツを解説

ビデンスの育て方!植え替えの仕方など開花までの管理のコツを解説

ビデンスは冬の時期に花が楽しめる人気の植物です。生命力が強くお手入れの手間もほとんどかからないため、初めてビデンスを育てる人でも失敗せずに冬越しまでできます。そこで初心者にも育てやすいビデンスの栽培方法や管理のコツ、おすすめの種類などをまとめて解説します。

記事の目次

  1. 1.ビデンスとは?
  2. 2.ビデンスの特徴
  3. 3.ビデンスの育て方
  4. 4.ビデンスの増やし方
  5. 5.ビデンスの管理方法
  6. 6.ビデンスの植え替え
  7. 7.栽培におすすめのビデンス4種
  8. 8.まとめ

ビデンスの育て方

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ビデンスは耐寒性が強く育て方も難しくないので、初めてでも簡単に花が楽しめるおすすめの植物です。さらに育て方の基本がわかれば毎年きちんと花が咲くので、鉢植えだけでなく庭植えや花壇でも栽培できます。そこで初心者でも簡単にできる育て方の基本を紹介します。

用土

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ビデンスは通気性のよい用土で栽培すれば、初心者でも失敗することはほとんどありません。もちろん水はけが悪い用土でも栽培は可能ですが、その場合は腐葉土をブレンドして通気性をよくするなどの工夫が必要です。

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植え付け

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ビデンスの植え付けは4月~5月に行うのがおすすめです。特に注意すべきポイントなどはありませんが、株分けと併せて植え付けを行うと、植え付け後の株が大きく成長します。なお株を切りわける際はスコップでもかまいませんが、大きく株が成長している場合はカマやノコギリを使うと作業がらくです。

水やり

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ビデンスの水やりもそれほど手間がかかりません。庭や花壇で栽培する場合は、雨の水で十分です。逆に水やりをしすぎると害虫が発生する原因になることもあります。なお鉢植えで栽培する場合は、土の表面が乾燥したらたっぷりと水やりをしましょう。

冬は水やりを控える

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花期が終わった後のビデンスは休眠期に入ります。そのため冬の水やりは、極力控えるのが育て方のポイントです。鉢植えの場合で乾燥が気になる場合は葉水をかけるだけでOKですし、庭植えの場合は寒さ対策さえできていれば、水やりをしなくても乾燥が原因で枯れることはありません。

ビデンスの増やし方

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ビデンスは生命力が強く成長スピードも速い植物なので、特に何もしなくてもどんどん増えていきます。ただし計画的に増やすのであれば、株分けまたは種まきで増やすのがおすすめです。なお植え付けから1年たてば十分な大きさの株に成長していますし、株の切りわけも難しくないので、初心者には株分けの方が失敗が少ないでしょう。

増やす目的での植え付けは夏を避けること

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ビデンスを株分けで増やす場合、植え付けを夏に行うのはNGです。種類によってビデンスの花期は異なりますが、早ければ初夏には花が咲き始めます。この時期に増やすことを目的に株分けをすると、せっかく成長した花芽が弱ってしまいますし、花が枯れる原因にもなるので避けるようにしましょう。

種まきで増やす場合

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ビデンスは株分けではなく種まきでも増やすことができます。種まきのタイミングは年に2回ありますが、春なら3月~4月、秋は9月~10月が種まきに適した時期です。ただし冬の寒さが厳しい地域で栽培する場合は、秋の種まきは避け、気温が上がり始める春に行うのがよいでしょう。

秋に種まきする場合

秋に種まきする場合は種まきポットに種まきをし、冬の期間は霜がつかない場所で栽培するのがポイントです。もちろん秋に種まきした場合も庭植えは可能ですが、この場合も霜の心配がなくなるまでは種まきポットを利用し、その後庭に植え替えするのがよいでしょう。

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ビデンスの管理方法

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