プランターで栽培する場合
基本的な栽培方法は露地栽培と同じなのですが、10cm程度の株間を空けて栽培します。土の量は、ふちから5cmほどの高さにして、ウォータースペースを設けます。
ウォータースペースとは?
ウォータースペースとは、土がプランターから流れ出ないように、水をためておくスペースのことです。こうすることで、ゆっくりと時間をかけて水を浸透させることができるので、プランター栽培では大切なものになります。
ツルナの収穫時期
ツルナを収穫する時期は5月頃からはじまり、温暖な地域なら11月頃まで収穫することができます。収穫の時期をすぎてしまうと、茎が固くなるだけでなく、気温低下に伴い枯れてしまうことがあります。適切な時期に摘み取って、おいしく食べましょう。
収穫の方法
収穫は茎の上から10cmほどのあたりをハサミを使って切り取ります。株が大きく育ったツルナは、つる先のやわらかい葉を10cmほどのあたりで摘み取ります。
気温が低くなるとどうなる?
気温が15度を下回ると、ツルナの生長が悪くなります。霜にあたるような状況だと、枯れて死んでしまいます。そんなときは、寒冷紗(かんれいしゃ)でトンネルを作ることで、冬が来るギリギリまで収穫をすることができます。
ツルナの食べ方
ツルナは味や食感にクセがなく、とても食べやすい野菜です。食べるときは加熱調理をします。沸騰したお湯で、2~3分ほど茹でてから流水で軽くすすぎましょう。このとき、お湯の中に塩をひとつまみ入れると、色が鮮やかになり、よりおいしそうに見せることができますよ。食べ方は、おひたしや天ぷらにしたり、みそ汁の具材にしたりと様々な食べ方があります。
ツルナは生で食べられるのか?
クセがないといわれるツルナは、味噌汁などに生のまま使うことがあります。しかし生では苦味やえぐみを感じることがあります。苦味が苦手な方は加熱調理がおすすめです。
ツルナのレシピ
ツルナのおひたし
おひたしは、ツルナの食べ方の中では定番の調理方法です。和える食材をアレンジすれば、さまざまなおひたしを味わうことができます。こちらのレシピを参考に、調理を楽しんでみてください。
炒め物
炒め物は、ツルナのシャキシャキとした食感を楽しむことができる食べ方です。ツルナは肉との相性もよく、卵を加えたり調味料を変えることで、和洋中さまざまな味付けを楽しむことができます。こちらのレシピを参考にしてみてください。
パスタ
ホウレンソウのパスタのように、ツルナをパスタに加える食べ方があります。鮮やかな緑が料理をより引き立ててくれます。お好みで鷹の爪を散らせば、より深い味わいになります。トマトなどの野菜との相性もいいので、こちらのレシピを参考にアレンジしてみてください。
まとめ
今回はツルナについて紹介しました。自宅で栽培できれば簡単に手に入れることができ、栄養満点のツルナをいつでも食べることができます。こちらで紹介したのはほんの一部ですが、ぜひ、参考にしてみてください。
- 1
- 2
出典:写真AC