月桃(ゲットウ)の育て方!上手な増やし方など栽培管理のコツを解説!

月桃(ゲットウ)の育て方!上手な増やし方など栽培管理のコツを解説!

暖かい地域で多く見ることのできる月桃(ゲットウ)という植物をご存知でしょうか?食品や化粧品などとしても使われているとても万能な植物です。今回は、月桃(ゲットウ)の育て方や育て方のポイント、栽培管理のコツなどをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.月桃(ゲットウ)とは?
  2. 2.月桃(ゲットウ)の特徴
  3. 3.月桃(ゲットウ)の育て方
  4. 4.月桃(ゲットウ)の増やし方
  5. 5.月桃(ゲットウ)の活用法
  6. 6.まとめ

月桃(ゲットウ)の増やし方

Photo by jetalone

種まき

種まきは春から初夏にかけての気温が20℃以上ある時期に行うのが理想的です。育苗用のポッドに種まき用の赤玉土などを使用し、種まきをします。その後は直射日光が当たらない日陰に置いて土が乾く前に水やりをすると1ヶ月~3ヶ月ほどで発芽します。

苗植え

苗植えでの増やし方もあります。苗植えは4月下旬~7月上旬の気温が高めの時期が適しています。この時、苗よりも一回り大きい植木鉢を使用することがポイントです。苗植えの後は日当たりのよい場所か半日陰に置いて栽培します。

株分け

月桃は根詰まりしやすいので、植木鉢から根が出て詰まり気味であれば1~2年に1度、植え替えを行います。鉢植えを大きくしたくなければその時期に合わせて株分けを行い、増やすこともできます。

月桃(ゲットウ)の活用法

月桃の効能

月桃には、防虫・防カビ効果、抗菌作用、消臭作用など様々な効果があります。さらに、葉の部分から抽出されるエキスには赤ワインの30倍以上ものポリフェノールが含まれていることと、抗酸化作用があることが分かり、抗老化素材としても注目されています。

月桃を利用した製品

色々な効能がある月桃は観葉植物としては勿論のこと、消臭剤、防虫剤、アロマオイル、石けん、シャンプーなどの日用品に多く利用されていて、中でも月桃葉エキスを利用した化粧水は人気です。ほかにも健康食品やハーブティーなどの食品、整腸剤などの医薬品としても幅広く利用されています。

家で簡単に出来る月桃匂い袋の作り方

月桃の葉は、乾燥させることで香りが強くなります。この原理を利用したとても簡単な匂い袋の作り方をご紹介いたします。

  1. 月桃の葉を茶色くなるまで日陰で乾燥させる。
  2. ハサミで細かく切る
  3. お茶の葉などを入れる袋に入れて完成
月桃の葉の香りには鎮静作用もあるので、ベッドの近くに吊るしておくとよく眠れて効果的です。

まとめ

月桃について詳しくご紹介させていただきました。暖かい時期は屋外で栽培すると虫よけにもなりますし、寒い時期は屋内で観葉植物として楽しめます。人々の目を惹きつける独特な形をした可愛らしい花を咲かす月桃。消臭・防虫など様々な効果もあるので、ぜひ一度育ててみてくださいね。

chiorin
ライター

chiorin

おいしいもの、可愛い物、お城巡り、お小遣い稼ぎが好きな30代パート主婦。 面倒臭がり屋の頑張り屋です。よろしくお願いいたします。

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