月桃(ゲットウ)の増やし方
種まき
種まきは春から初夏にかけての気温が20℃以上ある時期に行うのが理想的です。育苗用のポッドに種まき用の赤玉土などを使用し、種まきをします。その後は直射日光が当たらない日陰に置いて土が乾く前に水やりをすると1ヶ月~3ヶ月ほどで発芽します。
苗植え
苗植えでの増やし方もあります。苗植えは4月下旬~7月上旬の気温が高めの時期が適しています。この時、苗よりも一回り大きい植木鉢を使用することがポイントです。苗植えの後は日当たりのよい場所か半日陰に置いて栽培します。
株分け
月桃は根詰まりしやすいので、植木鉢から根が出て詰まり気味であれば1~2年に1度、植え替えを行います。鉢植えを大きくしたくなければその時期に合わせて株分けを行い、増やすこともできます。
月桃(ゲットウ)の活用法
月桃の効能
月桃には、防虫・防カビ効果、抗菌作用、消臭作用など様々な効果があります。さらに、葉の部分から抽出されるエキスには赤ワインの30倍以上ものポリフェノールが含まれていることと、抗酸化作用があることが分かり、抗老化素材としても注目されています。
月桃を利用した製品
色々な効能がある月桃は観葉植物としては勿論のこと、消臭剤、防虫剤、アロマオイル、石けん、シャンプーなどの日用品に多く利用されていて、中でも月桃葉エキスを利用した化粧水は人気です。ほかにも健康食品やハーブティーなどの食品、整腸剤などの医薬品としても幅広く利用されています。
家で簡単に出来る月桃匂い袋の作り方
月桃の葉は、乾燥させることで香りが強くなります。この原理を利用したとても簡単な匂い袋の作り方をご紹介いたします。
- 月桃の葉を茶色くなるまで日陰で乾燥させる。
- ハサミで細かく切る
- お茶の葉などを入れる袋に入れて完成
まとめ
月桃について詳しくご紹介させていただきました。暖かい時期は屋外で栽培すると虫よけにもなりますし、寒い時期は屋内で観葉植物として楽しめます。人々の目を惹きつける独特な形をした可愛らしい花を咲かす月桃。消臭・防虫など様々な効果もあるので、ぜひ一度育ててみてくださいね。
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