プランターでの育て方
タチアオイは大きくなり、根が広がるので地植えで育てるほうがおすすめですが、プランターでもきれいな花を咲かせることができます。
育て方①プランター
小さいプランターだと根詰まりして育たなくなるので、なるべく大きいサイズのプランターを選んで育てましょう。
育て方②土
水はけと通気性のある、園芸用品の草花用培養土を使いましょう。自分で作った土でも大丈夫です。作り方は、赤玉土小粒6:腐葉土3:軽石1の割合で作ります。
育て方③水やり
プランターだと過湿になりやすいので、土が乾燥したら水やりを行います。
育て方④置き場
プランターの置き場は、直射日光が当たる場所で大丈夫なので、日当たりのよい場所に置いて育てます。また、湿気に弱いので風通しのよい場所で育てましょう。特に湿気が多い時期はプランターの置き場に注意してください。
育て方⑤植え替え
植え替えは1年に1回、春か秋に根を傷つけないように古い土を落とし、株分けをして植え替えます。
育て方⑥手入れ
タチアオイは高く上に伸びるので、支柱で固定して風で倒れないようにしましょう。
タチアオイの増やし方
そっくりな花が何種類かある中、一番最初に咲き始める。もう種になっているのもあって、ほぐしてみると小さなサルノコシカケみたいな形状です。#タチアオイ pic.twitter.com/17GggPgYuX
— はる (@kodomohalsan) July 12, 2018
タチアオイを増やす方法は、種まきや多年草なら株分けといった種類の増やし方があります。種の採取は、花が咲き終わったらできます。株分けの増やし方は、根を傷つけないように株を掘り、1株に3~5個芽がつくよう根を切り分けて株分けして増やしましょう。
かかりやすい病気や害虫
タチアオイがかかる病気
タチアオイがかかる可能性がある病気には、斑点病、炭そ病、ウイルス病があります。
斑点病
斑点病の特徴は、葉や葉柄、茎に、褐色の小さな斑点が発症し、病斑に穴があき、葉が落ちてしまいます。水はけが悪い場合に起こりやすいので注意します。
炭そ病
炭そ病の特徴は、葉に褐色の小さな斑点が発症し、不整円形で淡褐色から黒色の病斑になり、葉の全面に広がっていきます。さらに悪化すると、病斑の中央部に穴があきます。水はけが悪かったり、チッ素の多い肥料を多く与えたりした場合に発生しやすいので注意します。
ウイルス病
ウイルス病は、葉に濃淡のモザイク模様が発症するのが特徴です。アブラムシが関係する病気なので、アブラムシが付かないようにしましょう。かかってしまったら処分するしかないので、ウイルス病には特に気を付けて育てましょう。
タチアオイにつきやすい害虫
タチアオイはハマキムシ、アブラムシによる害虫被害があります。害虫被害が比較的多いので注意しましょう。
ハマキムシ
ハマキムシは、葉っぱの中に寄生しています。見分け方は、葉の上にふんが落ちていると、そこに生息しているのがわかります。捕殺するか、オルトラン水和剤で退治しましょう。
アブラムシ
アブラムシは、春に葉や新芽に発生しやすいので注意しましょう。見つけたら殺虫剤でアブラムシを駆除します。数が少ないうちなら潰して退治できます。
まとめ
過湿に弱いタチアオイを枯らさずに上手に育てるには、湿気に注意し、日当たりのよい場所で育ててください。タチアオイはいろいろな種類があるのが魅力の植物です。自分好みの種類を見つけて、きれいに咲く花を楽しんでくださいね。
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