ゴルビーの特徴についてご理解いただけたでしょうか?次に希少なゴルビーのおいしい食べ方、皮のむき方、保存法、購入方法など、ゴルビーを味わい尽くすための方法をご紹介しましょう。
選び方
おいしいゴルビーを選ぶためには、次の点をチェックしてください。まず果皮が美しい赤色であること、果皮にしっかりしたハリがあること、軸もしっかりして枯れていないもの、そして、果皮に白い粉状ものがついているものです。この白い粉はブルームと呼ばれ、糖分が表面に浮き出てきたものなので、ブルームが多ければその果肉には甘みがじゅうぶんにあるというサインなのです。
完熟
旬の季節がとても短く、生産量も少ない希少なゴルビーですから、食べ頃にいただきたいものですね。ゴルビーをおいしく食べるためにもっとも大切なのが、完熟状態であることです。ぶどうは追熟することがないので、完熟の状態で収穫することが求められます。収穫後はなるべく早く食べ頃を逃さないのがゴルビーを堪能する秘訣ですよ。
保存方法
ゴルビーは新鮮なものを食べていただきたいのですが、どうしてもという場合の保存方法をご紹介しましょう。ゴルビーを新聞紙で包んで直射日光を避けて涼しい場所に保管します。気温が高い季節なら冷蔵庫にいれておきましょう。軸を残した状態で1粒ずつ切り離して保存袋にいれると保存期間が延びますよ。冷凍保存するのもいいですね。
食べる前の準備
食べる直前に洗うということがおいしく食べるためのポイントになります。粒に付着する白い粉は乾燥を防ぐ役割があるので、水洗いは食べる直前にしましょう。少し冷やすと甘みのバランスがよくなり風味が増します。冷やしすぎは甘みを感じにくくなるので、10℃くらいに冷蔵庫で冷やすことをおすすめします。
食べ方
ゴルビーを皮つきで食べられるかは難しいところです。外皮が薄いものなら食べられるという方もいらっしゃるでしょうが、皮が厚くなると口の中に残ってしまいます。ゴルビーの皮はしっかりと厚みがあり果肉から離れやすいのでむいてから食べることをおすすめします。皮ごと口にいれて果肉を押し出そうとしても実離れが悪いのでうまくいかないのです。
皮のむき方
皮をむいてから食べる場合は、軸の反対側の外皮にナイフなどで十字の切り込みをいれて、切り口を指でつまんで皮をむくと簡単に取り除けます。ゴルビーは種がないの品種なので、皮をむいた果肉を切り分けるのも簡単ですね。ケーキのデコレーションやデザートにはカットして使います。
ゴルビーの購入方法
旬の季節が2週間ほどしかない上、生産量の少ないゴルビーですから、気軽に見つけたら買うということができません。ゴルビーを購入したいという場合は、通販がおすすめです。山梨県の農園では朝採りのゴルビーを販売されているので、新鮮なゴルビーを買えますし、農園でぶどう狩りを開催されることもあるので、参加されてはいかがでしょうか。通販でも数に限りがあるので予約販売などを利用したいですね。
まとめ
大きな赤い粒にギュッとつまった甘みが特徴のゴルビーについてお話してきました。ぶどう好きならぜひゴルビーを食べてみたいですし、希少なフルーツですからギフトにしてもきっとよろこばれるでしょう。短い収穫期間を逃さず購入したいものですね。
- 1
- 2
出典:写真AC