スチューベンのおいしい食べ方
スチューベンは皮が硬いため果肉と一緒に食べません。しかし、皮と果肉の間が一番甘いため、食べる前に皮を剥いてしまうと一番おいしい部分を捨ててしまうことになります。粒を皮ごと口に入れ、口の中で果肉と果汁を味わってから最後に皮を出す方法がおすすめです。種を一緒に食べても問題ありませんが、種の周りの酸味が気になる方は飲み込まず出しましょう。
加工品
寒冷地は低温のため病害中の発生が少ない地域です。このためスチューベンは病害虫の薬剤が抑えられて栽培されており、安心して皮ごとジャムやジュースに加工できます。濃厚な甘みを活かしてお菓子やパンに利用してみてはいかがでしょうか?皮の紫色が活かされて美しく仕上がります。皮のごわつきが苦手な方は、冷凍シャーベットや干しぶどうにすると気にならず食べられます。
保存方法
スチューベンは日持ちするぶどうですが、保存する場合は新聞紙やポリ袋などに入れて乾燥を防いだほうがよいです。冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ぶどうの皮に付いている白い粉は洗い流さないようにします。この白い粉は鮮度を保ち、害虫予防の役目があるためそのままにしたほうが美味しさを保てます。
ボタニ子
長く保存できるからお歳暮に贈るのもいいですね!
スチューベンの購入方法
甘みの強いスチューベンは、果物が少なくなる冬に購入できることが魅力ですね。生産地の道の駅の他、ネットショップでも新鮮な状態で購入できます。また、ぶどう農園のオンラインショップを利用する方法もあります。2~5kg入っていて5,000円前後の価格のものが多いです。貴重なぶどうですがお手頃な価格で購入できるのもいいですね。
購入方法
①道の駅から購入する
青森県鶴田町はスチューベンの生産地として有名です。この鶴田町の道の駅ではスチューベンの他、どら焼きや羊羹、クッキーやゼリーなど珍しい加工品も豊富に販売されています。また、田んぼアートで有名な青森市田舎館村の道の駅でもスチューベンの販売をしています。スチューベンワインとジュースがすぐに売り切れるほど人気です。
②ぶどう農園のオンラインショップから購入する
佐藤農園はスチューベンの栽培から発送までの全作業をご夫婦でされている個人農園です。栽培の様子がホームページに載せられているため安心して購入できます。津軽ぶどう村は、津軽ぶどう協会生産者によって誕生した農業法人で、生産者の方々が自信と責任をもってスチューベンを販売されています。一箱一箱に生産者のお名前が記入されているため信頼できますね。
③Amazonや楽天市場などネットショップから購入する
Amazonや楽天市場など大手ネットショップからも購入できます。産地直送で自宅用、贈答用どちらにも対応してくれます。寒い時期のお出かけが難しい方は、ネットショップの利用がおすすめです。
まとめ
糖度が高く貯蔵もできるスチューベンは「冬ぶどう」 や「雪ぶどう」という名前で呼ばれています。寒い時期にこたつに入りながら、みずみずしいぶどうを食べてみませんか?口の中にとろけるような甘さと香りが広がりますよ。長く貯蔵できるため贈答用にもおすすめです。
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出典:写真AC