アテモヤ栽培のコツ
温度や湿度の管理
アテモヤは温度や湿度の管理、水やりした後の土の管理などが大切です。枝葉の成長期や実がついてからは14~25℃以上、冬は3~5℃以上を保たなければなりません。このため育てる場所によっては温室が必要になります。授粉させるときの湿度も低いと成功率が下がるため、乾燥を避けた環境づくりが大切です。
剪定作業
剪定は2月下旬に始め、6月に本格的な剪定をします。6月までは小まめに病害虫の発生を避ける目的で小枝を剪定しましょう。次の樹枝を伸ばしたいときは、伸ばしたい場所の葉っぱの葉がらを残して剪定すると、そこから新芽が生えます。
アテモヤの収穫と食べ方
収穫のタイミング
結実から4~5カ月後を目安に
結実し、400g前後に育った果実を収穫します。緑色の強かった色が少し白っぽくなったら収穫可能です。常温で5日〜7日ほど追熟して食べましょう。追熟とはそのまま適温(20℃以上)で保存し、果実が熟すのを待つことをいいます。
食べ方
カットの仕方
よく追熟して食べ頃になったらカットして食べます。アテモヤは真ん中で2つにカットして、さらに2等分~3等分に切り分けます。スプーンなどで果肉をすくって食べましょう。
まとめ
アテモヤは南国の雰囲気が魅力の果物です。なかなか店頭では見かけないため、育ててみるのがおすすめです。収穫したアテモヤを使っておいしいデザート作りをしてみませんか。森のアイスクリームと呼ばれる風味をもった甘い果実を、ぜひ楽しんでみてください。