栗の美味しいレシピをご紹介
栗にはたくさんの料理方法があります。そのままの姿で楽しむレシピもあれば、ペースト状にして食べるレシピもありますよ。いくつか栗の美味しい料理方法をご紹介しますので、気になるレシピがあればぜひ挑戦してみてください。
レシピによって種類を変えよう
栗にはたくさんの種類があるのはご存じでしょうか。芝栗、利平、丹波栗、丹沢などそれぞれ甘味や香り、大きさなどの特徴が違ってきます。栗の種類はレシピによって変えてみるといいでしょう。レシピにあう栗を使うと見栄えがよかったり、味が他とは違ったりと新しい発見もあるかもしれません。栗を購入するときは、ぜひ栗の種類にも着目してみてくださいね。
レシピ①栗の渋皮煮
栗の渋皮煮は、その名の通り渋皮を残したままで甘く煮てしまうという食べ方です。渋皮なんて食べられないと感じるかもしれませんが、まったく剥かないわけではありません。剥きかたによっては渋皮が残ったままでもおいしい食べ方ができるという、素晴らしい料理です。
おすすめの種類
栗の渋皮煮は大きい粒の栗があいます。おすすめは丹波栗です。利平栗も美味しいですが、煮くずれしやすいので注意しましょう。また粒の小さい栗は見栄えもよくなく、食べ応えもないためおすすめできません。ぽろたんなどの渋皮が剥けやすい特徴のある栗も、渋皮煮にはやめておく方がいいでしょう。
材料
用意するもの
- 栗・・・・・・500g
- 砂糖・・・・・剥いた栗の重さの6割程度の量
- 重曹・・・・・小さじ1
作り方①栗の下処理をする
まずは熱湯でふやかして鬼皮を剥きましょう。このとき渋皮に傷をつけないよう注意します。渋皮煮の煮くずれの原因は渋皮に傷がつくことです。剥き終わったら重曹を入れたお湯にを鍋に沸かして、栗を入れます。お湯を沸騰させすぎないよう気を付けて、10分ほど茹でましょう。ここで別の鍋にもお湯を沸かしておきます。
ボタニ子
ボタ爺
渋皮煮の場合初めは茹でこぼすから、そこまで神経質に灰汁をとる必要はないぞ。
作り方②お湯を変えて繰り返す
栗を茹でて10分ほどたったらざるにとり、水を切ります。その後すぐに湯を沸かしておいた別の鍋に入れてもう一度茹でましょう。重曹は入れる必要はありません。ただしこの作業は3、4回繰り返す必要があります。煮汁が黒くなく、透き通るような赤茶色になったら終わります。煮汁がいい色になったら火を止め、お湯を半分ほど捨てて水を足しましょう。一気に冷やすと栗が割れてしまうので注意が必要です。
作り方③繊維や筋を取り除く
茹で上がった栗から繊維や筋を取り除きましょう。渋皮をとる必要はありませんが、繊維や筋まで残しておくと食感が悪くなります。できるだけ丁寧に、渋皮を傷つけないように取り除くことが肝心です。つまようじなどを使うと簡単に取れます。
作り方④煮汁で甘く煮つける
栗を鍋に入れて、栗にちょうどかぶるくらい水を加えます。火をつけて、砂糖を半分入れましょう。鍋の大きさは、栗が重ならないくらいの大きさがベストです。煮立ったら残りの砂糖を加えて、灰汁をとりましょう。落し蓋をして、弱火で20分ほど煮たら完成です。
灰汁が出てくるけど、とった方がいいのかな?