ブルーガーデンのアクセントにおすすめ!色別の花12選とカラーリーフ9選!

ブルーガーデンのアクセントにおすすめ!色別の花12選とカラーリーフ9選!

「ブルーガーデンを作ってみたいけど、青い花だけで庭を作るのは難しそう」と思われがちですが、カラーリーフや青に近い花色を組みあわせれば大丈夫です。この記事でご紹介するアクセントになる花12種とカラーリーフ9種を使って、ブルーガーデンにぜひ挑戦してみてくださいね。

記事の目次

  1. 1.ブルーガーデンのアクセント12選
  2. 2.ブルーガーデンのアクセント①白い花
  3. 3.ブルーガーデンのアクセント②グリーンの花
  4. 4.ブルーガーデンのアクセント③ピンク色の花
  5. 5.ブルーガーデンのアクセント④紫の花
  6. 6.ブルーガーデン向きのカラーリーフ9選
  7. 7.ブルーガーデンに合わせるグリーンリーフ
  8. 8.ブルーガーデンに合わせるシルバーリーフ
  9. 9.ブルーガーデンに合わせるブロンズリーフ(銅葉)
  10. 10.まとめ

ブルーガーデンのアクセント12選

出典:写真AC

ブルーガーデンなのに青以外の色?と思われるかもしれませんが、違う色がアクセントとして入ることによって、青い色がより強調されます。邪魔にならない白やクリーム系の黄緑と、青に近い紫から、グラデーションの延長となる紫系のピンクまでを使用範囲として組みあわせていきましょう。

ブルーガーデンのアクセント①白い花

Photo byMyriams-Fotos

白い花はどの色ともあわせやすい万能選手です。ブルーガーデンの中でも青い花をうまく引き立ててくれるでしょう。白い小花の中に大きめの青い花、あるいは大きな白い花の後ろに青い小花を配置すると、バランスよくまとまります。白い花の欠点として、花の枯れたあとが茶色く見苦しい場合がありますので、花後は早めに摘み取るか剪定しましょう。

カラミンサ・ネペタ

Photo by wallygrom

株立ちとなって高さので出るカラミンサは、花弁や葉の大きな植物の隣に配置するとセンスよくまとまります。真夏の期間は若干花付きが落ちますが、切り戻しておくと、秋にまた元気に花を咲かせてくれるありがたい存在です。

  • 開花時期:7~10月
  • 草丈:中
  • 分類:宿根草
  • 特徴:多花性、芳香あり、こぼれ種で増える、白い花は気温が下がると薄紫色に変化する

カラミンサの育て方!管理のコツや上手な増やし方などをご紹介!のイメージ
カラミンサの育て方!管理のコツや上手な増やし方などをご紹介!
カラミンサとは、ハーブに分類される多年草植物です。開花時期が長く、ミントのようなさわやかな香りが楽しめ、寄せ植えやグランドカバーなどでよく利用されています。今回は、カラミンサの育て方のコツや、上手な増やし方についてご紹介します!
カラミンサとは?ハーブとしての特徴や用途・効能をご紹介!のイメージ
カラミンサとは?ハーブとしての特徴や用途・効能をご紹介!
カラミンサはハーブとして知られる植物です。カラミンサがどのような植物なのか、基本的な品種や香りなどの他、ハーブとしての効果・効能について分かりやすくまとめました。また、カラミンサを食用に利用する場合の注意点も詳しく解説していきます。

モナルダ

Photo by FritzFlohrReynolds

背の高いモナルダは、濃い緑の葉色と大きな白い花で、ボーダーガーデンの背景を引き締めてくれます。肥料がよく行き渡って花が大きくなりすぎると、雨の後などに倒れやすくなるので注意しましょう。群生にするととても見栄えのよい植物です。

  • 開花時期:7~10月
  • 草丈:中~高
  • 分類:宿根草
  • 特徴:ハーブ、群生向き、植えっぱなしで毎年増える、白い花以外にピンク・紫・赤などがある

モナルダの育て方!剪定・種まきなど手入れのタイミングやコツを解説のイメージ
モナルダの育て方!剪定・種まきなど手入れのタイミングやコツを解説
イングリッシュガーデンやボーダーガーデンでは欠かすことのできないモナルダは、比較的育て方も簡単で、たいへん美しい花を咲かせるハーブです。今回はモナルダの育て方や手入れ方法を中心に、楽しみ方や名前の由来、手に入れやすい品種などをご紹介をしていきます。
モナルダ(ベルガモット)とは?伝統的なハーブの特徴と育て方を解説!のイメージ
モナルダ(ベルガモット)とは?伝統的なハーブの特徴と育て方を解説!
モナルダ(ベルガモット)をご存知ですか?原産地は北アメリカで、香りがよく古くからハーブとして親しまれている植物です。赤色やピンク色などさまざまな花色があり、どの色も蜜が多く養蜂場でも利用されています。そんなモナルダの特徴や育て方、花言葉などをご紹介します。

ホワイトレースフラワー

Photo by photofarmer

細い葉と白い花がとても繊細な雰囲気のホワイトレースフラワー。花房が大きいことから、群生するとフォーカルポイントになります。細かい花が強めの青い色を引き立ててくれる効果があるので、同じくらいの高さの青い花と混植にしてもよいでしょう。

  • 開花時期:4~6月
  • 草丈:中~高
  • 分類:一年草
  • 特徴:他植物との混植向き、強風に注意、高温下では発芽しにくい

ホワイトレースフラワーの育て方!植え付けから開花までのコツをご紹介!のイメージ
ホワイトレースフラワーの育て方!植え付けから開花までのコツをご紹介!
小さく可憐な花の集まりが、レースに見立てられるホワイトレースフラワーは、季節を選ばず手に入るので、切り花としても非常に人気の高い花です。この記事では、和名や花言葉、品種など、ホワイトレースフラワーの特徴から、育て方まで詳しくご紹介します。

ブルーガーデンのアクセント②グリーンの花

Photo bymyshoun

黄緑に近いグリーン系の花色は、葉の緑と調和するためブルーガーデンのイメージを壊しません。青い花の中では明るさが際立つので、フォーカルポイントとして利用してもよいでしょう。アジサイでもおわかりのように、クリーム~黄緑のグラデーションと青い花は、とても相性のよい組みあわせです。

緑の花は珍しい?グリーン系の花の品種と、アレンジ方法を一挙ご紹介!のイメージ
緑の花は珍しい?グリーン系の花の品種と、アレンジ方法を一挙ご紹介!
生花店の店頭には、四季を通じていろいろな花が並びます。赤や白、ピンクなどの定番の色から、黒系のシックな植物までさまざまです。豊富な花色の中には緑色も含まれますが、緑色の花が浮かばないという方も少なくないでしょう。この記事では、珍しい印象の緑の花を紹介します。

アルケミラ・モリス(レディスマントル)

Photo by LennyWorthington

イングリッシュガーデンでは定番のアルケミラモリスは、冷涼な気候を好むので、北関東以北での栽培をおすすめします。掌状の葉とライムイエローの花がとても美しい花で、青い花にもよく映えます。縁取りにする場合は、草丈が低いので雨後の泥はねに注意してください。

  • 開花時期:5~7月
  • 草丈:低
  • 分類:宿根草
  • 特徴:ハーブ、冷涼な気候を好む、花壇の縁取りとしても可

アルケミラモリスの育て方!手入れのコツや切り花の活用方法を紹介!のイメージ
アルケミラモリスの育て方!手入れのコツや切り花の活用方法を紹介!
小さな淡い黄緑色の花を咲かせるアルケミラモリスはイングリッシュガーデンでは定番の植物です。お庭でさまざまな花と寄せ植えを楽しむほかに、アルケミラモリスの切り花はドライフラワーにも向いています。育て方のコツと花の楽しみ方をお伝えしましょう。

クリスマスローズ

Photo byNennieinszweidrei

品種が豊富なクリスマスローズは花色も多彩です。中でもピンクとグリーン系の花の美しさには定評があります。上の画像はグリーン単色の花ですが、ピンクのグラデーションの入った品種もブルーガーデンにうまく調和します。

  • 開花時期:12~翌5月
  • 草丈:低~中
  • 分類:宿根草
  • 特徴:花色・品種豊富、半日陰を好む、高温多湿に注意、カラーリーフとして使用

クリスマスローズの「植え替え方法」を初心者にもわかりやすく解説!のイメージ
クリスマスローズの「植え替え方法」を初心者にもわかりやすく解説!
俯いて咲く姿に気品が漂うクリスマスローズ。丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめの植物です。クリスマスローズの初めての植え替えに失敗しないためにも、植え替え時期や、必要なもの、手順や注意点など植え替えの基本的な流れについてご紹介していきます。
クリスマスローズの人気10品種を画像でご紹介!おすすめはどれ?のイメージ
クリスマスローズの人気10品種を画像でご紹介!おすすめはどれ?
神秘的な美しさで多くの人を魅了するクリスマスローズ。その花色や花形はじつに豊富です。育ててみたいけど、あまりの種類の多さに一体どれにすればいいの?と迷ってしまいますよね。今回は初心者でも分かりやすいように、人気のクリスマスローズ10種類を写真でご紹介します。

カシワバアジサイ

Photo by T.Kiya

しっとりとした大人の雰囲気のカシワバアジサイは、クリーム色からグリーンへのグラデーションがたいへん美しい花です。ボーダーガーデンでは中央から後方の背景として活用できますが、青いアジサイと組みあわせた、アジサイだけのブルーガーデンもすてきです。

  • 開花時期:5~7月
  • 草丈:中~高
  • 分類:落葉低木
  • 特徴:日陰でも育つ、栽培が容易、和洋どちらの庭でも楽しめる

カシワバアジサイの育て方!鉢植えでの管理や剪定方法などをご紹介!のイメージ
カシワバアジサイの育て方!鉢植えでの管理や剪定方法などをご紹介!
カシワバアジサイという植物を知っていますか?葉が柏に似ているため、柏葉(カシワバ)アジサイと呼ばれています。普通のアジサイよりも丈夫で、育て方も簡単です。そんなカシワバアジサイの育て方や鉢植えでの管理、剪定方法などをご紹介します。
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)とは?基本情報など花の特徴を紹介!のイメージ
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)とは?基本情報など花の特徴を紹介!
梅雨の時期、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)はひと際目を引く美しい花を咲かせます。まるでソフトクリームのような咲き姿で、多くのガーデナーを虜にしているアジサイです。カシワバアジサイの特徴や花言葉などの魅力を知って、ガーデニングやプレゼントに役立てましょう。

ブルーガーデンのアクセント③ピンク色の花

Photo bystux

色相環上では青から少し離れた位置にあるピンクですが、紫の延長上のグラデーションということで考えれば、大きな違和感はありません。できれば赤寄りのピンクよりは紫寄りのピンクを選ぶと、ブルーガーデンになじむでしょう。引き締め役である紫とは対照的に、やわらかなピンク色には空間を広げて見せる効果があります。

ピンク色の花図鑑(12種類)各種の名前・特徴・花言葉などをご紹介!のイメージ
ピンク色の花図鑑(12種類)各種の名前・特徴・花言葉などをご紹介!
ピンク色の草花には、かわいい小花から大輪の花まで、季節問わずにさまざまな種類があります。この記事では、ピンク色の花を春夏秋冬の季節ごとに紹介します。明るく華やかなピンク色は、ガーデニングや寄せ植えなどでも大活躍の色ですね。ぜひお好みの花を見つけてみてください。

ジギタリス

Photo by tracie7779

ボーダーガーデンには欠かせないジギタリスは、イングリッシュガーデンでもおなじみの植物です。ブルーガーデンでは黄色寄りではなく、青味がかったピンクを使うとよいですね。かなり存在感があるので、青い花よりも目立ってしまわないように配置しましょう。

  • 開花時期:5~7月
  • 草丈:高
  • 分類:宿根草(二年草扱い)
  • 特徴:ボーダーガーデン後方向き、花後切り戻すと二番花が楽しめる

ジギタリスの育て方!倒さず上手に管理するコツや増やし方を解説!のイメージ
ジギタリスの育て方!倒さず上手に管理するコツや増やし方を解説!
ジギタリスは背丈が高く、ベルのような花をたくさん咲かせて、人気がある植物です。暑さには少し弱いのですが、育て方によっては毎年花を咲かせることもできます。そんなジギタリスの育て方や、背丈が高いのでどうすれば倒れずに管理できるのかなどの手入れについてご紹介します。

シュウメイギク

Photo byHans

見た目は気品ある風情のシュウメイギクですが、肥料をさほど必要としないたくましい花です。群生して咲く花姿はボーダーガーデン向きですので、周囲の青い花とのバランスを考えながら配置しましょう。

  • 開花時期:10~11月
  • 草丈:中
  • 分類:宿根草
  • 特徴:西日を避ける、肥料は少なめに、八重咲種あり、花色は白・ピンク

秋明菊(シュウメイギク)とは?特徴や植え替えの時期・手順を解説!のイメージ
秋明菊(シュウメイギク)とは?特徴や植え替えの時期・手順を解説!
秋明菊は別名「貴船菊(キブネギク)」とよばれるキンポウゲ科の多年草で、古くから日本で自生しています。秋には風にゆれる長い花茎が特徴で、優雅でな姿に魅了させられる植物です。手入れも簡単で丈夫な秋明菊の、植え替え時期や方法とかんたんな増やし方をご紹介いたします。

オレガノ・ケントビューティー

Photo by cultivar413

独特な花姿が目を引くオレガノ・ケントビューティー。先端の花のように見える部分はピンク色の萼(がく)で、小さな花がその萼の隙間から見られます。インパクトのある草姿を、花壇の縁に被さるように配置するとおしゃれに見えますよ。

  • 開花時期:5~7月、9~11月
  • 草丈:低
  • 分類:宿根草
  • 特徴:ハーブ、花期が長い、芳香あり、ピンク色の花は目立たないが萼が楽しめる

オレガノケントビューティーとは?特徴や剪定方法などの育て方を紹介!のイメージ
オレガノケントビューティーとは?特徴や剪定方法などの育て方を紹介!
オレガノケントビューティーとはハーブとして知名度の高いオレガノの仲間であり、花オレガノと呼ばれています。特徴的な花を咲かせ、観賞用として人気の高い植物です。今回はオレガノケントビューティーの特徴や育て方、剪定方法、増やし方などをご紹介します。

ブルーガーデンのアクセント④紫の花

Photo byGLady

濃い紫は、ボーダーガーデンの縁取りとして足元に配置しても、背景となる後方に配置しても、ほどよいアクセントになります。また、薄い紫を後方に配置すれば、庭全体を柔らかい印象でまとめられるでしょう。紫は色相環上で青の隣に位置していますので、ブルーガーデンのイメージを崩すことなく使用できます。

紫色の花・植物20選!薄紫や青紫に咲く草花などを一覧でご紹介のイメージ
紫色の花・植物20選!薄紫や青紫に咲く草花などを一覧でご紹介
紫色の草花といえば、どんな花を思い浮かべますか?藤色でお馴染みのフジ、青紫色の紫陽花、薄紫色のクレマチス。春夏秋冬、紫色の花を咲かせる草花はたくさんの種類があります。今回この記事では、紫色の花を咲かせる草花を20種類、季節に分けてご紹介します。

ミヤコワスレ

出典:写真AC
 

ミヤコワスレの花色は、白、ピンク~紫と、青い花にあわせやすいものばかりです。その中でも特におすすめしたいのは、青に近い紫色です。くっきりとした濃い紫は青い花の代用としても使えますし、青い花の隣に配置すればブルーガーデンの印象をより強くしてくれるでしょう。

  • 開花時期:5~6月
  • 草丈:低~中
  • 分類:宿根草
  • 特徴:半日陰を好む、放任でよく育つ、白絹病予防のため数年おきに場所を変える必要あり

都忘れ(ミヤコワスレ)とは?花言葉や開花時期などの特徴を紹介!のイメージ
都忘れ(ミヤコワスレ)とは?花言葉や開花時期などの特徴を紹介!
日本で古くから親しまれてきた植物、都忘れ(ミヤコワスレ)は、興味深い花言葉をもちます。その花言葉とその背景のストーリーをまとめました。その他、都忘れ(ミヤコワスレ)の開花時期、数多くの名前、園芸種として改良された愛らしい花などの特徴を解説します。

ストエカス・ラベンダー(フレンチラベンダー)

Photo by mcgrayjr

ウサギの耳のような花が個性的なストエカス・ラベンダーも、ピンクに近いものから青に近いものまで、紫系の花色に幅があります。青や白い花とのバランスも考え、庭の雰囲気にあった品種を選びましょう。

  • 開花時期:6~7月
  • 草丈:高
  • 分類:宿根草
  • 特徴:ハーブ、常緑性、耐暑性強、芳香あり、花色は白・ピンク・紫がある

フレンチラベンダーの育て方!切り戻し剪定の時期や花後の管理を紹介のイメージ
フレンチラベンダーの育て方!切り戻し剪定の時期や花後の管理を紹介
フレンチラベンダーはうさぎの耳に似たかわいい花が特徴です。フレンチラベンダーを長く咲かせる育て方のコツを紹介します。ふんわりとまとまりよく咲くので、鉢植えや寄せ植えが人気ですね。剪定や花がら摘みなど、お世話のポイントも育て方と併せてお伝えします!

ペチュニア

Photo byJACLOU-DL

ペチュニアはプランターでもおなじみの縁取り向きの植物です。地植えの場合、ボーダーガーデンの最前列に、青や白の小花と混植するのもおすすめです。花束のような華やかな印象になりますよ。同系色のペチュニアを組みあわせてもすてきです。

  • 開花時期:4~11月
  • 草丈:低
  • 分類:一年草
  • 特徴:耐暑性強、花期が長い、花色・サイズ・八重咲きなど品種が豊富

ペチュニアの上手な寄せ植え方法!季節ごとに相性の良い草花もご紹介!のイメージ
ペチュニアの上手な寄せ植え方法!季節ごとに相性の良い草花もご紹介!
公園や玄関先などでよく見かけ「花壇の女王」と呼ばれるペチュニア。初心者でも簡単に育てられるペチュニアを使った寄せ植えも人気を集めています。季節に合った植物をあわせるのも魅力です。そんなペチュニアの寄せ植えの植え方と、季節ごとの相性の良い植物を紹介します。
ボタニ子

ボタニ子

次のページではブルーガーデンに最適なカラーリーフをご紹介します。

次のページ

ブルーガーデン向きのカラーリーフ9選

関連記事

Article Ranking