ハーデンベルギアの枯れる理由
ハーデンベルギアは、強い西日に当てると葉焼けで枯れることがあります。また、梅雨の高温多湿の時期も枯れる原因となります。原因は根腐れにあり、空気が根にいきとどかなくなるため枯れてしまうのです。枯れるのを防ぐ方法は、西日の当たる場所は避け、根腐れがおきたときは水はけのよい用土に変えることです。
冬場に枯れる原因は気温
冬場に枯れる原因となるのは、気温です。大株になれば屋外でも冬越しできますが、購入したばかりの苗は根がはっていない状態のため冬越しできません。そのため、気温が0℃以下の環境になると、枯れる原因となります。購入したばかりの苗は、暖かい季節を迎えるまで植え付けず、暖かい室内で冬越ししましょう。庭植えで冬越しをする場合は、霜よけ対策として株元にマルチングをします。
ハーデンベルギアの増やし方
ハーデンベルギアの増やし方は、挿し木と種まきです。手軽に増やしたい場合は、剪定したときに取り除かれた枝を挿し木として利用しましょう。種まきの場合は、種から苗に育てるまで時間がかかります。
挿し木での増やし方
- 挿し木には、今年延びた新しい健康な枝を選びましょう。挿し木を15cmの長さに切ります。葉は2~3枚程度残しておきます。
- 挿し木は水の中に1日つけておき、翌日、赤玉土に挿しましょう。管理する場所は、日陰の風通しのよい所です。土の表面が乾いていたら水やりをしましょう。
- 1ヵ月程すると発根します。発根すると、根がぐらつかなくなります。葉が出始めたら植え替えをしましょう。
挿し木する時期
挿し木の適期は、開花後の5月~6月です。梅雨に入る前に行いましょう。また、小鉢で育てたい場合は、9月~10月に挿し木をするとコンパクトな大きさで開花の時期を迎えます。
種まきでの増やし方
種での増やし方は、苗を作るということです。ハーデンベルギアの種は、豆のような実の中にあります。その実から種を採取したら、そのまま直ぐにまきましょう。芽が出て成長すると、新しい苗になります。
まとめ
ハーデンベルギアは、常緑なので外からの目隠しとしてフェンスなどに絡められます。また、剪定や刈り込みを工夫すれば、思いのまま大きさや形を変えられ楽しめます。病気にも強く、増やし方も簡単なので初心者にぴったりな植物です。ぜひ栽培してみてください。