7月に植える野菜⑥ニンジン
カロテンやビタミンBを含む緑黄色野菜のニンジンは、7月~8月にかけて種まきをすることができます。発芽にコツが必要で、苗が小さいうちは生育が遅く、雑草の処理が重要です。畑で育てるイメージが強いですが、根の短い三寸ニンジンやミニニンジンであれば、プランターでも栽培ができます。
ニンジンの種まき
土に1cmほどの溝を作り、1cm間隔で種をまきます。ニンジンの種は光が当たらないと発芽しないため、土は薄くかぶせます。発芽するまでは、毎日水やりを行い乾燥しないようにしましょう。不織布があれば、発芽するまでの間上からかぶせることで保水性が上がります。双葉が生えてきたら、株間が3cmくらいになるようにニンジンの苗を抜く間引きをします。
人参の追肥と土寄せ
間引きは3回行い、最終的に株間を10cmにします。2回目の間引き以降は肥料を株の周囲にまき、ニンジンの根元に土をよせる土寄せを行います。以降は2週間に1回、同じようにして追肥と土寄せを行います。これはプランター栽培でも同様です。土寄せと追肥を行うことで立派なニンジンに成長します。収穫は種まきから3か月~4か月後になります。
7月に植える野菜⑦シソ
ネギと同様、薬味として使われるシソ。葉が緑色の青ジソと葉が赤色の赤ジソがありますが、殺菌などの効能はほぼ一緒です。暑さに強く育てやすいうえ、葉っぱだけでなく穂や実、芽も食べることができるため、家庭菜園におすすめの野菜です。
シソの苗の植え付けから収穫まで
シソの苗の植え付けは5月~7月頃までに行います。シソの株どうしは20cm~30cmほど離して植え付け、2週間ごとに追肥を行いましょう。高さが30cmになったら一番伸びている枝の先端を収穫もかねて取ります。これによりわき芽が伸びて、さらに葉っぱが増えます。シソの穂を収穫する場合は、花が咲く前に穂の付け根から切り取って収穫します。
シソの葉が固くなったら
シソの葉っぱが固くなるのは水不足や、株の老化が考えられます。水やりを増やしたり、敷きわらをして乾燥を防ぎましょう。また、花芽をつみ取って養分を葉に集中させることで、新しい柔らかな葉が生えてきます。
まとめ
今回は7月に植えるオススメの野菜7選の紹介をさせていただきました。春に植える野菜と比べて暑い時期から栽培が始まるので、特に苗が小さいうちは十分な水やりと除草をしっかり行うことがポイントです。野菜を立派に育てて、夏も家庭菜園を楽しみましょう。
- 1
- 2