目隠し・生垣に人気の庭木低木ランキング
数メートルにもなる高木を何本も庭に並べると圧迫感があり、閉鎖的な印象を与えがちです。しかし低い木ならば、それほど圧迫感を与えず、適度に人の視線を遮ってくれます。そんな樹木を見ていきましょう。
①ツゲ
和名 | ツゲ |
学名 | Buxus microphylla japonica |
分類 | ツゲ科ツゲ属 |
低木でかつ常緑、そして生垣に使われる樹木といえばツゲ(柘植)でしょう。原産地が日本なだけあって、日本の高温多湿な環境にも十分耐えます。刈り込みや剪定にも強いので、好きな形に生垣を作れるのも魅力です。
イングリッシュガーデンにも使用される
和のイメージが強いツゲですが、その刈り込み強さを生かしてイングリッシュガーデンのトピアリーにも使用されています。おしゃれなイングリッシュガーデンを目指す人にもおすすめです。
②アベリア
和名 | アベリア |
学名 | Abelia x grandiflora |
分類 | スイカズラ科ツクバネウツギ属 |
アベリアは公園などの生垣に非常に多く使用されています。赤みがかった小さな葉と白い花が美しく、下へ美しい曲線を描きながらしなやかな枝が垂れ下がります。
品種も豊富
白い花のイメージが強いですが、ピンクの花をつける品種があります。また斑入りの葉をつける品種もあり、自分の作りたい生垣のイメージに合わせて選べるでしょう。
③コニファー
コニファーはヒノキ科やスギ科など針葉樹の総称です。その多くは常緑で、乾燥にも強く育てやすいといえるでしょう。イングリッシュガーデンにはコニファーは欠かせない1種で、生垣や目隠しの効果を狙って取り入れている人も多い人気の低木です。
コニファーの中で低木の品種は?
針葉樹の総称であるだけあって、コニファーは品種によっては5mにも迫るほど大きくなるものもあります。そんな中で、低木に分類されるものには「ブルーカッペット」「ブルースター」などの品種があります。目的の大きさにあわせて品種の選定を行いましょう。
低木をうまく生かせば、おしゃれな生垣が作れそうなことがよくわかりましたね。続いてはシンボルツリーにおすすめの低木を見ていくことにしましょう。
コニファーの手入れに欠かせない「剪定」の方法について、詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!