ベランダガーデニング実例
狭いスペースでのベランダガーデニングでは、テーマをを決めて庭づくりをしないとまとまりがなく雑然としてしまいがちです。そこで、どんな庭を作りたいのか方向性をまず決め、おしゃれで育てやすい植物を使いながらまとめていきましょう。
実例①和風ガーデン
和風ガーデンは日本の気候にあう植物を中心に作ります。育てやすい竹をシンボルツリーにして、日本に自生するタマシダなどを使うと初心者でも管理がしやすくおすすめです。少し地味な感じがしますが、そこは小物や背景を作ることで、テラスが落ち着いた和風ガーデンとなります。観葉植物のなかには、和風ガーデンに似合うものもありますので積極的につかってみましょう。
実例②カフェスタイルガーデン
カフェスタイルのガーデンでは甘さを抑えて、葉色の濃い常緑樹や黒っぽいワイヤーの家具などで白い空間を引きしめるとおしゃれなプライベートカフェができます。おすすめの常緑樹はトピアリー仕立てのローリエ(月桂樹)でシンボルツリーとなります。また育てやすいオリーブもおすすめの植物です。
トピアリーとは?
トピアリーは園芸の手法で、常緑樹を下の枝はカットしてまるく刈り込んで仕立てた樹でおしゃれな雰囲気がでます。
実例③リゾートガーデン
リゾートガーデンの背景はラスティックを使い観葉植物でも育てやすいものを中心に作り上げます。葉につやのあるゴムの木やシャープな印象のヤシ、育てやすいカボックやヘデラ(つた)でボリュームを出すとふんいきがリゾートらしくなります。
実例④ハーブガーデン
ハーブは種類にもよりますがベランダの乾燥した条件によくあう植物です。軒がでていると雨よけにもなり、蒸れによわいハーブを育てるには適しています。キッチンから直接ベランダにでてハーブを収穫する楽しみもあり、初心者のベランダガーデニングにはおすすめです。
ベランダガーデンの実例まとめ
さまざまなスタイルが楽しめるベランダガーデニングですが、それぞれ上手に楽しむコツがあります。もう一度おさらいしてみましょう。
ベランダガーデニング・タイプ別のポイント
- 和風ガーデン...日本の気候に合う植物で落ち着いたデザインに
- カフェスタイル...葉色の濃いものを中心に引き締まった色合いを演出
- リゾートガーデン...個性的な葉をもつ観葉植物をそろえてみる
- ハーブガーデン...蒸れに弱いのでベランダの乾燥した条件にピッタリ