ベランダガーデニングの始め方!初心者向けの知識&育てやすい植物12選!

ベランダガーデニングの始め方!初心者向けの知識&育てやすい植物12選!

狭いスペースでも楽しめるベランダガーデニングの始め方を実例をまじえてご紹介します。ベランダの環境は乾燥しやすく、夜間の温度がさがりにくいので植物選びに気をつけましょうね。この記事ではベランダガーデニングの初心者の方が知りたいことを実例でご案内しました!

記事の目次

  1. 1.ベランダガーデニングとは
  2. 2.ベランダガーデニング実例
  3. 3.ベランダガーデニングおすすめ植物12選
  4. 4.ベランダガーデニングの注意点
  5. 5.初心者のためのQ&A
  6. 6.まとめ

ベランダガーデニングおすすめ植物12選

ベランダガーデニングでは、ベランダの環境にあった植物を選ぶことが初心者でも成功する秘訣です。ベランダは乾燥しやすく、夜間温度が下がりにくく、高層階では風の強さにも注意が必要です。初心者におすすめの植物をえらんでみました。

①丈夫な草花3選

ベランダガーデニングでも育てやすい草花をご紹介します。テラスやルーフバルコニーと場面はちがいますが、雨が苦手な植物は軒下で雨よけをします。狭いスペースや日当たりの問題に適応しやすい植物をえらんでみました。

1.オステオスペルマム

キク科の半耐寒性多年草でいろいろな花色があり、軒下であれば冬越しも容易な草花で、乾燥にも強いのでベランダにむいている植物です。

2.ブルーデージー

キク科の半耐寒性多年草で青いデージーに似た花が長期間咲き続けます。水はけのよいい環境を好むので、雨よけをすれば乾燥しやすいベランダで育てやすくおすすめです。春の花後に刈り込むと秋にふたたび開花し、軒下の冬越しが可能です。

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3.フイリヤブラン

細い斑入りの葉がきれいなユリ科の植物で、庭の下草にもよく使われる耐寒性の多年草です。雨にもつよく手入れも古くなった葉を取る程度で、育てやすく初心者におすすめです。薄紫の花が夏に咲いて涼しさをよび、和風ガーデンにもよく似合います。

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②狭いスペース向けの樹木3選

スペースが狭くてもシンボルツリーが一鉢あるとおしゃれな雰囲気になります。成長が早すぎる樹木や、剪定がむずかしいものは避けた方が管理がしやすいです。ほとんどの樹木は耐寒性がつよく育てやすい植物が多く、ベランダに置いたまま冬場も管理できます。観葉植物の一部では冬場の野外のベランダでは冬越しできないものもあります。

1.オリーブ

銀灰色の細葉のオリーブは、ガーデナーに人気の観葉植物で育てやすい植物ですが、いくつかの管理のコツをご紹介します。耐寒性はつよいのですが、寒風と雪にはよわい植物なので寒冷地では冬は室内に取り込みます。また根張りが浅いので、添え木をするなどの強風対策が必要です。狭いスペースでの栽培は、ひろがりにくい種類をえらぶとよいでしょう。

2.ローリエ(月桂樹)

料理にもつかえるローリエは耐寒性もつよく雨よけもいらないので育てやすく、ベランダガーデニングのシンボルツリーにおすすめです。仕立て方も自然な形や、トピアリー仕立てで丸く刈り込んでもおしゃれです。

3.ローズマリー(立性)

ローズマリーには這い性と立性がありますが、ひろがらない立性の方が狭いスペースの栽培にはおすすめです。薄いブルーのトスカーナやかわいいピンク色のマジョルカピンクなどは、初心者でも育てやすくおしゃれなハーブガーデンを作るにはよいと思います。

③日陰でも育てやすい植物3選

限られたスペースのベランダですから、日陰のスペースも有効に利用したいですね。そんなときはシェードガーデンならではの植物を取り入れてみましょう。明るい葉色のものや小物を白系でまとめると明るい雰囲気が得られます。観葉植物でもオリヅルランやヘデラ(ツタ)は、日陰につよく明るい葉色が明るくみせてくれます。

1.インパチェンス

インパチェンスは耐陰性がつよいので日陰にむいています。つよい日差しはにがてですから、日陰で育てるのはおすすめです。八重咲きはバラのようなふんいきでハンギングにするとおしゃれに飾ることができます。

2.ギボウシ

ギボウシは日陰でも丈夫に育ちますが、生育はゆっくりめとなるので株間をあまり取らずに植えるとボリュームがでます。大きさや色合いがさまざまなので、お好みのギボウシを数種類育てるのもおすすめです。

3.オリヅルラン

観葉植物のオリヅルランは斑入りの明るい葉色と、伸びたランナーがまるでつるのようにみえます。また白い花も咲き、丈夫で耐寒性もつよいので初心者におすすめの植物です。

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④西日でも育てやすい植物3選

西日は植物にはよくないと言われていますが、その環境でもガーデニングを楽しむことができます。基本的に直射日光がすきな植物を選べば成功します。夏の花には直射日光が好きな植物もたくさんありますし、また冬になると太陽の差し込む角度がかわるので同じ西日でも夏にくらべると強烈ではありません。

1.ルコウソウ

ルコウソウは葉に細かい切れ込みがあり、涼しげなイメージのつる性植物です。赤色、白色、ピンク色の星形の小さな花が6~10月くらいまで咲き、夏場のグリーンカーテンにも利用できる西日につよい植物です。5月に種まきをしてそだてます。

2.サンパラソル

サンパラソルはキョウチクトウ科マンデビラ属のつる性植物です。庭木のキョウチクトウは真夏のつよい日差しでいきいきと花を咲かせる樹木で、サンパラソルはその良さを引き継ぎ数年前から、おしゃれな夏の庭をいろどる植物として、サントリーフラワーズから販売されています。

3.サフィニア

サフィニアは夏の花としておなじみのペチュニアの改良園芸種で、直射日光が好きな植物です。初心者でも雨よけの必要がなく育てやすい草花で、蒸れにもつよいサフィニアは、おしゃれに夏の庭を演出してくれるのでおすすめの植物です。

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ベランダガーデニングの注意点

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