ヒメツルニチニチソウの花言葉
ヒメツルニチニチソウ専用としてではなく、ツルニチニチソウ全体の花言葉として「楽しき思い出」「幼なじみ」という花言葉がついています。ではこの花言葉には一体どのような由来があるのでしょうか?
ヒメツルニチニチソウの花言葉の由来
ヒメツルニチニチソウの花言葉の由来は、『社会契約論』などの著書で有名な、ジャン=ジャック・ルソーにあるといわれています。ルソーは自伝的著書の『告白』の中で、かつて自分が恋した女性が「ツルニチニチソウがまだ咲いているわ」といったことがあり、自分がその花を偶然発見した際に、彼女に恋していた楽しかった日々を思い出したと綴っているのです。その話に由来して、「楽しき思い出」の花言葉がついたとされています。
ヒメツルニチニチソウの育て方
ヒメツルニチニチソウは、ガーデニング初心者でも育て方が簡単な植物です。ではその育て方は具体的にどうしたらよいのでしょうか?ヒメツルニチニチソウの育て方について、順序だててご紹介します。
植えつけ
ヒメツルニチニチソウの植えつけに適した時期は3~5月か、9月中旬~10月になります。ただし春は花の時期に当たることになるので、なるべくならば秋に植えつけをおこなうようにしましょう。植えつけ場所は日当たりのよい場所を好みますが、半日陰でもよく育ちます。株元の節が埋まるように深めに植えつけるのがコツです。
植え替え時期は?
ヒメツルニチニチソウの植え替え時期は、植えつけ時期と同じ春と秋です。鉢植えにしていた株が大きく成長しすぎた場合には、株分けして植え替えるか、花壇に直植えするとよいでしょう。花壇に植えつける場合には成長が早いため、株間を30cmほどとるようにしてください。
斑入りの品種は?
ヒメツルニチニチソウの斑入りの品種は、半日陰の場所に植えると葉の模様がより美しくみえるのでおすすめです。しかし、半日陰の場所に植えることで、より葉が美しくなりますが、花つきは悪くなります。花と葉のどちらをメインで楽しむかで決めるとよいでしょう。
土・肥料
ヒメツルニチニチソウの植えつけに使う土は、市販の草花用の土で大丈夫です。自分で配合する場合には、赤玉土(小粒)5:腐葉土4:川砂1の割合がよいでしょう。水はけと通気性のよい土を好むため、直植えするときには腐葉土と赤玉土を混ぜて、排水性をよくしてあげるとよく根づきます。
肥料はどのくらいあげる?
ヒメツルニチニチソウは植え付けする時に、元肥として緩効性化成肥料や腐葉土などを混ぜ込んでおくだけで、あとは追肥は必要ありません。花を多く咲かせたいときは、開花期に2週間に一度の割合で液肥をあげるとよいでしょう。鉢植えの場合は、花の後に緩効性の肥料をあげるようにします。

ボタ爺
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