槙(マキ)とは?生垣・庭木としての管理方法や手入れの仕方を紹介!

槙(マキ)とは?生垣・庭木としての管理方法や手入れの仕方を紹介!

槙は古くから日本に分布し、人々に親しまれてきた樹木です。冬でも枯れない常緑高木であり、育て方も難しくないので庭づくりにぴったりの植物でもあります。今回は、そんな槙を生垣や庭木として活用するために必要な手入れの方法についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.槙(マキ)とは
  2. 2.槙の育て方
  3. 3.槙の剪定方法
  4. 4.まとめ

剪定とは

大きな鋏でダイナミックに刈っていく刈り込みに対し、剪定鋏で不要な枝葉をひとつずつ切り落としていくのが剪定です。混み合った枝や不要な枝を取り除いて、樹が健全に成長できるよう整えてあげます。刈り込みのあとに剪定もセットで行ってあげるのがおすすめです。刈り込みを行わずに剪定だけで手入れをしているところもあります。

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剪定の方法

剪定は、脇芽を残して枝先を切る場合と枝を根元から切る場合があります。脇芽が伸びている方向などを踏まえて残すべきか判断し剪定しましょう。枝の途中に葉がついておらず、枝先だけに葉があるような枝は根元から切ってしまうことをおすすめします。

剪定のデメリット

Photo byAndreasGoellner

枝を1本1本切っていくため時間がかかる点がデメリットです。また初心者は仕上がりの見当がつきにくく、思いがけず穴が開いたようにすかすかになってしまうことあります。

手入れ後は片付けをしよう

Photo byskdunning

手入れをした後に忘れてはいけないのが、刈りとった枝の片づけです。特に公道に面した場所の剪定を行った場合はしっかりと片付けて、通行の邪魔にならないようにしましょう。切り落とした枝葉は多くの自治体で燃えるゴミとして処分できます。詳しくは住んでいる自治体に問い合わせるかホームページなどで確認してください。

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切り落とした枝葉は、熊手を使って集めると簡単に集められます。ブルーシートを持っている場合は、先にブルーシートを引いてから剪定を行うと、より片付けが簡単です。

切った枝で挿し木もできる

剪定で切り落とした枝先は、挿し木として活用できます。時期は3月~4月頃、9月~10月ごろがおすすめです。挿し木には木質化していない枝先を使ってください。挿し木の手順は、まず挿し穂を10cm~15cmほどの長さに切って葉を整えしっかり吸水させます。次に15cm以上の深さがある鉢を用意し、培土をいれたらたっぷり潅水して挿し穂を挿します。

発根と植え替え

春に挿し木をすると半年ほどで発根し、秋にすると翌年の5~6月頃に発根します。発根が確認できたらそれからさらに数カ月様子を見てください。順調に成長していけば、挿し木をした時点から1年ほどで植え替えできるようになります。

まとめ

Photo byADD

槙は「色褪せない恋」というロマンチックな花言葉通り、冬でも青々とした姿が印象的な植物です。庭木や生垣としてぜひ活用してみませんか。剪定は業者に頼んでもよいですが、自分で行うとより愛着を感じられて手入れが楽しくなります。剪定するときは切れ味のよい道具を使い、安全に配慮して行ってください。

マリ
ライター

マリ

元農家ライター。野菜づくりの楽しさや役立つ情報を発信していけるよう日々勉強中です。

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