初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜④エダマメ
入門者であっても種から簡単に育てることのできるエダマメ。種は大豆で、主茎と分茎にエダマメの実がなり、さやに2~3粒の実が入っています。栄養価の高い夏の野菜ですのでぜひ育ててみましょう。寒さに弱く、日当たりと風通しのよいベランダなどで、自宅のプランターでも十分に育てることができます。
発芽後は水切りしないように十分に与える
初めての家庭菜園では、プランターに野菜用の培養土を使いましょう。種は大豆であるため、種まきの後、鳥に食べられないように注意します。4~5月ごろの陽気のいいときに種を植え、発芽するまではあまり水を与え過ぎないこと。花は紫や白の小さな花で、花の後にエダマメができますが、豆が硬くならないうちに収穫することが育て方のポイントです。
育て方のポイント
エダマメは、発芽したら十分に水を与えることが育て方のポイント。生育が悪いときは追肥しますが、生育がよい場合は追肥の必要はありません。実が膨らんできたら、硬くならない程度の時期に収穫しましょう。株ごと引き抜くか、熟したさやから切り取ります。時期を逃すと風味がなくなるので要注意。収穫後はすぐに茹でていただくようにしましょう。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑤シソ
夏から秋にかけて栽培しやすいシソ。野菜苗ではなくても、種からでも作りやすいので、初めての方でも気軽にはじめることができる野菜です。また、シソは丈夫で育てやすい野菜であるため、株を抜かずにそのままにしておくと、次の年も自生していきます。栄養価の高い野菜ですので、ぜひ家庭菜園の定番の野菜にしていきましょう。
乾燥を嫌うため水やりは十分に
シソの生育適温は20~23度前後です。種から育てる場合、4月~6月の間に植えましょう。用土は野菜用の培養土に、腐葉土などを載せて、土の表面が乾かないように気をつけること。シソは湿った土を好むため、水やりは欠かさずに。草丈が30cm程度になり、本葉が10枚以上になったら手で摘み取って収穫しましょう。
育て方のポイント
シソを育てるにあたって、日当たりは必要であるものの、直射日光は避けるようにしましょう。3~5節で摘芯し、わき芽を生長させると収穫量が増えます。夏の水切れに注意し、収穫期を過ぎると品質が低下するので追肥すること。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑥オクラ
初めての方でも比較的育てるのが簡単なオクラ。初秋まで収穫でき、収穫量も多く、家庭菜園でも人気の野菜です。野菜苗から植えつけるだけではなく、種からでも育てやすいため、栽培しやすい方法で育てていきましょう。自宅のベランダなどでプランターで育てることも十分に可能です。ちなみに、ハイビスカスのような美しい花が咲きます。
花後1週間ほどで収穫できる
植え付けは晩霜の心配がなくなる晩春から初夏に行います。植え付け後、1カ月ほどで花が咲きますので、株が倒れないように支柱を立てるのが育て方のポイント。開花後は追肥をします。品種にもよりますが、開花後、1週間ほどで収穫することができます。収穫が遅れると硬くなってしまうため、時期の見極めも重要です。
育て方のポイント
オクラを種から育てる場合、一晩、水につけてからまくと発芽がよくなります。生長にあたっては、倒れないように支柱を立て、開花後は2週間おきぐらいに追肥を行いましょう。収穫がはじまったら、収穫した節とすぐ下の葉を数枚残して、それより下の葉は取り除き、風通しをよくするようにします。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑦ピーマン
ピーマンは、夏の暑さに強く、秋まで収穫できるので、家庭菜園入門者でも気軽に育てやすい野菜です。プランターで栽培するのも簡単で、夏前から収穫がはじまるので、楽しく育てていくことができます。種からでも育てることは可能ですが、植え付けできるまでの期間が長いため、初めての方は野菜苗から育てたほうが簡単です。
ピーマンの花は雨に弱いので注意
ピーマンを種から育てる場合は、3月終わり~4月はじめの初春に行います。多湿を嫌うため、水はけのよい土で育てましょう。苗の植え付けは5月から6月はじめにかけて。植え付け後、支柱を立てて倒れないように注意します。一番花の上で枝分かれした2本と主茎の3本で育てていきます。花は雨に当たると落下してしまうので雨に当たらない場所で管理するのが育て方のコツです。
育て方のポイント
ピーマンの苗は浅めに植え付け、水をたっぷりと与えます。用土の乾燥に注意し、実が付きはじめたら2週間ごとに追肥を行いましょう。一番果の付いたところから下に出てくるわき芽は摘み取るようにします。実は6~7cmぐらいの小さいうちに収穫していくことで、長期間、収穫を楽しむことができます。
出典:写真AC