家庭菜園で作りやすい野菜TOP10をご紹介
家庭菜園で作りやすい野菜はいろいろ
家庭菜園で野菜を作ってみたいけれど、むずかしそうと思ってらっしゃる方、初心者でも栽培しやすい野菜はたくさんありますよ。庭がなくても自宅のちょっとしたスペースを使ってプランターで育てることも可能です。収穫していただく野菜は、おいしいのはもちろん、愛おしくてまた作りたいと感じるはずです。今回は野菜苗で簡単に植えつけて、栽培しやすい野菜をご紹介します。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜①トマト
家庭菜園の入門者でもわりと簡単に作れるのがトマトです。品種はいろいろありますが、大部分が食用で、しかもいろいろな色の品種があります。スーパーなどでは購入できない色のトマトを育てるのも楽しみのひとつです。
野菜苗から育てると入門者でも栽培しやすい
入門者の場合、野菜苗を購入して育てると失敗せずに育てやすいです。毎朝、早い時間に水をたっぷり与え、日当たりのいい場所で育てます。自宅のプランターでも十分に育てられます。茎と葉の付け根から生えてくるわき芽は手で取り除き、実ができてから追肥します。夏の盛りにだんだんと色づいてきます。熟しはじめたころに収穫します。
育て方のポイント
トマトは、5~6月に植えつけ、支柱を立ててつるを誘引し、枝葉を茂らせすぎないように手入れをしていきます。最初の花に実を付けるため、実が付いたら肥料を与えるのが育て方のポイント。追肥することで、実がどんどん大きく育っていきます。また、実がついてくると、脇芽が出てきますが、脇芽を取っていかないと、葉が茂って花が付きにくくなります。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜②キュウリ
キュウリもトマトと同じように、家庭菜園の入門者でも失敗せずに作りやすい野菜です。芽が出てから収穫まで2カ月ほどという短期間で育てられるので栽培しやすいと人気です。日当たりがよければ、自宅のベランダなどでプランターでも育てやすく、トマトなどの夏野菜といっしょにサラダなどでおいしくいただけます。
整枝をしっかり行うと実が作りやすい
キュウリの育て方で重要なのは、整枝の方法です。きゅうりは枝がどんどん出てくるため、枝の整理が重要となります。株元から5~6節までに出てくる側枝や雌花はすべて摘み取ります。それ以降の側枝は葉を数枚残して先端を摘み取ります。風通しをよくするために、混んでいる枝は整理していきましょう。
育て方のポイント
キュウリは、野菜苗を植えつけてから、支柱を立ててつるをしっかりと誘引し、整枝を繰り返していくことで多くを収穫することができます。毎日水をやり、水切れには注意しましょう。開花後、1週間ほどで収穫可能となります。子づるに雌花がついたら、その先の2枚の葉を残して剪定します。葉がなくなると実が大きくならないので気をつけましょう。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜③ナス
夏から秋にかけて店頭に並ぶナス。家庭菜園の入門者であってもわりと簡単に作ることが可能です。栽培期間が長いため、肥料を定期的に施し、乾燥しないようにしっかりと水やりしていきます。夏の間、多くの実を付けた野菜苗は、夏の盛りに剪定して株を若返らせると、秋まで収穫することも可能です。すべての枝を葉数枚だけ残して剪定し、しっかりと追肥しましょう。
初めての方は追肥と水やりに注意して
ナスの野菜苗は5月~6月中旬の初夏に植えつけ、支柱を3本立てていくのが一般的です。自宅のプランターでも十分に作りやすいため、庭がない方もぜひ挑戦してみましょう。株元から出た枝や、主枝や側枝につくわき芽は取り除きます。肥料は3~4週間ごとに定期的に追肥していくと、次々に収穫することができるようになります。
育て方のポイント
ナスは植えつけ後、1番花の下の2芽を伸ばして3本に仕立てていきます。植えつけたら定期的に追肥を行い、水切れに注意して育てていきましょう。一番実がついたら早めに収穫すると、その後の実のつき方がよくなります。夏に更新剪定することで、秋ナスも期待できますので、長期間、実を楽しむことができます。
出典:写真AC