プランターで家庭菜園をつくろう!初心者向けにプランター栽培のコツを紹介!

プランターで家庭菜園をつくろう!初心者向けにプランター栽培のコツを紹介!

初心者でも始めやすいプランター栽培ですが、野菜作りはそれぞれの野菜に合った育て方を知り、野菜の育ちやすい環境をつくることが大切です。初心者でも簡単にできるプランター栽培のコツをつかんでベランダや狭い場所でも家庭菜園を楽しみましょう。

記事の目次

  1. 1.プランター栽培がおすすめな理由
  2. 2.コツ① プランター選び
  3. 3.コツ② プランターに入れる土選び
  4. 4.コツ③ プランターを置く管理場所
  5. 5.コツ④ プランター栽培に必要な道具
  6. 6.初心者におすすめの春植え夏野菜は?
  7. 7.初心者におすすめのプランター栽培①トマト
  8. 8.初心者におすすめのプランター栽培②オクラ
  9. 9.初心者におすすめのプランター栽培③小松菜
  10. 10.まとめ

プランター栽培がおすすめな理由

出典:写真AC

庭がなくても野菜作りができる

畑仕事のような重労働がない

野菜作りは畑を耕したり肥料を撒いたりと重労働で手間がかかるイメージですが、プランター栽培なら大きな手間もかからず美味しい野菜が育てられます。

野菜の管理がしやすい

プランターを置ける場所と育て方のコツをおさえていれば作れる野菜はたくさんあります。畑に比べて目が届きやすくお世話がしやすいので気負いなく家庭菜園が始められます。

新鮮な野菜がすぐ食卓に

Photo byJerzyGorecki

野菜を買う手間も省けて経済的

種類によっては早く収穫できる野菜や1年に何度も収穫できる野菜などもあります。自分の家で野菜が作れる家庭菜園は野菜を買う手間も省け、新鮮で栄養価も高い状態の野菜が食べられます。

コツ① プランター選び

Photo bySamueles

では、初心者がプランター栽培を始める際に、着目すべきポイントをまとめていきます。まずは、プランター選びです。

野菜に合ったサイズを選ぶ

必要な土の量や株の幅を確認しよう

野菜の種類によって土の量や必要なスペースが違います。育てたい野菜が決まっていれば、その野菜の根の張り方や成長後の大きさを考慮して野菜にあったプランターの深さや大きさを選びましょう。野菜は土の量が多いほどよく育ちますので、なるべく大きめのサイズを使用した方が失敗しにくくなります。

①どんな育て方の野菜にも幅広く使える長方形プランター

出典:写真AC​​​​​​

家庭菜園でよく使われている形です。標準的な大きさは土の容量が15Lの長さ60cm、深さ15cmのタイプです。野菜作りだけでなく園芸にも使えます。

②コンパクトに置ける丸鉢

出典:写真AC​​​​​​

円形で深さや大きさの種類がたくさんあります。小さめのサイズなら置き場所を選ばす移動も簡単です。支柱を使うトマトやきゅうりなどのつる性の野菜作りにむいています。深さは30cm前後のサイズを選びましょう。

株間にも気を付ける

せっかく野菜のサイズに合わせたプランターを使用しても、たくさん植えすぎると育ちが悪くなります。複数の株を植えたい場合は育てたい野菜の育て方を確認し必要な株間を考慮して植え付けましょう。

プランターの素材

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プランター栽培での野菜作りにはプラスチックの素材が一般的

いろいろな種類の材質がありますが、プラスチック製は形や色も豊富で選びやすく手頃な値段で購入でき一般的によく使われているので家庭菜園初心者でも扱いやすい素材です。軽くて丈夫なので野菜作りの場所を変えたいときなどの移動も簡単です。

スノコ付きがおすすめ

出典:写真AC​​​​​​

水のやりすぎでプランターの底に水が溜まってしまうと根腐れを起こすことがあります。水はけを良くするためスノコ付きのプランターがおすすめです。スノコの上に防虫ネットや鉢底石を敷いて使用します。

コツ② プランターに入れる土選び

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野菜が育つ良い土とは

多くの野菜は弱酸性の土を好む

野菜作りに良いとされる土は、保水力と水はけのバランスがよく堆肥が含まれている土です。適度な酸度が必要で、弱酸性が好まれます。

肥料がブレンドされた培養土ですぐ始められる

土は成分の違う種類の土を混ぜて野菜にあった土作りが必要ですが、野菜作り初心者には肥料があらかじめブレンドされている培養土がおすすめです。また培養土にも種類がたくさんありますが、家庭菜園用と書かれた培養土がよいでしょう。購入する土の量はプランターの容量を目安にしてください。

コツ③ プランターを置く管理場所

日当たりや風通しの良い場所

出典:写真AC

夏場は西日に気をつける

日光は野菜の成長に大きくかかわるので、なるべく4時間以上日の当たる場所に置きましょう。ただし夏場の西日に注意が必要です。日当たりや風通しがよく、管理しやすい場所を選びましょう。

ベランダでも育てられる

Photo by yto

プランターを置ける場所があれば小さいスペースでも野菜は作れる

ベランダでもプランターを置けるスペースがあれば作れる野菜はたくさんあります。ベランダが隣り合うマンションやアパートではお隣さんや上下階の方とトラブルがないように気をつけて家庭菜園を楽しんでくださいね。

クーラーの室外機に気をつける

室外機から出る熱風はプランターの土を乾燥させたり、植物を弱らせてしまいます。なるべく室外機の風の当たらない場所に置きましょう。

コツ④ プランター栽培に必要な道具

スコップやじょうろ

土入れや水やりに

スコップはプランターに土や肥料を入れるときや除草するときに使います。じょうろはベランダや狭い場所で栽培している場合の水やりに便利です。水の出る口先の形が取り替えられるものがおすすめです。

支柱

野菜の苗を支える

大きくなる野菜など風の影響を受けて倒れてしまうのを防いだり、つる性の野菜の成長を支えるために支柱が必要です。一本だけだと安定感がないので複数本使用して苗を支えましょう。

防虫ネット

害虫予防や鉢底石代わりに

温かくなってくると虫が増えてきます。とくに葉物野菜は虫がつきやすいので防虫ネットがあると害虫対策に便利です。また鉢底石の代わりにも利用できます。

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初心者におすすめの春植え夏野菜は?

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