初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑧コマツナ
種をまいてから1カ月ほどで収穫できるコマツナは、家庭菜園の入門者でも簡単に育てることができて人気です。寒い冬の時期を除き、長い期間、栽培することができる上、栄養価も高いため、ぜひ育てたい野菜のひとつです。自宅のプランターでは間引きをして生育が悪くならないようにすることも育て方のポイント。
間引きして育てていくのがポイント
コマツナは、種から育てるのが一般的。プランターに野菜用の培養土を入れ、筋状の溝にすじまきしていきます。発芽まで3~4日かかりますが、本葉が1~2枚になったら間引きし、3cm間隔にしていきます。さらに本葉が3~4枚ほどで2度目の間引きをして、草丈が30cm程度になったら、株元から引き抜いて収穫します。
育て方のポイント
コマツナの育て方で重要なのは間引きです。発芽後、本葉が1~2枚で株間が3cm程度になるように1回目の間引きし、本場3~4枚で株間が5~6cmになるように2回目の間引きをしましょう。間引きの後は追肥を行い、土が乾いたらたっぷりと水やりを行います。収穫適期は草丈が30cmごろで、収穫せずに放置しておくと、黄色い花が咲き、種を収穫することができます。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑨ラディッシュ
極寒期をのぞき、1年中栽培することができるラディッシュ。日当たりがよければ自宅の部屋でも栽培することができ、しかも栽培期間が20日~30日と短いため、初心者でも気軽にはじめることができます。水はけのよい土を準備し、日当たりのよい場所で管理しましょう。
土から顔を出したら収穫の合図
種まきは深さ1cm程度のすじまきで、発芽まで十分に水を与えます。発芽したら1回目の間引きを行い、本場が3~4枚になったら2回目の間引きをします。ラディッシュは生育期間が短いため、株が込み合うとうまく育ちません。ラディッシュの育て方で重要なのは間引きです。
育て方のポイント
ラディッシュの種まきはすじまきで行い、発芽したら2回ほど間引きします。地面から実が見えてきたら収穫適期です。大きく育てようと収穫が遅れると、実にスが入るので注意が必要。ラディッシュは連作障害があるので、連作したい場合は土壌の酸度を調整すること。
初心者でも簡単にできる育てやすいおすすめの野菜⑩ジャガイモ
春と秋の2回栽培することができるジャガイモ。収穫後も保存できるので、ぜひ家庭菜園で作ってみたい野菜のひとつです。プランターでも栽培できますが、深さのあるプランターが必要です。種いもを購入し、部屋の隅などで日光に当てて芽出しをします。新芽が出てきたら、芽の数が均等になるように切っていきます。切り口を乾燥させ、植えつけます。
花が咲いたら摘む
ジャガイモから出てきた芽が5cmほどに伸びたら、元気のいい茎を残して芽かきをします。追肥を行いながら、土寄せを2回ほど行います。土寄せをしないと、ジャガイモが外に出てしまい、日光に当たって有毒なソラニンが生成されてしまいます。花が咲き出すと、土の中のジャガイモが太りはじめます。花に栄養が取られないように摘み、茎葉が枯れたら収穫です。
育て方のポイント
ジャガイモは、2月中旬~3月上旬に種いもを植え付け、たっぷりと水やりを行いますが、その後は水やりの必要はなし。芽が出てきたら元気のいい芽を数本残してすべて芽かきをし、追肥と土寄せを行いましょう。苗につぼみがついたころ、2回目の追肥と土寄せをし、花が咲きはじめたら花を摘みます。地上の葉茎が黄色くなってきたら収穫のタイミング。天気のいい日に収穫し、そのまま乾燥させたら雨の当たらない場所で1週間ほど陰干し、暗所で保存します。
まとめ
家庭菜園をはじめると、毎日の生活習慣も改善されますし、初めての野菜作りが成功したら、次はもっとたくさん収穫したくなりますよね?春の野菜が終わったら夏の野菜、夏の野菜が終わったら秋の野菜と、季節ごとに楽しんでみてくださいね。
育てやすい!作りやすい野菜TOP10選!
作物名 (Crop name) |
植え付け (Planting) |
収穫期 (Harvest) |
トマト | 晩春~初夏 | 開花から50日ほど |
キュウリ | 春~初夏 | 発芽から60日ほど |
ナス | 晩春~初夏 | 開花後25日ほど |
エダマメ | 晩春~初夏 | 種まきから収穫まで90~120日ほ |
シソ | 春~夏 | 植え付けから40日ほど |
オクラ | 晩春~初夏 | 開花後1週間ほど |
ピーマン | 晩春~初夏 | 開花後、2週間ほど |
コマツナ | 春~秋 | 種まきから1カ月ほど |
ラディッシュ | 春~秋 | 種まきから20日~30日 |
ジャガイモ | 春と秋 | 90日ほど |
出典:写真AC