ヘブンリーブルーの花が咲かないときは?
涼しくなってもヘブンリーブルーの花が咲かないことがあります。ここでは、よくある原因について紹介します。
近くに照明がないか?
ヘブンリーブルーは短日開花性のため、夜も明るいと葉が日の長さの違いを感じられなくなり、花が咲かなくなります。夜に照明が当たる場所では育てないようにしましょう。
窒素肥料の与えすぎ?
ヘブンリーブルーは窒素肥料を与えすぎると、花が咲かないことがあります。ヘブンリーブルーの葉や茎、根ばかりがかなり成長していないでしょうか?葉や茎ばかりがどんどん成長して花がつかない場合は、根を切ることで効果が出る場合があります。株元から20cmくらいのとこにスコップをさして、育ちすぎた根を切ってみましょう。
ヘブンリーブルーの害虫
ヘブンリーブルーを育てるうえで、害虫対策も欠かせません。ここでは、ヘブンリーブルーに付きやすい害虫と対策を紹介します。
ナメクジ
ヘブンリーブルーは、特に若い苗のときに葉がナメクジに食べられてしまうことがあります。ヘブンリーブルーの葉に光ったあとが残っていれば、それはナメクジの通ったあとです。ナメクジの駆除剤を使うとよいでしょう。
アブラムシ
ヘブンリーブルーは、一般的な朝顔よりもアブラムシの被害を受けやすい種類です。アブラムシは、茎や葉から植物の汁を吸って弱らせてしまいます。初期であれば粘着テープで駆除しましょう。大量に発生した場合は駆除剤を使います。
ボタニ子
ボタ爺
ヘブンリーブルーは葉や茎に毛がないから、アブラムシの被害にあいやすいんだな。
アオムシ
ヘブンリーブルーの葉が食べられている箇所を見つけら、まわりにアオムシのフンが落ちていないか探してみましょう。フンが落ちている場所があったら、近くにアオムシがいるかもしれません。箸でつまんで駆除します。
ハダニ
ヘブンリーブルーは、ハダニの被害にもあいやすい植物です。ハダニは、梅雨明けの時期や乾燥した時期に発生します。葉に黄色く枯れている部分があり、小さな斑点ができていたらハダニがいる可能性があります。肥料切れが発生しやすくする原因です。ハダニを見つけたら早めに殺虫剤をまきましょう。
ヘブンリーブルーの花言葉
ヘブンリーブルーの花言葉は「愛着」「結びつき」「愛情の絆」などです。ヘブンリーブルーのつるが絡まってどんどん成長していく様子からつけられたといわれています。一般的な朝顔と比較して開花時間が長く、寒くなるまで咲いていることも花言葉の由来です。
まとめ
ヘブンリーブルーは、夏の終わりから霜の降りる時期まで咲く、とてもきれいな朝顔です。育てやすい植物ですが、じゅうぶんに気温があがった5〜6月に種まきをすること、摘心(摘芯)をすることが育て方の大きなポイントです。庭やベランダで、目を引く空色の朝顔を育ててみませんか?
朝顔の茎や葉に生えている毛はアブラムシが歩きにくくなるから、アブラムシを防ぐ効果があるんだって。