キチジョウソウ(吉祥草)とは?花や葉の特徴など見分け方をご紹介!

キチジョウソウ(吉祥草)とは?花や葉の特徴など見分け方をご紹介!

キチジョウソウという名前の植物を知っていますか?花が咲くと縁起がいいとされていて、ガーデニングが始めていという人にも育てやすい多年草の植物です。今回は、このキチジョウソウの花や葉の特徴、似ている植物との見分け方や育て方なども紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.キチジョウソウの特徴
  3. 3.キチジョウソウの花言葉
  4. 4.キチジョウソウの見分け方
  5. 5.キチジョウソウの育て方
  6. 6.キチジョウソウのグランドカバー
  7. 7.まとめ

はじめに

Photo by yamatsu

キチジョウソウは、花が咲くと幸せが訪れるといわれている縁起のいい植物です。咲きにくいということはなく、庭でも比較的簡単に育てることができます。

基本情報

名前 キチジョウソウ
和名 吉祥草
学名 Reineckea carnea
科・属 キジカクシ科キチジョウソウ
分布 関東~九州、中国
開花時期 9月~12月

名前の由来

キチジョウソウの和名は「吉祥草」です。「吉祥」とはめでたいことを意味し、吉事があると開花するという言い伝えが名前の由来です。学名の「Reineckea」は、ドイツ人の園芸家Reinecke氏への献名で、「carnea」は「肉色の」という意味を持ちます。

キチジョウソウの特徴

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常緑の緑の葉が美しく、縁起がいいキチジョウソウはどのような植物なのか、その特徴を見ていきます。

葉の特徴

葉は根元から双生して生え、細長い線形をしています。柄や毛はありません。常緑で、色は明るい緑色です。草丈は10cm~30cmぐらいまでと高く伸びていきます。

花の特徴

花は淡い紅紫色で秋から冬にかけて咲かせます。6枚の花弁が反り返るように咲き、外側は濃紫色です。上の方には雄しべだけの雄花が、下の方には雄しべと雌しべを持つ両性花を咲かせます。葉に隠れるように咲くので、見つけにくいのですが、これが「花を見つけると縁起がいい」という由来につながります。

実の特徴

キチジョウソウは、花が咲いた後に紅紫色の実をつけます。水分を多く含んだ柔らかい「液果」と呼ばれる種類です。実は中に種子を含んでいて、動物などによって運ばれていきます。この実も、葉に隠れて見つけるのが難しく、次の開花時期まで長く残っているのが特徴です。

キチジョウソウの花言葉

キチジョウソウには、その縁起がいいとされる特徴から「吉事」「祝福」「よろこび」などの花言葉があります。花は初心者でも育てやすいこともあり、プレゼントとしても人気の植物です。庭がある家はもちろん、プランターでも育てることができるので、贈り物にしてみてもいいかもしれませんね。

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キチジョウソウの見分け方

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