アオダモとは?庭木としての特徴や剪定方法などの育て方をご紹介!

アオダモとは?庭木としての特徴や剪定方法などの育て方をご紹介!

細い枝ぶりが繊細でナチュラルな印象のアオダモ。その繊細な樹形が、おしゃれなシンボルツリーとして人気が高い庭木です。アオダモとはどのような庭木なのか、特徴や剪定方法などの育て方を紹介します。育て方をマスターして、素敵な庭木として迎えてみてください。

記事の目次

  1. 1.アオダモとは?
  2. 2.アオダモの特徴
  3. 3.アオダモの育て方
  4. 4.アオダモの剪定
  5. 5.シンボルツリーとしてのアオダモ
  6. 6.まとめ

アオダモの育て方

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アオダモは成長が遅く、管理のしやすい庭木です。北海道でも自生できるほど寒さにも強く、さまざまな環境下で育てやすいでしょう。アオダモの育て方について、植え付けや管理方法を紹介します。

育て方①植え付け

時期

アオダモの植え付けは、落葉している12~3月の時期に行います。厳寒期である1~2月は避けましょう。涼しくなる9~11月の秋ごろでもかまいません。風の影響を強く受ける場合は、しっかりと支柱で固定しましょう。

用土

肥沃で水はけのよい土を好みます。地植えの場合は、掘り上げた土に3割ほど腐葉土や堆肥をまぜて植え付けるとよいでしょう。鉢植えの場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合した土がおすすめです。

ボタ爺

ボタ爺

水はけが悪い場所に植えると、枯れてしまうこともあるから気をつけよう!

育て方②環境

日当たり~半日陰の場所が、アオダモの生育環境に適しています。西日や夏の直射日光を避けたほうがよいため、はじめから半日陰のような場所に植えれば安全です。株元にマルチングをしたり、グランドカバーを植えたりすれば乾燥に効果的です。

ボタニ子

ボタニ子

下枝が少なくすっきりしている樹形だから、株元に低木や草花を合わせやすいんですよ。

育て方③水やり

地植えの場合は、降雨のみでかまいません。夏に日照りが続くような場合のみ、朝の涼しい時間帯に水を与えてください。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。冬は、控え目に水を与えましょう。

ボタ爺

ボタ爺

地植えの場合も植え付けて1年くらいは、乾燥に注意が必要じゃ。土の様子を見ながら定期的に水やりをするのが、上手な管理のコツじゃ。

ボタニ子

ボタニ子

夏に落葉することがあれば乾燥を疑いましょう!すぐに枯れることはあまりあれませんが、いつもより多めに水やりをしてくださいね。

育て方④肥料

アオダモは丈夫な性質で、肥料を与えなくても十分育ちます。1~2月の時期に、寒肥として緩効性肥料や油粕などの有機質肥料を与えれば、生育がよくなるでしょう。

育て方⑤病害虫

テッポウムシ

アオダモは病害虫に強く管理のしやすい庭木ですが、まれにテッポウムシの食害にあうことがあります。テッポウムシとはカミキリムシの幼虫で、幹の中を食害する害虫です。夏に幹の地際に穴があいていたら、テッポウムシがいる可能性が高いでしょう。すぐに殺虫剤などで駆除してください。

ボタ爺

ボタ爺

枯らさないためにも、テッポウムシは要注意じゃ!しかしその他の害虫はつきにくく、管理がしやすいぞ。

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アオダモの剪定

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