固いアボカドは食べられる?簡単に柔らかくする対処法&調理法を紹介!

固いアボカドは食べられる?簡単に柔らかくする対処法&調理法を紹介!

固いアボカドは追熟させて食べるのが一般的ですが、効率的に簡単に柔らかくする方法があります。固いアボカドもすぐにおいしく食べられるように、適切な対処法を知っておくと便利です。この記事では、固いアボカドを柔らかくする対処法や、おいしく食べられる調理法を紹介します。

記事の目次

  1. 1.アボカドについて
  2. 2.固いアボカドは食べられる?
  3. 3.固いアボカドを柔らかくする対処法
  4. 4.固いアボカドを柔らかくする調理法
  5. 5.固いアボカドを使ったアレンジレシピ
  6. 6.固いアボカドを柔らかくするときの注意点
  7. 7.固いアボカドもおいしく食べよう!

固いアボカドを使ったアレンジレシピ

アレンジレシピ①焼きアボカド

材料(1~2人分)
アボカド1個
オリーブオイル少々
バター10グラム程度
★醤油大さじ1
★酢大さじ1
★ごま油小さじ1

作り方

  1. アボカドは洗い半分にカットし、種を取り皮を剥いた後、食べやすい大きさにスライスする
  2. ★の調味料をあわせておく
  3. フライパンにオリーブオイルを引き、アボカドを並べて焼く
  4. 焼き色がついたら、ひっくり返して反対側にも焼き色をつける
  5. アボカドが焼きあがったら器に移す
  6. 同じフライパンにバターを入れ、溶けたら2を入れる
  7. ほんのり焦げたら5に回しかける

作るときのポイント

アボカドはスライスすると焼きやすいですが、切り方はお好みで変えても構いません。上記のソースのほかにも、わさび醤油やチーズがけなど、さまざまな食べ方を楽しめます。シンプルで簡単な調理法なので、料理が苦手な人や時間がない人に人気です。

アレンジレシピ②グラタン

材料(2人分)
アボカド1個
海老中4本
マヨネーズ小匙1
生クリーム小匙1
胡椒・塩少々
粉チーズ適宜

作り方

  1. アボカドは洗い、半分に切って種を取る
  2. アボカドの実をくりぬいてボウルに入れ軽く潰す(皮は捨てずにとっておく)
  3. 皮を剥いたエビを耐熱容器に入れ600Wのレンジで1分温める
  4. 3を食べやすい大きさにカットする
  5. 2のボウルに、4と生クリーム・塩・胡椒を入れて混ぜ合わせる
  6. 2の皮に5を詰めて、粉チーズをかけてからオーブントースターで5分ほど焼く
  7. 仕上げに再度粉チーズをふりかける

作るときのポイント

アボカドの潰し方は、粗いと食べ応えがあり、細かいと滑らかな口当たりになります。お好みの潰し方で、さまざまな食感を楽しんでください。エビだけでなく、ベーコンやソーセージ、鶏肉、ミンチなどに置き換えてもおいしく食べられますよ。グラタン以外では、バゲットに塗ったりパスタにからめたりするなど、いろいろな食べ方を楽しめます。

アレンジレシピ③ディップ

材料
アボカド1個
マヨネーズ大さじ1
レモン汁小さじ2
塩、こしょう各少々

作り方

  1. アボカドは洗い、半分にカットして種を取り除く
  2. 1をボウルに入れて、フォークやスプーンで潰してペースト状にする
  3. ほかの材料を加えて混ぜあわせる

作るときのポイント

アボカドの潰し方によってディップの食感が変わります。より滑らかに仕上げたい場合は、マッシャーを使って潰しましょう。レモンは変色を防ぐのに役立つので、入れ忘れないように注意してください。バゲットやクラッカーに塗る以外の食べ方としては、タコスやサンドイッチの具材、サラダのトッピング、パスタにからめるなどがおすすめです。

アレンジレシピ④天ぷら

材料(1人分)
アボカド1/2~1個
■〈フリッター液〉
☆薄力粉50g
☆マヨネーズ大さじ1
☆冷水75ml
☆氷2個
☆イタリアンハーブ適量
塩適量

作り方

  1. アボカドは洗って半分に切り、種と皮を取り除く
  2. 1を食べやすい大きさにカットする
  3. ボウルに☆の材料を入れて混ぜ合わせる
  4. 揚げ鍋に油を入れて火にかける
  5. 150℃~160℃になったら、2を3にくぐらせて揚げていく
  6. 揚がったら、バットなどに移して油を切る

作るときのポイント

アボカドの切り方はお好みで調整してください。軽く潰して揚げてもよいですが、細かくし過ぎないように潰し方に注意しましょう。あつあつで食べるとアボカドのまろやかさが際立つので、調理後はすぐに食べることをおすすめします。塩やしょうゆ、粉チーズなどをかけるなど、違った食べ方も試してみてください。

アレンジレシピ⑤ぬか漬け

材料
アボカド1個
ぬか床適宜

作り方

  1. アボカドは洗って半分に切り、種と皮を取り除く
  2. ぬか床に1を漬け込む
  3. 1日経ったら取り出す

作るときのポイント

アボカドの切り方はお好みで構いませんが、ぬか床に漬け込んだ後にカットしてください。アボカドは熟すと柔らかくなり漬物に向かないため、ぬか漬けは固いアボカドにピッタリの食べ方です。ぬか床に長い時間漬けすぎると、味が濃くなるだけでなく食感が悪くなるので、1日で取り出しましょう。

固いアボカドを柔らかくするときの注意点

Photo bytookapic

注意点①冷蔵庫に入れない

固いアボカドを柔らかくしたい場合は、冷蔵庫に入れないようにしましょう。冷蔵庫に入れると追熟が止まるため、いつまで経っても柔らかくなりません。反対に、熟して柔らかくなったアボカドの追熟をストップさせたいときには、冷凍庫や冷蔵庫での保存がおすすめです。いずれの場合も、3~4日で食べきってください。

アボカドを冷凍保存しています。解凍後に追熟はできますか?

完熟したアボカドは冷凍保存も可能ですが、解凍後に追熟はできません。アボカドを冷凍保存する際は、食べやすい大きさにカットして(切り方はお好みで)レモン果汁をかけ、ラップにくるんでポリ袋に入れるのが一般的です。カットしたアボカドは追熟しないため注意が必要です。

注意点②皮を剥かない

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アボカドを追熟させたいときは、皮を剥かないようにしましょう。アボカドは黒く変色しやすい性質を持っています。果肉に含まれるフェノール酸化酵素とポリフェノールは、空気に触れることでメラニン色素を作り出します。メラニン色素は黒色をしているため、皮を剥いたりカットしたりすると、空気に触れた部分が黒ずんでしまうわけです。

ボタニ子

ボタニ子

アボカドを追熟させたいときは、黒く変色させないためにも、丸ごとの状態で保存してね!

固いアボカドもおいしく食べよう!

Photo bysandid

固いアボカドは、追熟させる以外にもレンジなどで素早く簡単に柔らかくできます。アボカドを切った後で固いことに気がついた場合でも、紹介した食べ方を含め、さまざまな救済レシピがあるので安心です。栄養豊富なアボカドを、ぜひおいしく食べてみてくださいね。

Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

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