楽屋花とは?贈り方のマナーや気をつけたいポイントについてご紹介!

楽屋花とは?贈り方のマナーや気をつけたいポイントについてご紹介!

コンサートや舞台が開催されたとき、出演者の楽屋に届けられるのが楽屋花です。贈り方のマナーや贈るときに気をつけたいポイントを、くわしく解説しましょう。応援やお祝いの気持ちも、美しい楽屋花とともに贈ればより深く心に残りますね。

記事の目次

  1. 1.楽屋花とは
  2. 2.楽屋花のスタイル
  3. 3.楽屋花の贈り方・マナー
  4. 4.楽屋花を贈るときに気をつけたいポイント
  5. 5.楽屋花でエールを届けよう

楽屋花を贈るときに気をつけたいポイント

ポイント①ギフトに適した花言葉か

出典:写真AC

アレンジメントや花束に使う花材は、花言葉も意識できるとさらに素敵なギフトになります。応援やお祝い、成功を祈るといった気持ちの伝わる、ぴったりのフレーズを見つけたいですね。もしもピンとくる花言葉が見つからなかったときでも、ネガティブな花言葉は避けます。黄色いカーネーションの「軽蔑」やキンギョソウの「でしゃばり」、マリーゴールドの「嫉妬」などは、いくら美しい花とはいえ、お祝いの場には不適切ですね。

ポイント②花の本数にも意味がある

出典:写真AC

花束やアレンジメントに同じ種類の花を複数本使うときには、本数にも注意しましょう。4本や9本は「死」「苦」を連想させるため、避けたほうが安心です。また、花言葉は色別のほか、バラのように本数によっても異なる場合があります。「ひそかな愛(7本)」「挽回できない愛(17本)」などのフレーズは、お祝いの場にはそぐわないでしょう。「あなたは完璧(10本)」「幸運を祈る(22本)」などがおすすめですよ。

ポイント③持ち運びしやすいか

出典:写真AC

楽屋花は公演終了後に出演者が持ち帰ることもあるため、持ち運びのしやすさも重要です。大きすぎるアレンジメントや花束は、受け取った相手の移動手段によっては負担になってしまいます。電車やバスで帰る可能性がある場合は、片手で抱えられるくらいのサイズがよいですね。生花店にも相談しながら、ボリューム感を決めましょう。また、花束やアレンジメントを入れて持ち歩ける紙袋もあわせて渡すと親切ですよ。

ポイント④花粉やアレルギーにも注意

出典:写真AC

生花の贈りものは、花粉やアレルギーへの配慮も必須です。贈りたい相手はもちろん、同じ楽屋を使う出演者の中にアレルギーを持った人がいた場合も、受け取ってもらえないことがあります。また、楽屋に置いてある衣装や小道具などに花粉がつくのも危険です。花粉の多い花を避けたり、事前にアレルギーの有無を確認したりすると安心ですよ。出演者のそばに飾られる分、楽屋の外に飾るスタンド花以上に気をつける必要があります。

ポイント⑤期間中きれいに咲いているか

出典:写真AC

せっかく素敵な花を贈っても、しおれてしまっては興ざめです。使いたい花材がどのくらいの期間もつか、あらかじめ生花店に確認しておきましょう。切り花は早くて数日、バルーンアレンジメントのバルーンも同じくらいでしぼむものが出始めます。「途中でしおれても公演初日に間に合わせたい」「千秋楽のときにきれいに咲いていてほしいから期間の途中で贈ろう」など、希望にあわせて発送時期を調整するとよいですよ。

ポイント⑥楽屋花が得意な店舗か

出典:写真AC

ひとくちに生花店といっても、店によって得意分野があります。「コンサートホールに近いけれど、葬儀社と提携していて葬儀に強い生花店」「ブライダルシーンでの販売がメインで、高価な花の取り扱いが多い生花店」などは、楽屋花のオーダーには不向きでしょう。ギフトフラワーが得意で、かつ会場から近い生花店を選ぶと、イメージにぴったりの素敵な楽屋花を仕立ててくれますよ。

楽屋花でエールを届けよう

出典:写真AC

舞台やコンサートの開催をお祝いする気持ちは、実際に観劇に行くことや手紙でも十分伝えられます。しかしながらそこに花のギフトが加われば、受け取った相手にとって格別の体験となるでしょう。「頑張ってね」「成功を祈っています」「あなたならできる!」といったメッセージをこめた、素敵な楽屋花を贈りたいですね。相手の好きな花や公演テーマにちなんだ花などで仕立てた花は、きっと出演者の心を鼓舞してくれますよ。

発表会や舞台で花を贈りたい!どんな花を贈る?贈り方のマナーも解説のイメージ
発表会や舞台で花を贈りたい!どんな花を贈る?贈り方のマナーも解説
発表会や舞台を観に行くとき、応援の気持ちを伝えるなら花を贈るのがおすすめです。花束やアレンジメントなど、シーンにあわせていろいろなスタイルが選べますよ。発表会や舞台におすすめの花と、贈るときのマナーについて見ていきましょう。
おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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