世界の臭い花ランキング!どんな強烈な臭いがするのかも詳しく紹介

世界の臭い花ランキング!どんな強烈な臭いがするのかも詳しく紹介

ジンチョウゲやキンモクセイ、クチナシの花は日本三大香木と呼ばれよい香りとされますが、人によっては香りが苦手ということもあるでしょう。しかし、多くの人が臭いと感じる花があります。臭いと一言でいってもどのような臭いなのか、ランキングを見てみましょう。

記事の目次

  1. 1.花はよい香りだけとは限らない
  2. 2.世界の臭い花10位:ヒサカキ
  3. 3.世界の臭い花9位:クリサンセマム・ノースポール
  4. 4.世界の臭い花8位:アメリカミズバショウ(スカンク・キャベジ)
  5. 5.世界の臭い花7位:オオパイプカズラ
  6. 6.世界の臭い花6位:デッドホースアラム
  7. 7.世界の臭い花5位:ヒドノラ・アフリカーナ
  8. 8.世界の臭い花4位:オオバナサイカク
  9. 9.世界の臭い花3位:ドランクンクルス・ウルガリス(ブルガリス)
  10. 10.世界の臭い花2位:ラフレシア
  11. 11.世界の臭い花1位:ショクダイオオコンニャク
  12. 12.花にとって臭いは大切なもの

世界の臭い花3位:ドランクンクルス・ウルガリス(ブルガリス)

Photo by albategnius

ドラクンクルス・ウルガリスの幼い葉っぱは、こんにゃくの葉に似ています。草丈は1m~1.5mになる大型の植物です。花びらに見えるのは葉っぱが変形した仏炎苞で、裏が黄緑色、内側は赤紫色ですが、赤紫色に黄緑色の斑が入る個体もあります。中央の偽茎が竜の腕のように見えるため、別名はドラゴンアームです。

基本情報

Photo by candiru

学名 dracunculus vulgaris
科属 サトイモ科ドラクンクルス属
形態 宿根性多年草
原産地 地中海
草丈 約1m~1.5m
花径 40cm~50cm以上
開花時期 4月~5月
開花時間 約3日
英名 dragon arum

ボタニ子

ボタニ子

長く伸びた赤紫色の仏炎苞が、ドラキュラのマントみたいだから、そういう名前もあるわ。

特徴

Photo by Luc Coekaerts from Tessenderlo

ドラキュラのマント

ドラクンクルス・ウルガリスの仏炎苞は、縁がフリルのようなマント型です。臭いは、魚介系が腐る臭いに似ています。生ごみ、ゴミ集積所の臭いや、イカを何日も放置した臭いという表現もあります。その臭いは半径2m以内でもみけんにしわが寄り、思わず息を止めるほどです。ただし、栄養が少ないときや雨の日には臭いが薄くなります。

世界の臭い花2位:ラフレシア

Photo by cornstaruk

ラフレシアは、東南アジアに生息する世界最大級の巨大な花です。ラフレシアには種類が多くありますが、その多くは直径1m前後、重さは10kg以上と、単一の花では世界最大級です。巨大な赤い花を咲かせるラフレシアは世界一の寄生植物で、ブドウ科のミツバビンボウズカズラ属の植物に寄生します。

ボタニ子

ボタニ子

地中で、寄生している植物から栄養や水分をもらってるの。葉っぱがないから全ての栄養分を巨大な花につぎこむわ。

ボタ爺

ボタ爺

蕾がどこに出るか、予測が難しいんだよ。蕾が出ても半年以上咲かないから、巨大な花が見られたらラッキーだの。

ボタニ子

ボタニ子

アルノルディという名前の種類は、直径が世界最大級の111cm、重さが12kg以上の巨大な花を咲かせたわ。

基本情報

Photo by Mike Prince

学名 rafflesia
科属 ラフレシア科ラフレシア属
生息地 東南アジア
開花時期 7月~10月
開花期間 乾期2日~5日、雨期10日前後
花径 1m前後
重さ 10kg前後
花色
形態 寄生植物

特徴

Photo by MaewNam

絶滅が危惧される謎多き巨大花

ラフレシアはまだ研究途中で、謎の多い巨大植物です。蕾が出ても開花までに半年~9ヵ月以上かかったり、どこに蕾が発生するかもさだかでなかったりします。開花したとたんに、激しい臭気を出し、受粉を手伝ってもらうための、クロバエの仲間を呼びます。単一で咲く世界一といわれる巨大な花は、腐る獣肉に魚の臭いを足し、さらに汗をかいた靴下を混ぜた臭いです。

ボタニ子

ボタニ子

近年日本は水洗トイレが主流だけど、昭和の時代は汲み取り式のトイレが多かったの。その臭いだっていう人もいるわ。

ボタ爺

ボタ爺

花が咲いていられる時間が短いからの、なるべく強い臭いでハエを呼びたいんだろうな。

ボタニ子

ボタニ子

世界最大級の巨大な植物に寄生されている植物って、栄養は足りるのか心配になるわね。

  • 木の不法伐採や森林破壊がすすんでいるので、ラフレシアは絶滅の危機にさらされています。

世界の臭い花1位:ショクダイオオコンニャク

世界の臭い花ランキングの1位は、ラフレシアと並んで世界最大級といわれる、こんにゃくの仲間のショクダイオオコンニャクです。ラフレシアは花が単一ですが、ショクダイオオコンニャクは花序という、小さい花がたくさん集まっています。高さ重さともに世界最大級で、ギネスブックに認定された花は世界一高く、3.1mです。こんにゃく芋のような球根から約5mの葉を伸ばして、栄養をためます。

ボタニ子

ボタニ子

こんにゃく芋のような球根に栄養分をためるのに、何年もかかるのも世界一ね。こんにゃくの仲間だけど、食べられないわ。

ボタ爺

ボタ爺

ショクダイオオコンニャクはスマトラ島が原産だけど、日本で食べられているこんにゃくもインドシナ半島の出身なんだの。

ボタニ子

ボタニ子

世界最大級でも、あまりにも大きいから「おばけこんにゃく」て呼ばれることもあるらしわ。花の直径も世界一よ。

基本情報

学名 amorphophallus titanum
科属 サトイモ科コンニャク属
原産地 スマトラ島
草丈 最大3.1m
直径 約1.5m
開花時間 約2日
別名 スマトラオオコンニャク、おばけこんにゃく、死体花

特徴

大きさ臭いともに世界最大級

日本で栽培されている食用のこんにゃくの花も、ハエが寄ってくるような臭いですが、ショクダイオオコンニャクの臭いは大きさが世界一だけあって臭いも世界最大級に強いものです。開花時間が約2日しかないため、その間になるべく多くのハエに受粉を手伝ってもらうためでしょう。その臭いは獣や魚が腐る臭いに、汗をかいて放置した靴下の臭いとチーズの臭いを足したものです。

花にとって臭いは大切なもの

Photo bypieterz

花粉を虫に運んでもらい受粉して、子孫を残すのは植物にとって大切なことです。開花を虫に気づいてもらうために、臭いを出します。世界最大級の花でもそれは同じで、さらに開花時間が短ければ短いほど、早急に虫にきてもらわなければなりません。虫にとって魅力的なよい臭いであることがとても大事なのです。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドやミカンなどを含めガジュマルやコウモリラン、トックリランやクワズイモなど、現在20鉢の観葉植物と暮らしています。挿し木で増やしたウツボカズラが新しいつぼをつけ始めました。

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