カンパニュラアルペンブルーの育て方!夏越しなど枯らさず管理するコツをご紹介!

カンパニュラアルペンブルーの育て方!夏越しなど枯らさず管理するコツをご紹介!

青紫色の星型の花をたくさん咲かせる「カンパニュラアルペンブルー」をご存知でしょうか?夏の直射日光と乾燥に気を付ければ、比較的育てやすい多年草です。「カンパニュラアルペンブルー」の特徴や育て方に増やし方、夏越しなど季節ごとの管理のコツもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.カンパニュラアルペンブルーの特徴
  2. 2.カンパニュラアルペンブルーの育て方
  3. 3.カンパニュラアルペンブルーの増やし方
  4. 4.カンパニュラアルペンブルーの植え替え
  5. 5.カンパニュラアルペンブルーの夏越しなど季節毎の管理
  6. 6.まとめ

カンパニュラアルペンブルーの増やし方

出典:筆者撮影
 

カンパニュラアルペンブルーの増やし方は、種まきと株分けの2種類があります。

①こぼれ種で増える

カンパニュラアルペンブルーは種まきをしなくても、こぼれ種で翌年自然に芽が出て増えます。鉢植えでも、鉢の周辺の土からこぼれ種で芽が出る場合があります。こぼれ種で増やしたい場合は、花後の剪定のさいに、花茎をすべて剪定せずいくつか残すようにします。種を採って、種まきをする場合は、「2.カンパニュラアルペンブルーの育て方」の「種まきの場合」を参考にしてください。

②株分けの方法

もう一つの増やし方は株分けです。大きく育った株を分割して増やします。株分けの適期は、3~4月と9~10月です。株を静かに掘り起こして、1株に5芽以上残るようにナイフなどで切り分けます。あまり小さくするとその後の管理が大変になりますので、初めての場合は大きめに切り分けたほうが安心です。それぞれの株を鉢や花壇に植え付けます。植え方は前述の「2.カンパニュラアルペンブルーの育て方」の「苗を植える場合」を参考にしてください。

カンパニュラアルペンブルーの植え替え

鉢植えの株が大きくなり鉢に根が回ってきたら、植え替えをします。植え替えの適期は、9月~10月です。もっと大きくしたい場合は、一回り大きな鉢に植え替えます。大きさを維持したい場合は、株分けをします。1つは元の鉢に戻して植え込みましょう。残りの株は新しい鉢に植えたり、地植えにしたりします。また、地植えの場合も、株が大きくなったら株分けをして植え替えをします。植え方は「カンパニュラアルペンブルーの育て方」を参考にしてください。

カンパニュラアルペンブルーの夏越しなど季節毎の管理

春の手入れ

春になると、古い葉の下に新しい葉がたくさん育ち始めています。傷んでいる大きな葉は古い葉ですので、抜き取ります。葉の茎をそっと引っ張ると簡単に抜けます。この作業によって、新しい葉によく日が当たってよく育ちます。

夏越しの方法

出典:写真AC

カンパニュラアルペンブルーの弱点は、夏の暑い日差しと乾燥に弱いことです。夏の猛暑で直射日光に当たり続けた時にしおれることがあります。地植えの場合は、植える場所に気を付けることが大切です。植えた後に夏も日当たりがよいことが分かった場合は、そっと掘り起こして鉢に植え替えて日陰で夏越しをします。涼しくなってから、適した場所へ植え替えます。鉢植えの場合は、春は日当たりのよい場所に置き、夏は日陰になる場所へ移動させて夏越しします。

冬の管理方法

カンパニュラアルペンブルーは耐寒性が強いので特に冬越しの管理は必要はありません。北海道でも地植えで冬越し可能な場合があるので、かなりの耐寒性があります。心配な場合は、株元に防寒対策をしておくといいでしょう。鉢植えの場合は、軒下など寒風が当たりにくくて霜が当たらない場所で保管すると安心です。冬の間は、ほとんど水やりの必要はありません。

まとめ

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

カンパニュラアルペンブルーの育て方などをご紹介しました。夏の直射日光と乾燥に気を付ければ、毎年春には新しい花茎を延ばしてたくさん花をさかせるカンパニュラアルペンブルーは、おすすめの多年草です。まずは、苗から育ててみてはいかがでしょうか。こぼれ種で自然に増えて、青紫色の花が一杯の小道ができたら素敵ですね。

chomi55
ライター

chomi55

ガーデニング歴20数年、バラ好き・小花好きです。野菜も大好き。ミニトマトとベビーリーフを育てています。チョコレートは相当好き。

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