おすすめの多年草10選!ほったらかしでも簡単に育つ綺麗な草花はどれ?

おすすめの多年草10選!ほったらかしでも簡単に育つ綺麗な草花はどれ?

庭や花壇を作るとき、ぜひおすすめしたいのが多年草です。毎年開花する多年草は、一年中花壇に綺麗な彩りを添え、四季を感じさせてくれます。そこで今回は、誰にでも簡単に育てられる、人気でおすすめの多年草を、10種類ご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.多年草とは
  2. 2.おすすめの多年草:花がきれいな品種編(5種)
  3. 3.おすすめの多年草:人気のグランドカバー編(2種)
  4. 4.おすすめの多年草:カラーリーフの代表編(2種)
  5. 5.おすすめの多年草:お手入れかんたん山野草編(1種)
  6. 6.おすすめの多年草まとめ

おすすめの多年草:花がきれいな品種編(5種)

多年草は簡単に育てられるだけではなく、ほったらかしでも毎年花が楽しめるのも魅力の一つです。開花期が長い多年草も多く、数種類選べば、一年中庭で花を愛でることができます。花が綺麗な多年草を、ほったらかしで育てるコツと合わせて5種ご紹介します。

花が綺麗なおすすめの多年草①【シレネ・ユニフローラ】

シレネユニフローラ

『シレネ・ユニフローラ』
出典:筆者撮影

シレネ・ユニフローラは、シレネの代表的な多年草です。マンテマ属特有で、少し変わった形の小さい花を咲かせます。乾燥に強いのも特徴で、鉢植えやプランターでも簡単に育ち、春の寄せ植えにもおすすめです。常緑なので、花後もそのまま綺麗な葉を楽しめます。

シレネ・ユニフローラの基本データ

科名/属名 ナデシコ科/マンテマ属 原産地 ヨーロッパ
開花期 4~6月 適地 日なた・乾き気味~適湿
草丈 7~20㎝ 植えつけ期 3~4月・10月
増やし方 挿し芽(4月~6月) 種類 常緑多年草

シレネユ・ニフローラをほったらかしで育てるコツ

  • 地植え・・・日なたに植えましょう。そのままで夏越しも可能です。
  • プランター・植木鉢・・・成長すると垂れてくるので背の高い物を使いましょう。

花が綺麗なおすすめの多年草②【オステオスペルマム】

オステオスペルマム

『オステオスペルマム バナナシェイク』
出典:筆者撮影

オステオスペルマムは、花びらのグラデーションが綺麗な多年草です。八重咲などの品種改良が進み、色のバリエーションも多く人気があります。乾燥に強い代表的な植物で、育ちにくい花壇でも簡単に花を咲かせてくれます。

オステオスペルマムの基本データ

科名/属名 キク科/オステオスペルマム属 原産地 アフリカ・アラビア
開花期 1~5月・9~11月 適地 日なた・乾き気味~適湿
草丈 20~80㎝ 植えつけ期 4~5月中旬
増やし方 挿し芽(5月・6月) 種類 常緑多年草

オステオスペルマムをほったらかしで育てるコツ

  • 地植え・・・霜に弱いため日の当たる軒下花壇がおすすめです。
  • プランター・植木鉢・・・春から秋にかけては日なたに。冬になったら、暖地では軒下へ移動し、寒冷地では室内に取り込みます。

花が綺麗なおすすめの多年草③【ガウラ】

ガウラ

『ハクチョウソウ』
出典:筆者撮影

ガウラは梅雨入り前から秋まで長く楽しめる、代表的な宿根草です。白い蝶が舞っているような雰囲気から、「ハクチョウソウ」という名でもよばれています。少し背のあるガウラですが、透け感がある植物なので、暑い夏の庭を涼し気に見せてくれるのも人気の一つです。

ガウラの基本データ

科名/属名 アカバナ科/ヤマモモソウ属 原産地 北アメリカ
開花期 5~11月 適地 日なた・適湿
草丈 30~150㎝ 植えつけ期 4~6月中旬
増やし方 種まき(4~5月) 種類 宿根草

ガウラをほったらかしで育てるコツ

  • 地植え・・・日なたの花壇がおすすめです。日陰でも育ちますが徒長しやすいため、倒れやすくなります。
  • プランター・植木鉢・・・背丈の低い品種を選びましょう。置き場所は日なたがおすすめです。宿根草なので冬になると地上部が枯れますが、2,3日に一度は水を与えましょう。

花が綺麗なおすすめの多年草④【エキナセア】

エキナセア

『八重咲エキナセア』
出典:筆者撮影

エキナセアは、夏の代表的な宿根草です。暑さに強く、緑の多くなった庭の差し色になります。とても人気があり、毎年新品種が出ています。背の高いものは地植えに、低いものは寄せ植えにもおすすめです。

エキナセアの基本データ

科名/属名 キク科 / ムラサキバレン属 原産地 北アメリカ
開花期 6月中旬~8月 適地 日なた・適湿
草丈 30~100㎝ 植えつけ期 4~5月・10月
増やし方 株分け(2~3月) 種類 宿根草

エキナセアをほったらかしで育てるコツ

  • 地植え・・・日あたり、風通しがよい場所で、他の植物とは間隔をとって植えましょう。
  • プランター・植木鉢・・・株元が蒸れやすいので、風が通る日なたに置きましょう。宿根草なので、冬は地上部が枯れますが、水やりを忘れないようにしましょう。

花が綺麗なおすすめの多年草⑤【クリスマスローズ】

クリスマスローズ

『クリスマスローズ・ダブル・スポット』
出典:筆者撮影

クリスマスローズは、冬に人気の多年草です。少し寂しくなった庭に、彩りを添えてくれます。同じ色や模様を増やしたい場合は株分けですが、花後そのままにしておくと、こぼれ種でも発芽します。同じ花は咲きませんが、簡単な増やし方です。ただし、株が小さいうちは花がつかないので、花を見るまでには2~3年かかります。

クリスマスローズの基本データ

科名/属名 キンポウゲ科
/ クリスマスローズ属
原産地 地中海沿岸~ヨーロッパ・中国
開花期 1~4月 適地 半日陰・適湿
草丈 10~50㎝ 植えつけ期 10~11月・4月上旬
増やし方 株分け(4月・9月下旬~10月中旬) 種類 常緑多年草

クリスマスローズをほったらかしで育てるコツ

  • 地植え・・・暑さや蒸れに弱いため、夏は日陰、冬は日なたになる落葉樹の下がおすすめです。
  • プランター・植木鉢・・・夏は日陰になる軒下へ、冬は日なたに移動しましょう。寄せ植えにしたい場合は、同じ環境下の多年草を選ぶとそのまま長く楽しめます。

ボタニ子

ボタニ子

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