余ったポップコーンを料理に
ポップコーンのフレーバーやソースを変えると、子供達のおやつになったり、お酒のおつまみにもなったりするので、アレンジ方法がたくさんあります。さて、今度はポップコーンを料理に加えてみませんか?自宅で簡単にできる、ポップコーンレシピの作り方や食べ方をご紹介します。
コーンポタージュに
材料
- 市販のコーンポタージュ・・・1袋
- ポップコーン・・・適量
ポップコーンをビニール袋に入れて、荒く砕きます。この時、こまかく砕きすぎないようにしましょう。できたら、市販のコーンポタージュの粉をお湯でときます。コーンポタージュの上に、ポップコーンを振りかけたら完成です。重くなりすぎないので、美味しい朝ごはんや夜食になりますよ。
おすすめの食べ方
- ポップコーンを砕かずに、そのままコーンポタージュにのせると、ポタージュを吸って違った食感になるので、ぜひ試してみてくださいね。
手作りパン粉
材料
- ポップコーン・・・適量
- ハンバーグや肉団子のタネ
ポップコーンをビニール袋に入れて、こまかく砕きしょう。これをハンバーグや肉団子のつなぎにしたり、揚げ物をするときにパン粉として使ったり、使う方法はたくさんあります。塩やバターの味がついたポップコーンで作ると、それが調味料となって、自家製の味になりますよ。
ポップコーンの栄養価
- ポップコーンはとても栄養価が高いことをご存知でしたか?食物繊維はゴボウの約2倍近くあり、鉄分も豊富です。市販のポップコーンはハイカロリーですが、手作りにすれば、簡単で美味しい低カロリーのおやつになりますよ。
ポップコーンの品種・栽培
品種
イエローポップ
ポップコーンの原料は、とうもろこしですが、とうもろこしは数多い品種が存在します。すべてのとうもろこしで、自家製ポップコーンのタネを作ることはできません。ポップコーンのタネを、とうもろこしから栽培して作るには、イエローポップという品種を選びます。
栽培
栽培方法
イエローポップの栽培方法は、一般的なとうもろこしと同じ育て方です。なので栽培自体はむずかしくなく、とうもろこしを育てたことのある方は、わりと簡単に栽培できるでしょう。ですが収穫時期が少し違います。そこさえ注意すれば、美味しい自家製ポップコーンができますよ。
タネを蒔く時期
タネを蒔く時期は、地域によってばらつきがありますが、4月〜6月の間に植えましょう。肥料は、基本的にそこまで準備する必要はありませんが、元肥を多肥にしないよう注意します。一箇所に5粒ほど、3cmの深さを目安に植えていきます。大きく育つ前に、はさみで間引きして一本にしていきます。
収穫時期
収穫時期は、一般的なとうもろこしよりもだいぶ後になります。葉っぱや、まわりの皮の色が変わった頃に収穫しましょう。収穫したら、皮を綺麗にむきます。そのあとは風通しのいいところに干して、ツブがかたくなるまでしっかり乾燥させます。ツブにヒビが入っているのが確認できたら、自家製タネの完成です。
注意点
防鳥ネット
栽培している最中、アブラムシやアワノメイガなどの害虫が発生することがあります。発生する前に、定期的に防除を忘れずに行いましょう。これと同様に、鳥害にも気をつけなければいけません。カラス、スズメがよってこないように、防鳥ネットを張りましょう。
キセニア現象
スイートコーンとイエローポップを、同じ畑で育てるのは避けましょう。同じ畑で育ててしまうと、スイートコーンがポップコーンに変化してしまいます。これをキセニア現象といい、イエローポップの花粉がスイートコーンに受粉すると、遺伝的に優秀なポップコーンに変わってしまうのです。
まとめ
映画館ではおなじみのポップコーン。自宅の庭や畑で、自家製のタネをつくり、自分好みのフレーバーにしたり、アレンジしたり、食べ方を工夫してみたり、想像するとワクワクしませんか?いちから手作りすると、一味ちがう美味しいポップコーンになるでしょう。ぜひ「自分だけのポップコーン」を作ってみてくださいね。
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出典:写真AC