ミラクルフルーツとは？どんな果実？味などの特徴や食べ方をご紹介！

酸っぱいものや苦いものでさえ甘く感じさせてしまう「ミラクリン」を持つ奇跡の果物、ミラクルフルーツ。こんな話を聞くと一度は自分の舌でも体験してみたい！と思うことでしょう。ミラクルフルーツの効果を実感できる商品をご紹介します。

日本のスーパーなどではまず見かけないミラクルフルーツですが、通販などでは確実に購入できます。乾燥させたタイプやフリーズドライタイプ、タブレットタイプなどいくつかの加工方法で商品が販売されています。値段も想像以上に手ごろですので、友達と集まってみんなで体験してみるのも楽しそうですね。

当初はアフリカの奥深い森の中で発見されたミラクルフルーツ。しかし、その後、人の手によって栽培されるようになったため、現在は苗をネットで入手可能です。常緑で緑も美しい木なので、インテリアとしても十分な価値があるといえます。冬の寒さに弱いので、15℃を下回らない環境が用意できる方は挑戦してみるのもおすすめです。

ミラクルフルーツの不思議な効果をしっかりと楽しめるおすすめ食べ方とそのポイントを最後にご紹介します。もし生のミラクルフルーツが手に入った場合は、収穫してすぐに食べないのであればすぐに冷凍庫で保存するようにしましょう。ミラクルフルーツ中のミラクリンの分解が進み、効果が得られなくなってしまいます。

生の場合は皮をむいてから口に含みます。舌の味蕾にミラクリンが行きわたるようなイメージをしながら、舌にこすりつけるようにして食べましょう。1分前後、舌の上で転がすとよいでしょう。そのあとにレモンやライム、グレープフルーツ、梅など酸っぱいものを食べます。甘くなると1口に行ってもその味わいはそれぞれの食べ物に由来します。その違いを食べ比べて楽しむのがおすすめです。

小さなミラクルフルーツを口に入れ、味蕾にミラクリンが広がると、その効果は30分から1時間持続します。効果を満喫するためにも、あらかじめミラクルフルーツと合わせて食べてみたいものを考え、事前に用意しておくことをおすすめします。

ミラクルフルーツの効果を生み出すミラクリンは、ご紹介したように糖タンパク質の仲間になります。タンパク質は熱で変性します。ミラクリンも例にもれず、変性してしまうとその効果を失ってしまいます。生卵が目玉焼きになっても、目玉焼きが生卵に戻ることはないように、ミラクリンも一度熱によって変性してしまうと最初とは違う物質になって今います。ミラクルフルーツの効果を体験するときは、熱い飲み物などは避けるようにしましょう。

酸っぱいものも苦いものも甘く感じさせてしまうマジカルでミラクルなフルーツ、「ミラクルフルーツ」をご紹介しました。発見された当初とは違い、最近では栽培も進み、通販などで手軽に手に入るようになっていましたね。日本人の活躍が大きくかかわっていることもわかりました。人体や化学の不思議も感じさせてくれるミラクルフルーツの効果を一度体験してみてはいかがでしょうか。