作り置き野菜の簡単レシピ③ラタトゥイユ
ラタトゥイユは、フランス南東部の都市ニースの郷土料理です。数種類の夏野菜をたっぷり入れて煮込むので、栄養バランスがよく、野菜のおいしさとコクを存分に味わえます。パスタソースにしたり、オムレツにかけたり、パンに乗せたり、ご飯にかけてドリアにしたりと、応用範囲が広いのも魅力です。日持ち日数は保存法によって異なります。冷蔵は3日~4日、冷凍は約1カ月です。
材料(4人分)
- トマト:8個
- ピーマン:5個
- ナス:3本
- 玉ねぎ:1/2個
- 人参:1/2本
- ベーコン:5枚
- にんにく:少々
- 水:100cc
- コンソメ:1個
- みりん:大さじ2
- 塩コショウ:適量
作り方
- すべての材料を細かく刻む。
- フライパンでにんにくを炒める。香りが立ったらトマト以外の野菜とベーコンを入れて炒めていく。
- しんなりしてきたらトマトと調味料と水を加える。水分が飛ぶまでしっかり炒めて完成。
作り置き野菜の簡単レシピ④ひじきの煮物
ひじきの煮物は常備菜の定番の1つです。副菜としておすすめの理由は海藻(ひじき)と大豆がたっぷりとれることでしょう。海藻と大豆はミネラルや食物繊維、たんぱく質や大豆イソフラボンなど貴重な栄養素の宝庫です。そして多忙な時期にはなかなかとれない食材でもあります。ひじきの煮物を常備菜にして多忙な時期にそなえましょう。ちなみに日持ち日数は冷蔵保存で3日~4日、冷凍保存で1カ月です。
材料(作りやすい量)
- 乾燥ひじき:6g
- 干しシイタケ:小2枚~3枚
- 油揚げ:1枚
- 人参:1/2本
- 水煮大豆:200g
- こんにゃく:130g
- ごま油:大さじ1
- シイタケの戻し汁:150cc
- めんつゆ:大さじ2
- 砂糖:小さじ1
作り方
- ひじきは水で戻してから食べやすい大きさに切る。
- 油揚げ、人参、こんにゃくは食べやすい大きさに切る。
- 干しシイタケは150ccくらいの水につけて戻し、食べやすい大きさに切る。
- シイタケの戻し汁はとっておく。戻し汁が150ccより少ないときは水を足す。
- 鍋にごま油をひき、すべての材料を炒める。
- 戻し汁に調味料を合わせたものを加え、中火で炒め煮にする。
- 汁気がなくなったら完成。完全に冷ましてから保存する。
作り置き野菜の簡単レシピ⑤筑前煮
ひじきの煮物と同じく、筑前煮も常備菜の定番です。根菜類や鶏肉など旨味たっぷりの食材を使うため、だし汁を使わずにできる煮物でもあります。日持ち日数は冷蔵で3日ほどです。冷凍保存も可能ですが、その場合は冷凍向きでないこんにゃくは取り除きましょう。人参とたけのこは冷凍すると食感が少し落ちるので、小さく切って食感がわからないようにするのがおすすめです。
筑前煮の冷凍保存の日持ち日数は1カ月くらいだよ。
材料(4人分)
- 鶏もも肉:1枚
- 塩:小さじ1/2
- レンコン:1/2節
- 人参:1本
- 干しシイタケ:5枚
- ごぼう:1/2本
- 大根:3cm分
- サトイモ:10個
- こんにゃく:1枚
- サラダ油:大さじ1
- 水:2カップ
- 酒:大さじ3
- みりん:大さじ2
- 砂糖:大さじ2
- 顆粒和風だしの素:大さじ1
- 醤油:大さじ1
作り方
- 材料の下ごしらえをする。鶏肉は塩を揉み込んでしばらく置き、出た水分を拭き取った後、一口大に切っておく。
- 干しシイタケは水に漬けて戻し、半分に切る。戻し汁は捨てずにとっておく。
- レンコンと人参は乱切り、ごぼうはささがき、大根は半月切り、サトイモは皮をむき、こんやくは食べやすい大きさに切る。
- 鍋にサラダ油を入れて熱し、鶏肉を炒める。皮目に焼き色がついてきたら、他の材料とシイタケの戻し汁を入れて炒めていく。
- 水とすべての調味料を加えて落し蓋をする。弱火で20分~30分煮込み、煮汁がなくなったら完成。
ボタニ子
次ページからは作り置きおかずの注意点について解説していきます。
冷凍保存する場合、こんにゃくは取り除いておきましょう。解凍する際、食感が悪くなるからです。