作り置きおかずの注意点
とても便利な作り置きおかずですが、作る際には複数の注意点があります。どんなに便利な道具も、正しく使わなければ効果を発揮しないように、作り置きも誤った方法を用いてしまったら、味も質も損ねてしまいます。注意点を守って、正しくおいしい作り置きおかずを作りましょう。
注意点①完全に冷ましてから保存する
作った常備菜は種類を問わず、完全に冷ましてから保存するのが基本です。網などに乗せて、完全に冷めるのを待ちましょう。熱が取りきれていない状態で冷蔵庫や冷凍庫に入れると、庫内の温度が上昇してしまうため、常備菜だけではなく、他の食材まで傷む原因になってしまいます。また、粗熱が取れたくらいで蓋をしてしまうと、なかなか冷めないばかりか、蓋や容器の内側に水滴がつく原因になるので注意しましょう。
注意点②保存容器は使用前に消毒する
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保存容器は清潔にたもつのが絶対条件です。料理を入れる前に念入りに洗い、しっかり消毒しておきましょう。容器が耐熱性の場合は煮沸消毒、もしくは熱湯をかけた後、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。耐熱性でない場合は、洗う際に少し熱めの湯ですすぐ、あるいはアルコール消毒を施し、キッチンペーパーで拭き取るとよいでしょう。特に食材が痛みやすい梅雨時は、洗浄と消毒をしっかり行ってくださいね。
常備菜を保存容器に詰めたり、食事やお弁当に取り分けたりする際に使う菜箸やスプーンも、清潔にたもちましょう。
常備菜専用の菜箸やスプーンを用意するのがおすすめだよ。使うたびによく洗って、しっかり乾燥させようね。
注意点③中身と日付をラベリングする
常備菜を保存容器に入れた後は、料理名と日付をラベルに記録して容器に貼りましょう。ラベリングは少し手間ですが、わざわざ中身を確認しなくても中身と作った日がわかるので、後の管理が楽になりますよ。特に冷凍保存した場合、容器によっては白っぽくなって、中身がわかりにくくなることがあるので、一目でわかるようにしておくと便利です。
まとめ
作り置きおかずを上手に活用すれば、多忙な時期でも栄養バランスのよい豊かな食事を実現し、食材の無駄をなくし、家計を助ける強い味方になってくれます。そして作り置きレシピには、ここで紹介したもの以外にも素晴らしいレシピがまだまだたくさんありますよ。いろいろと試して、おいしい常備菜を作ってくださいね。
余分な水分は保存の天敵なんだ。煮物を作り置きするときは、煮汁を完全に飛ばしてから保存しようね。