ミツマタ(三椏)とは?和紙の原料にもなる植物の特徴や育て方を紹介!

ミツマタ(三椏)とは?和紙の原料にもなる植物の特徴や育て方を紹介!

和紙の原料にもなるミツマタをご存知ですか?今回はミツマタの特徴や花言葉、名前の由来などを紹介します。植え付け時期や最適な置き場所などの栽培方法、簡単な和紙の作り方も紹介しますので、自家製のミツマタでハンドメイドを楽しんでみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ミツマタとは
  3. 3.ミツマタの特徴
  4. 4.ミツマタの育て方
  5. 5.ミツマタの増やし方
  6. 6.和紙を手作りしてみよう
  7. 7.まとめ

ミツマタの育て方

Photo by norio_nomura

植え付け、植え替え 3~4月
肥料 1~2月(地植え)、3月(鉢植え)
剪定 11~2月

ミツマタの植え付けは3~4月に行います。この時期なら暖かくなる日も増えてくるので、作業もしやすいですよ。ミツマタは発芽率もよいので、種から育ててみるのもよいですね。種から栽培する場合も3~4月のうちに種まきを行いましょう。

ミツマタの育て方①置き場所

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地植え鉢植えどちらとも、置き場所は明るい日陰がおすすめです。ミツマタは日陰でもよく育ってくれるので、場所を選ばず栽培を楽しめます。西日が少し苦手なので、西日が当たらない置き場所がよいでしょう。

ミツマタの育て方②用土

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ミツマタの栽培には砂質の用土が適しています。赤玉土1、桐生砂1、完熟腐葉土2を混ぜ合わせて、水はけのよい用土を作りましょう。鉢植えにはホームセンターなどで手に入る用土に砂を混ぜると手軽に用土を作ることができます。いつまでも水が残ってしまうような土では、根腐れを起こすことがあるので用土選びは注意してください。

素焼きの鉢がおすすめ!

鉢植えには、素焼きタイプの植木鉢がおすすめです。素焼きの鉢は通気性がよく水持ちがよいので、乾燥が苦手なミツマタにぴったりです。植木鉢での栽培なら、台風などの万が一のときでも移動がしやすいですよ。

ミツマタの育て方③肥料

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地植え栽培には1~2月の間に有機質の肥料を、鉢植え栽培には花が咲き終わった頃を目安に3月頃に化学肥料をそれぞれ株元に施しましょう。土に埋めるように肥料を施すのがポイントです。花つきよく元気に育てるためにも、肥料やりは大切な作業のひとつです。

ミツマタの育て方④水やり

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土の表面が乾いていたら、たっぷり水やりをしましょう。夏時期にはこまめな水やりを心がけます。とくに植え付けた最初の1年目は、水切れを起こさないように気をつけてください。2年目以降は頻繁な水やりはせず、乾燥したら水やりをする程度で大丈夫です。

ミツマタの育て方⑤病気と害虫

ミツマタは病気や害虫被害が少ない特徴がありますが、栽培状況や環境によっては立枯病や白絹病にかかってしまうことがあります。テッポウムシの被害にあうこともあるので注意が必要です。発見したら早めに対処しましょう。

立枯病

土の水はけが悪く、高温多湿の状態が続くと発症するカビが原因の病気です。土を入れ替えて、消毒をして対処しましょう。状態がひどいときには、栽培を諦めなければなりません。

白絹病

白絹病は立枯病と同様に、高温多湿の状態が続くことで発症するカビが原因の病気です。対処法がないので、一度かかってしまうと植物を処分するしかありません。土は薬剤をまき、深くしっかり混ぜ合わせることで菌の増殖を抑えられます。作業に使った道具はしっかり洗って消毒しましょう。

テッポウムシ

カミキリムシの幼虫で、木の幹の中に潜んでいます。内側から侵食していき、植物を食べてしまいます。木の幹に丸い穴が開いて周囲に木くずがこぼれていたら、テッポウムシを疑ってください。ホームセンターでカミキリムシ用の殺虫剤が手に入るので、そちらを使って退治しましょう。

ミツマタの育て方⑥剪定

次の花つきをよくするためにも、思い切って剪定を行いましょう。花が咲き終わった頃を目安に行うとよいですよ。花芽を切り取らないように、伸びすぎた枝だけを切るようにします。剪定用のハサミを使って行ってください。

ミツマタの育て方⑦植え替え

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ミツマタは根がやわらかく傷つきやすいので、基本的に植え替えはしません。どうしても植え替える場合は、細心の注意を払う必要があります。地植えなら有機質の肥料、鉢植えなら緩効性の化学肥料を施して植え替えを行います。一度根が傷つくと再生するのが難しいので、植え替えはしない前提で栽培するのがおすすめです。

ミツマタの増やし方

Photo by norio_nomura

うまくミツマタが成長してきたら、数を増やしてみませんか?苗から育てていくのもよいですが、挿し木による増やし方なら手間も少なく簡単に増やせられます。ミツマタの花から採れた種を植えてみるのも楽しみが増えますよ。

挿し木による増やし方

あらかじめ用意しておいた用土に、切り取った枝を挿してみましょう。ポットを使うと便利です。挿し木を行うのは花が咲く前の2~3月、または花が咲き終わった5~7月頃がおすすめです。水やりを忘れずに、明るめの日陰で育てるとよいですよ。葉が数枚増えてきたら、植木鉢や庭に移植して、紹介した育て方で栽培していきます。

採取した種による増やし方

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ミツマタは果実が実ります。6月の終わり頃に果実を収穫したら、種を取り出してみましょう。種をしっかり水洗いしたら、湿らせた砂を混ぜてビニール袋に密閉して冷蔵庫で保管します。種まきは3~4月に行います。種まきをする前にもう一度水で洗い、乾燥させないように気をつけるのがポイントです。

ミツマタの果実

ミツマタの果実は毛が生えたがくに包まれています。このがくをむくと、ギンナンに似た種子があり、この種子の中にミツマタの種が入っています。

ボタニ子

ボタニ子

育てたミツマタを使ってお手製の和紙作りに挑戦してみませんか?専門的な道具がなくても簡単に作れますよ。次のページで作り方を紹介していきます!

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