珍しい果実35選！奇妙な見た目？食べて絶品？そんなフルーツをご紹介！

コブのように表面がボコボコしている南国フルーツです。果実は約4cmほどで、緑色をしています。枝にトゲがあるのも特徴です。果実は、酸味だけでなくにおいも強いので、そのまま食べるよりも料理の風味づけとしてよく利用されます。なかでも、果肉より果皮の方がよく使われています。葉も強いにおいがあり、インドネシアやタイなどの東南アジア料理で必須のハーブとして、古くから重宝されています。

入手方法としては、日本でも通販で苗を購入できるので、鉢で栽培するのもいいでしょう。果実の種を収穫して、種から育てることもできますよ。トロピカルな気候を好むので、鉢植えで育てて冬は室内で管理しましょう。また、料理だけでなくアロマやシャンプーにも利用されています。

サポジラの果実は4～12cmの球体または楕円形で、果皮はジャガイモの皮のような外見です。完熟すると果肉の色が赤褐色になり、干し柿のような味がします。果実のなかに入っている黒い種も、柿の種に似たかたちです。熟すと発酵したにおいがします。果肉は強い甘みをもち、栄養価も豊富なので、スムージーにしても美味しいですよ。

インドネシアなどの東南アジア諸国では広く栽培されており、収穫時期も長いため手軽に入手できます。日本では沖縄県が産地として有名なので、入手方法としては通販での取り寄せが可能です。

変わった見た目で、果皮にトゲのようなやわらかい突起があり、熟すにつれて深い緑色から明るい緑色へと変化していきます。トロピカルなココナッツのようなにおいがしますが、味はさっぱりした酸味と甘みがあるのが特徴です。そのまま食べられるほか、ジュースやシェイクに加工されたものも人気がありますよ。地域によっては、未熟の状態のサワーソップを野菜のように食べることもあります。ちなみに、黒い種は苦みがあるのでとりのぞきましょう。

果実の入手方法として、インドネシアのような東南アジアの生産国を訪れる以外に、日本で黒い種を購入して栽培し、収穫することも可能です。種から育てても収穫まで約3年と、ほかの果物よりも結実ははやいですよ。ただ、トロピカルな気候を好み、気温が5℃以下になると生育が悪化し、枯れてしまうこともあるので、季節によって置き場所をかえる必要があります。

サントルには、黄色の果実と赤色の果実があります。よく知られているのは黄色の果実の方です。果皮には細い縦線が入っており、固さがあります。また内果皮がとても厚く、中心部には白い果肉が入っています。味は甘みが少なく強い酸味があり、塩をふって食べたり、料理に使われたりするのが一般的です。

フィリピンやインドネシアなどの東南アジア諸国では、簡単に手に入るトロピカルフルーツのサントルですが、日本での果実の入手方法は難しいかもしれません。種を入手して種から育てると、5年目以降に結実するようになるので、栽培して収穫するのも楽しいですよ。

世界最大の果実としても知られる南国果実、ジャックフルーツの存在感はほかにならぶものがありません。長さ80cm、幅40cm、重さ40～50kgにもおよぶこともあり、かたちは楕円形が多いですが、円柱形も存在します。表皮にはイボのような突起があり、熟すと黄色くなって強く甘いにおいを放ちます。果肉と仮種皮は甘く、粘り気があるのが特徴です。熟してない果実は炒め物や煮物の材料に利用されています。

東南アジアやアフリカ、ブラジルなどで生産されているジャックフルーツですが、日本での入手方法は、通販がおすすめです。ドライフルーツやチップスなどの加工品もありますよ。また輸入果実の専門店などでは、生のジャックフルーツが並ぶこともあります。ジャックフルーツは発芽してから3年で果実を収穫できる、生長のはやい植物です。