シュロチクの増やし方
植物の育て方に慣れてきたころには、自分で植物を増やすことにもチャレンジしたくなるものです。ここではシュロチクの増やし方を説明していきますので、ぜひ増やし方をマスターしてくださいね。
増やし方は株分け
シュロチクは、基本的には株分けで増やします。株分けとは親株から子株を切り分けて複数にすることです。切り分けた後は植え替え時の時と同じ手順です。その際にはそれぞれに合った鉢のサイズを使用してくださいね。
株分け後の管理の仕方
株分けは植物にとってはかなりの負担になっています。もちろん根付いてもいませんので、枯れることがないよう根付くまでは半日陰の場所で管理しましょう。土の表面が乾いたらしっかりと水をあげるようにし、水切れに注意しながらしっかりと管理してくださいね。
自分で増やせるところも観葉植物の魅力だわ。ぜひ増やし方を参考にしてチャレンジしてみてね。
難しそうだけど、せっかくだし頑張ってやってみるよ!
シュロチクが枯れる原因
比較的育てやすいシュロチクですが、そんなシュロチクも枯れてしまうことがあります。枯れる原因はいくつかありますので、どんな時に枯れてしまうのか詳しく説明しますね。
枯れる原因①根詰まり
枯れる原因の一つ目は、根詰まりです。根詰まりとは、鉢植えの場合に根の成長に対して鉢が小さすぎると、根がそれ以上成長できなくなることをいいます。確認の方法は簡単で、鉢の底を見ると根が鉢から飛び出したりしていたら、鉢を大きくしてあげてください。
枯れる原因②寒すぎる
シュロチクは耐寒性のある植物ですが、寒すぎる環境には耐えられなくて枯れてしまいます。シュロチクの耐寒温度は0°Cと言われていますが、極端に寒すぎてしまうと枯れてしまうので室温には気をつけましょう。
枯れる原因③エアコンの風
冬の時期、人間には欠かせないエアコンですが、エアコンの風は植物にとっては大敵です。風が直接葉に当たってしまうと、葉が乾燥してしまい枯れてしまう原因になります。室内で管理するときはエアコンの風が当たらない場所を選んでくださいね。
枯れる原因④水のやりすぎ
良かれと思って沢山水をあげてしまうと、土が常に湿った状態になり根腐れを起こします。根が腐ってしまうと植物は枯れてしまいますので、育て方③で説明した通り、水やりの頻度は適切に行うようにしてくださいね。
枯れる原因⑤害虫
植物も生き物ですから、虫がつく場合があります。虫が湧く原因としては、土の湿度が高すぎたり、葉が乾燥してることが多くあります。気づいたら葉に虫だらけ、ということも珍しくありません。虫は葉の裏にもついてることがあるので、注意して観察しましょう。見つけ次第駆除し、虫が発生しないように予防に努めることが大事です。
えー、枯れる原因はこんなにあるんだね。なんだかすごく難しそうに感じてきたぞ。
確かに枯れる原因は沢山あるわ。でも基本的なことをしてあげれば、枯れることは少ないのよ。
そうなんだね。しっかりとちゃんとお世話をすることが大事なんだね。生き物だから大切にしたいね。
まとめ
今回はシュロチクの育て方や増やし方を紹介しました。スタイリッシュで素敵な雰囲気を演出してくれるほか、とても育てやすいのが魅力の植物ですよね。これを機にぜひお部屋のインテリアとしてシュロチクを迎えてみてはいかがでしょうか!
シュロチクの増やし方は株分けという方法なんだね。慣れてきたら増やしてみたいな。