生垣に適している樹木の条件と人気の樹木
生垣には境界線の役割やプライバシー保護の機能目的を備えることから、一年中緑を絶やすことの無い常緑樹が好まれます。では、どんな樹木がよいのでしょうか?人気のある生垣にぴったりの樹木の紹介をしましょう。
生垣作りの樹木の条件
生垣に適した樹木の条件は
- 枝葉が密集していても育つこと。(背の高い樹木と低い樹木を組み合わせる「混ぜ垣」もある)
- 枝葉の遮蔽性が高いこと。
- 刈込に強く、よく萌芽すること。
- 病害虫の被害を受けにくいこと。
生垣に人気の樹木3選
シルバ-プリペット
縁が白い緑の葉が特徴のモクセイ科の半落葉樹です。寒冷地では落葉をしますが、関東以西では葉を少し減らす程度の樹木です。萌芽が強くて特別な手入れも必要としないのも特徴。小さな白い花が可愛らしいですね。
オウゴンマサキ
マサキはニシキギ科の常緑高木です。昔から生垣に好まれる丈夫で育てやすい樹木ですが、特に黄色の若葉をつける「オウゴンマサキ」は葉が成熟すると緑になり、色の変化が楽しめることから人気度が上昇しています。
レッドロビン
萌芽が強く成長が早いのが特徴です。赤い新芽が鮮やかで、古い緑の葉とのコントラストが美しいので、やはり色の変化を楽しむことができる生垣です。
まとめ
住宅街を歩くと積み上げられたブロック塀、コンクリート塀が並んでいる中で、緑の樹木が並ぶ生垣に出会うとフッと深呼吸でもしたくなるような安らぎを得られます。この記事で扱った「ベニバナトキワマンサク」は花が咲く庭木で、華やかで鮮やかな色彩の花が魅力的ですね。手入れも難しくなく、生垣としての役割も十分に果たせます。お庭に取り入れて楽しんでみてください。
出典:筆者撮影