オリーブの木の手入れ方法
オリーブは成長速度が速い植物です。定期的に剪定や手入れをして、いつまでも美しいシンボルツリーを楽しみましょう。庭木の管理は大変と感じる人もいるのではないでしょうか。オリーブは、手入れや管理が楽な庭木ともいわれています。失敗を恐れず、大切に手入れをしてみてくださいね。
管理①剪定
オリーブは、1年で10cm以上成長するほど成長速度が速いので、定期的な剪定が必要です。放っておくとあっという間に手がつけらない状態になってしまいますので、重なっているところや、混み合っているところを剪定して整えてください。剪定で失敗したとしても、成長速度の速さでカバーできます。失敗を恐れず、剪定してみてくださいね。剪定の時期は、3~4月と9~10月に行いましょう。
管理②摘果
オリーブの実を楽しむためには、摘果は欠かせない手入れのひとつです。傷がついているものや、ほかの実より小ぶりなものを選んで摘果しましょう。そうすることで、より大きい実に成長させられますよ。
管理③植え替え
オリーブを鉢植え栽培している場合は、2年に1回を目安に植え替えを行います。3~4月の間に行いましょう。植え替えは、根詰まりを防ぐためにも欠かせない手入れのひとつです。古い土や傷んでいる根を丁寧に取り除き、「育て方③植え方」を参照に新しい鉢に植え替えてください。植え替えたあとは、根が定着しやすいように支柱を立てて管理します。
オリーブの木の増やし方
庭木としてのオリーブをより楽しむためにも、挿し木に挑戦してみませんか。挿し木には、元気な枝を使うのがポイントです。剪定した枝を使ってみるのもよいですね。10cmほどの長さの枝の切り口を斜めに切り、1時間くらい水につけて、挿し木用の土に挿します。葉が増えてきたら根が出た証拠なので、植木鉢や庭に植え替えましょう。
ボタニ子
挿し木をしたときの、手入れはなにが必要なのかな?
挿し木をしている間は、土が乾燥しないように管理しましょう。挿し木を室内で管理する場合は、エアコンの風が直接当たらない工夫も必要です。
オリーブを飾ってみよう!
常緑性のあるオリーブは、庭木としてだけでなく飾りとしても人気があります。風水の効果もあるといわれているので、庭木としてのシンボルツリーだけでなく、インテリアにも取り入れてみましょう。それでは、インテリアとしての楽しみ方と風水の効果を紹介します。
風水の効果
風水とは、物や色で気の流れを変える効果が期待される占いの一種です。風水ではオリーブの常緑性の葉が、前向きになれる幸福な気を呼ぶとされています。ほかにも家庭を守るパワーが宿っているといわれています。自分自身や家族のために、風水を取り入れてみるのもよいですね。
飾り方①玄関
風水では、玄関は厄が入るところと考えられています。魔よけの効果があるとされるオリーブを、玄関に飾ってみましょう。玄関前にスペースを確保するのが難しい場合は、リースを玄関扉に飾るのもおすすめです。剪定した枝で、リースを手作りするのもよいですね。
飾り方②室内
オリーブに宿る家庭を守るパワーは、人々が集まりやすい場所でより効果を発揮するといわれています。室内の中央など、よく目につく場所に飾ってみましょう。庭木として屋外で育てている場合は、窓から見える場所で栽培するのもよいですね。
続いて、実際に植え付けてみた筆者の記録を紹介します。
鉢植えの場合は、成長速度はゆっくりめといわれています。初年は見送って、翌年から剪定を行うのもよいですね。