クリーピングタイムとは?種まき・株分けの時期や育て方のコツを紹介

クリーピングタイムとは?種まき・株分けの時期や育て方のコツを紹介

料理などに使われるコモンタイムと違い、主にグラウンドカバーとして使われているクリーピングタイム。ピンクや白の小花のじゅうたんを作ったり、鉢から咲きあふれたりする様子はガーデナーの憧れです。実は意外と簡単に育てられるクリーピングタイムについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クリーピングタイムとは?
  2. 2.クリーピングタイムの種類
  3. 3.クリーピングタイムの育て方
  4. 4.クリーピングタイムの成長後の管理
  5. 5.クリーピングタイムの増やし方
  6. 6.まとめ

クリーピングタイムの増やし方

出典:筆者撮影

クリーピングタイムは生育旺盛なので、時期さえ気を付ければ簡単に増やすことができます。最適な時期は、高温多湿や寒い風を避けた、気候の穏やかな春(4~6月)か秋(9~11月)です。方法は株分け、茎伏せ、挿し木などがあります。

増やし方①株分け

株分けは、上述したように、増え過ぎた鉢や花壇から植え替える際に行います。剪定をして根を傷めないように、新しい土を入れた鉢や、日当たりのよい別の場所に植え替えましょう。根が土になじむようにたっぷりと水をやった後は、乾燥気味に育てます。

増やし方②茎伏せ

出典:筆者撮影

庭にどんどん広げて増やしたい場合は、茎伏せが一番簡単です。クリーピングタイムには、土に触れている茎から発根する性質があります。伸びている茎の一部を、Uピンでとめたり石をそっと乗せたりして土をかぶせ、水やりをしましょう。発根したところから新芽が出てきます。

増やし方③挿し木

出典:筆者撮影

クリーピングタイムは剪定した枝を使って挿し木ができます。5~10cmほどに切った枝を湿らせた挿し木用の土に2~3cmの深さに挿し、水切れに注意しながら、明るい日陰で管理します。ただ実際は、切った枝をそのまま土に挿して水やりをしておくだけでも根付くほど簡単です。

「タイム」の育て方!植え付けのコツから上手な増やし方までご紹介!のイメージ
「タイム」の育て方!植え付けのコツから上手な増やし方までご紹介!
タイムは寒さと乾燥に強く、育て方の比較的な簡単な香草(ハーブ)です。清涼感のある香りが特徴で、斑入りの種類はカラーリーフとしても人気があります。タイムの種類や植え方、育て方、管理のコツ、さらに簡単な増やし方や使い方をご紹介します。

まとめ

出典:筆者撮影

グラウンドカバーやコンパニオンプランツとしても使える、クリーピングタイムについてご紹介しました。育て方も増やし方も簡単で、とにかく蒸れないように切り戻し、乾燥気味に育て、春か秋に植え替えなどするだけで丈夫に育ちます。ぜひお庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

Vinaka
ライター

Vinaka

自宅の庭にポタジェやローズガーデンを作っています。 ローメンテナンス且つ、愛犬に安全な庭を目指して日々研究中です。

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