ソヨゴの育て方!鉢植えからの管理方法は?シンボルツリーにもおすすめ?

ソヨゴの育て方!鉢植えからの管理方法は?シンボルツリーにもおすすめ?

建物のシンボルツリーとして注目されているソヨゴは、育て方や手入れが簡単なため、初心者にもおすすめの植物です。鉢植えでも栽培できるうえに小さな花や実がつくことから、ガーデニングにも人気があるソヨゴの育て方や管理方法をわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.ソヨゴとは
  2. 2.ソヨゴの特長
  3. 3.ソヨゴの育て方
  4. 4.ソヨゴの管理方法
  5. 5.ソヨゴの病気
  6. 6.ソヨゴの害虫
  7. 7.ソヨゴの育て方の注意点
  8. 8.まとめ

ソヨゴの育て方の注意点

Photo by harum.koh

初めて植物を栽培する人でも育て方・管理方法が簡単なので、失敗することなく楽しめるのがソヨゴの魅力です。そのため「初心者向けの庭木」として紹介されることも多い植物なのですが、初心者だからこそ注意しなければいけない育て方のポイントもあります。

株立ち・単木・雌雄の3種類ある

庭木やガーデニングとしても人気のソヨゴなので、庭木専門のお店だけでなくホームセンターの園芸コーナーでも購入できます。ただしソヨゴには「株立ち」「単木」「雌雄」の3種類あり、何を目的で植えるのかによって適した種類が違うため、わからない場合はお店の専門スタッフなどに相談してください。

ソヨゴの株立ちとは?

ソヨゴの株立ちとは、根元の部分が数本に分岐して生えている種類のことをいいます。自然に株立ちするソヨゴもありますが、シンボルツリーとして注目されている種類なので、店では株立ちするように栽培されたものが販売されています。なおソヨゴの株立ちは上方への成長速度が遅くなるので、管理がしやすいのが魅力です。

ソヨゴの単木とは?

ソヨゴの単木は、根元から上方まで1本の幹でつながっているのが特長です。根から吸い上げる栄養分が木全体に効率よくいきわたるので、大木になりやすく、公園木やスペースの広い庭の庭木にするのがおすすめです。なお値段は株立ちよりも安いのですが、生育条件がよいと大木になりやすいので注意しましょう。

ソヨゴの雌雄とは?

ソヨゴのサクランボのようなかわいい果実に魅力を感じて栽培するのであれば、必ず雌雄セットで購入する必要があります。雌株・雄株ともに花は咲きますが、雌株だけを栽培しても近くに雄株がいないと果実がつきません。なお株立ち・単木ともに雌雄ありますが、どちらの場合もセットで購入するのがポイントです。

支柱などで倒木対策

長く栽培すれば大木になるソヨゴですが、根は浅い位置に張るので台風のような強風に弱い特徴があります。そのため移植する際に深い位置まで穴を掘ることも強風対策になりますが、支柱をたててソヨゴを固定することも強風対策に有効です。

鉢植えの場合は風のあたらない場所に移動

庭木やシンボルツリーとして地植えしている場合は、支柱をたてることで強風対策ができます。ところが鉢植えの場合は、支柱をたてること自体が難しいです。ただし鉢植えの場合は移動が簡単なので、風のあたらない場所や屋内へ一時的に移動するだけで倒木対策になります。

葉が枯れるのは病気・害虫が原因かも

フリー写真素材ぱくたそ

冬でも緑の葉が多くつくことが和名の由来にあるソヨゴですが、新陳代謝のために古くなった葉が枯れて落ちることはあります。ただし冬に「葉が急に枯れる」「大量に葉が落ちる」という症状が現れた場合は、病気や害虫が発生している可能性が高いです。

水枯れでも葉は枯れる

Photo by sorarium

乾燥した土でも地植えであれば問題なく成長するのがソヨゴですが、鉢植えで栽培する場合は水枯れが原因で葉が枯れることもあります。成長すればソヨゴも大木になることもありますが、鉢植えだと根が下方に伸びにくいので、地植えよりも水枯れしやすいです。

まとめ

Photo by harum.koh

手入れや育て方の基本がわかれば初心者でも失敗せずに栽培できるソヨゴは、小さな白い花や鮮やかな赤い果実も人気があり、最近ではシンボルツリーとしても注目されています。ただしソヨゴはもともと和風庭園によく使われる庭木なので、洋風の庭や家屋に植える場合はほかの木や植物とセットで植えるのがおすすめです。

Akemi
ライター

Akemi

自然や植物と楽しく暮らすヒントを、わかりやすく紹介していきます。

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