ブラックビートとは?ぶどう品種としての特徴やおすすめの食べ方を紹介!

ブラックビートとは?ぶどう品種としての特徴やおすすめの食べ方を紹介!

ブラックビートは皮ごと食べられる黒ぶどうです。丸く大粒の果実は酸味と甘みのバランスがほどよく、あっさりした味です。まだ産地が少なく収穫量も少ないため、知らない方も多いのではないでしょうか?そこで、ブラックビートの特徴やおすすめの食べ方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブラックビートとはどんなぶどう?
  2. 2.ブラックビートの特徴
  3. 3.ブラックビートの収穫時期
  4. 4.ブラックビートのおすすめの食べ方
  5. 5.ブラックビートに似た品種
  6. 6.まとめ

ブラックビートの収穫時期

ブラックビートは夏に旬を迎える極早生品種です。収穫時期は、巨峰や藤稔に比べて1週間ほど早く、熊本県では7月下旬に収穫が始まり、山梨県では8月中旬~下旬に収穫されます。着色しやすい特性から成熟するのも早く、収穫期間が短いため短期間に出荷されます。大粒で見た目にインパクトのあるブラックビートは、お中元やお盆のお供え物にもよいのではないでしょうか?

ブラックビートのおすすめの食べ方

出典:写真AC

ブラックビートは、皮ごと食べられるぶどうです。黒ぶどうにはポリフェノールが豊富に含まれているため、皮ごと食べると栄養も一緒にしっかり摂れます。皮を剥いて食べると、指先が果汁で黒く染まるほど濃いです。衣類に果汁がつかないように気をつけましょう。

ボタニ子

ボタニ子

果皮の色が濃いぶどうのほうが、ポリフェノールの一種「アントシアニン」が豊富に含まれています。

おすすめの食べ方①皮ごと食べる

一番おすすめの食べ方は、生のブラックビートを皮ごと食べることです。みずみずしい果汁の甘さと、弾力のある果肉を味わえます。皮を剥いて食べるときは、果実の下側(果頂部)に十字の切り込みを入れてから剥きましょう。皮が薄いため、つるんと剥けます。また、皮ごと冷凍し食べるときに水洗いすると、皮が剥きやすくなりシャーベットのような果肉を楽しめます。

おすすめの食べ方②スイーツにトッピングする

ブラックビートは、あっさりした甘みと酸味が特徴です。ケーキやタルトなどスイーツのトッピングに使うと、クリームの甘さとブラックビートの味が丁度よく溶け合います。また、砂糖を加えて皮ごと煮込んでジャムにするのもおすすめです。ジャムにするとヨーグルトやムースにも混ぜやすくなります。

おすすめの食べ方③ドリンクにする

ブラックビートはジュースやスムージーなどドリンクにしてもおいしいです。生の果実をミキサーにかければ簡単に作れますが、鍋で煮込むと濃縮されたぶどう果汁が作れます。ぶどうの味がギュッと詰まった果汁を炭酸水や冷水で割って飲みましょう。

おすすめの食べ方④乾燥させる

Photo by683440

種なしブラックビートは、皮ごと食べられるため干しぶどうにおすすめです。よく洗った果実をザルの上に並べて、天日干しで乾燥させるだけなので簡単に作れます。干しぶどうにすれば、保存期間が長くなり食べたいときに好きなだけ食べられます。密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するようにしましょう。

次のページで「ブラックビートに似た品種」をご紹介します。

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ブラックビートに似た品種

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