常緑ヤマボウシ(月光)の育て方!株立ちの剪定の時期やコツを紹介

常緑ヤマボウシ(月光)の育て方!株立ちの剪定の時期やコツを紹介

常緑ヤマボウシはいつでも美しい葉を楽しめる常緑性の植物で、庭のシンボルツリーとしても利用されています。1本の茎からたくさんの枝を伸ばして立ち上がるように仕立てる「株立ち」という育て方が人気です。そんな常緑ヤマボウシの育て方や剪定方法などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.常緑ヤマボウシ(月光)とは
  2. 2.常緑ヤマボウシ(月光)の育て方
  3. 3.常緑ヤマボウシ(月光)の種類
  4. 4.まとめ

常緑ヤマボウシ(月光)の育て方

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常緑ヤマボウシはいつでも美しい葉を楽しめるだけでなく、開花時期には白くてかわいらしい花を咲かせ花後においしい実をつけてくれる魅力的な植物です。通常のヤマボウシに比べて樹高が低く成長がゆっくりなので庭木にもよく利用されています。そんな常緑ヤマボウシの育て方や株立ちの剪定方法などをご紹介します。

育て方①環境

常緑ヤマボウシは日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。多湿が苦手なため、風通しの悪いジメジメとした場所で育てると病気や害虫被害を受けやすくなります。日当たりの悪い場所で育てると花付きが悪くなるので注意してください。常緑ヤマボウシは山や林に自生している植物のため、極端に環境の悪い場所以外ならば問題なく育ちます。

寒さ対策をしてから冬越しさせましょう

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常緑ヤマボウシは耐寒性がやや弱いため、寒冷地の場合はしっかりと寒さ対策をしてから冬越しさせる必要があります。鉢植えの場合は軒下や室内の寒さをしのげる場所へ移動させてください。地植えの場合は株元にヤシ殻やバークチップ、園芸用のビニールなどを使用してマルチングを行います。

育て方②用土

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常緑ヤマボウシは水はけのよい用土で育てましょう。市販されている樹木用の用土を使用しても構いません。自分で配合する場合には赤玉土と腐葉土を混ぜ込んだものに少量の川砂を加えた用土を使用してください。地植えにする場合に水はけが悪いようならば腐葉土や川砂を混ぜ込んでおくのがおすすめです。

育て方③植え付け

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常緑ヤマボウシの植え付けは10月〜11月か3月〜5月に行いましょう。寒さに弱いため冬の寒い季節に植え付けても上手に根付かない恐れがあるので注意してください。地植えにする場合は苗よりもひと回り大きく穴を掘ってから植え付けていきます。鉢植えの場合は根を深くまで伸ばす性質があるので深くて大きめの鉢を選ぶのがポイントです。

根付くまでは支柱を立てておきましょう

地植えでも鉢植えでも植え付けてからしっかりと根付くまでは、転倒防止のために支柱を立てておくと安心です。苗木を触ってグラグラしなくなれば支柱を外しても構いません。また、植え付け後は水切れを起こさないようにたっぷりと水やりをして日当たりのよい場所で管理してください。

育て方④水やり

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地植えの場合は雨水のみで十分なため水やりの必要はありません。しかし雨が全く降らない日が続き地面が乾燥しすぎているようならば様子を見ながら水を与えてください。鉢植えの場合は土の表面が乾いてから鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりと水やりをします。用土が湿った状態が続くと根腐れを起こしてしまうのでしっかりと乾いてから水やりをしましょう。

育て方⑤肥料

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常緑ヤマボウシが休眠期に入る1月〜2月にかけて寒肥として油かすなどの有機肥料を株元に施します。地植えの場合は追肥の必要はありませんが、鉢植えの場合は成長が滞っているようならば緩効性の化成肥料を与えてください。また、植え付けの用土に元肥として緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおいても構いません。

「寒肥(かんごえ)」とは

「寒肥」とは名前のとおり「寒い時期に与える肥料」のことです。寒肥の役割や種類、寒肥の正しい施し方については以下の記事を参考にしてくださいね。

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育て方⑥剪定

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常緑ヤマボウシの剪定は12月〜2月に行いましょう。伸びすぎている枝や、葉が込み入っている部分を剪定していきます。花芽を切り落とさないようにするのがポイントで、枝分かれしている部分で切り戻してください。剪定方法は通常のヤマボウシと同じなので以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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株立ちの剪定

常緑ヤマボウシを株立ちで育てるには剪定時期と剪定方法が重要です。春になると株元からいくつか茎が伸びてくるので、細くて弱々しい茎を剪定して立派な茎だけを成長させます。1年では株立ちになりませんがこの剪定方法を続けると数年で立派な株立ちの常緑ヤマボウシに成長するのでぜひ試してみてください。

次のページでは、種類をご紹介します。

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常緑ヤマボウシ(月光)の種類

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