子供と作ろう!簡単レシピでじゃがいも料理
じゃがいもは、フライドポテト、肉じゃが、コロッケ、カレー、シチュー、ポトフなど、定番の家庭料理に欠かせません。子供と一緒に料理するにはもってこいです。子供と作る場合は、油で揚げるのは危険が伴い、煮込み料理は途中で飽きてしまうかもしれません。しかし、子供と一緒に簡単にできる美味しいじゃがいも料理は豊富にありますよ。
子供のおやつや離乳食にも最適
じゃがいもはくせがなく、火が通っていれば簡単につぶれ、離乳食にもおすすめです。主成分のデンプンはエネルギー源となり、子供のおやつや間食にも適しています。また、じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれており、デンプンに守られているので加熱しても失われにくいことも利点です。安価で離乳食におやつに活躍する美味しいじゃがいも料理は、家族の味方といえるかもしれません。
じゃがいもはカリウムも豊富で、高血圧予防やむくみ防止にも効果があるといわれているわ。
子供と一緒に料理して楽しく食育
子供と一緒に料理すると、自然に食べることや食材への興味が育まれます。いわゆる食育です。また、子供の脳を活性化し、ものを考えたり作り出したり、効率よく仕事をしたり、我慢したりする力も身につけられます。親子の絆も深まり、好き嫌いの克服にもつながるかもしれません。
ボタニ子
女の子でも男の子でも、料理ができると生活力がついて、一人暮らしをするときに役に立ちそうね。
子供と料理する際の注意点
料理中は過保護になり過ぎないように、しかし子供の安全には気を配るのが基本です。ピーラーを使えば安全に皮むきができそうですが、切れ味の鋭い刃で自分の手を一緒に削ってしまう場合があるので注意しましょう。また、踏み台を使って作業をしていて、手元に夢中で足を踏み外すこともあります。毒性のあるじゃがいもの芽がきちんと取れているか、確認することも必要です。
子供と作る簡単レシピ①じゃがいももち
最初にご紹介するじゃがいも料理は、「じゃがいももち」です。つぶしたりこねたり丸めたりする作業は、子供が遊び感覚でお手伝いできます。離乳食にもおやつにも使える料理です。早速レシピをご紹介しましょう。
材料
材料(直径3cm×6個分)の目安は次のとおりです。たれに練り梅を混ぜたり、白ごまをふったりして、アレンジするのもよいでしょう。
- じゃがいも:2個(250g)男爵などつぶしやすいタイプがおすすめ
- 片栗粉:大さじ2(つなぎの役割)
- バター:大さじ1/2強
- 牛乳:大さじ2と1/2
- 油:大さじ1/2
- 砂糖:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 醤油:大さじ1
- のり:適量(お好みででき上りに巻く。海苔パンチで穴をあけておくと、子供が噛み切りやすい)
作り方
子供と作る簡単レシピ②じゃがいものお好み焼き
じゃがいものお好み焼きは、軽食や子供のおやつにぴったりです。ハムやベーコンを細かく切って小さめに作れば、離乳食にもなりますよ。
材料
材料は2人分程度ですが、食べたい分量やお好みによって加減してください。
- じゃがいも:2~4個
- ベーコン::1パック(ハム、ソーセージ、ツナなどでもよい)
- スライスチーズ:適量
- 塩:適量
- こしょう:適量
- ケチャップ・ソースなどお好みで
作り方
子供と作る簡単レシピ③じゃがいもと豚肉のみそバター炒め
じゃがいもと豚肉のみそバター炒めは、ボリューム満点の一品で、ビールもご飯も進みます。作り方も簡単です。
材料
材料(4人分)の目安は次のとおりです。
- じゃがいも:350g(小ぶりの新じゃががおすすめ。メークインでも可)
- 豚ロース肉(とんかつ用):3枚(300g・切り落とし肉などでも可)
- 塩、コショウ:各少々
- バター:大さじ1
- みそ:大さじ2
- 砂糖:大さじ1と1/2
- みりん:小さじ1
作り方
新じゃがとひき肉を砂糖と醤油で甘辛く味付けしても美味しいわよ。片栗粉でひき肉をまとめると食べやすいわ。
まとめ
じゃがいもは大人も子供も大好きな方が多く、栄養満点です。じゃがいも料理は簡単で美味しく、子供と一緒に作るのにも適しています。ぜひ子供と一緒にじゃがいも料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。品種別のおすすめの食べ方を知りたい方、じゃがいもを自分で育ててみたい方は、下記記事を参考にしてください。
出典:写真AC