子供と一緒に作れる手軽さ!簡単じゃがいも料理のおすすめレシピ3選!

子供と一緒に作れる手軽さ!簡単じゃがいも料理のおすすめレシピ3選!

じゃがいもは子供にも大人にも人気の食材で、たくさんのレシピが紹介されています。おやつや離乳食にも大活躍です。身近な食材であるじゃがいもは、子供と一緒に料理をするにも適しています。子供と一緒に手軽に作れる、簡単なじゃがいも料理のおすすめレシピをご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.子供と作ろう!簡単レシピでじゃがいも料理
  2. 2.子供と作る簡単レシピ①じゃがいももち
  3. 3.子供と作る簡単レシピ②じゃがいものお好み焼き
  4. 4.子供と作る簡単レシピ③じゃがいもと豚肉のみそバター炒め
  5. 5.まとめ

子供と作ろう!簡単レシピでじゃがいも料理

出典:写真AC

じゃがいもは、フライドポテト、肉じゃが、コロッケ、カレー、シチュー、ポトフなど、定番の家庭料理に欠かせません。子供と一緒に料理するにはもってこいです。子供と作る場合は、油で揚げるのは危険が伴い、煮込み料理は途中で飽きてしまうかもしれません。しかし、子供と一緒に簡単にできる美味しいじゃがいも料理は豊富にありますよ。

子供のおやつや離乳食にも最適

フリー写真素材ぱくたそ

じゃがいもはくせがなく、火が通っていれば簡単につぶれ、離乳食にもおすすめです。主成分のデンプンはエネルギー源となり、子供のおやつや間食にも適しています。また、じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれており、デンプンに守られているので加熱しても失われにくいことも利点です。安価で離乳食におやつに活躍する美味しいじゃがいも料理は、家族の味方といえるかもしれません。

じゃがいもはカリウムも豊富で、高血圧予防やむくみ防止にも効果があるといわれているわ。

子供と一緒に料理して楽しく食育

子供と一緒に料理すると、自然に食べることや食材への興味が育まれます。いわゆる食育です。また、子供の脳を活性化し、ものを考えたり作り出したり、効率よく仕事をしたり、我慢したりする力も身につけられます。親子の絆も深まり、好き嫌いの克服にもつながるかもしれません。

ボタニ子

ボタニ子

女の子でも男の子でも、料理ができると生活力がついて、一人暮らしをするときに役に立ちそうね。

子供と料理する際の注意点

Photo bydapurmelodi

料理中は過保護になり過ぎないように、しかし子供の安全には気を配るのが基本です。ピーラーを使えば安全に皮むきができそうですが、切れ味の鋭い刃で自分の手を一緒に削ってしまう場合があるので注意しましょう。また、踏み台を使って作業をしていて、手元に夢中で足を踏み外すこともあります。毒性のあるじゃがいもの芽がきちんと取れているか、確認することも必要です。

じゃがいもの毒性を徹底解説!食中毒予防のために大切な4つのことは?のイメージ
じゃがいもの毒性を徹底解説!食中毒予防のために大切な4つのことは?
じゃがいもの毒性を甘く見ていませんか?下痢や吐き気も起こしてしまうじゃがいもの毒性を徹底調査しました。毒性のあるじゃがいもの見分け方や食中毒を防ぐために必要な毒抜き対策をご紹介します。小さいお子さんがいる方は特に必見です!

子供と作る簡単レシピ①じゃがいももち

最初にご紹介するじゃがいも料理は、「じゃがいももち」です。つぶしたりこねたり丸めたりする作業は、子供が遊び感覚でお手伝いできます。離乳食にもおやつにも使える料理です。早速レシピをご紹介しましょう。

材料

出典:筆者撮影(本記事掲載の、出典記載のない全ての画像)

材料(直径3cm×6個分)の目安は次のとおりです。たれに練り梅を混ぜたり、白ごまをふったりして、アレンジするのもよいでしょう。

  • じゃがいも:2個(250g)男爵などつぶしやすいタイプがおすすめ
  • 片栗粉:大さじ2(つなぎの役割)
  • バター:大さじ1/2強
  • 牛乳:大さじ2と1/2
  • 油:大さじ1/2
  • 砂糖:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 醤油:大さじ1
  • のり:適量(お好みででき上りに巻く。海苔パンチで穴をあけておくと、子供が噛み切りやすい)

作り方

(1)じゃがいもは芽を取り、皮をむきます。

(2)電子レンジで加熱するか、茹でます。串がすっと刺さればOKです。

(3)その間にたれの準備をします。砂糖、みりん、醤油を各大さじ1杯あわせ、砂糖を溶かしておきましょう。

(4)じゃがいもを熱いうちにつぶします。スプーンやフォークでもつぶせますが、マッシャーなど普段使わない道具を持たせるだけで、子供のやる気が変わってくるかもしれません。多少かたまりが残っていてもOKです。

(5)4に片栗粉、バター、牛乳を加えて混ぜましょう。じゃがいもが熱いうちなら、バターはその熱で自然に溶けます。じゃがいもが冷えてしまったら、バターを溶かして加えてください。

(6)6等分して丸く形づくります。子供が「小さいのも作りたい」「形を変えてみたい」などということもあるでしょう。許せる範囲で自由にさせてあげると、子供の「料理は楽しい」「またやりたい」という気持ちににつながるかもしれません。

(7)フライパンに油をひいて、6を焼きます。

(8)焦げ目がついたら裏返して焼きます。

(9)3であわせた調味料を加え、煮詰めながら全体にからませます。

(10)お好みで海苔で巻いてできあがりです。

子供と作る簡単レシピ②じゃがいものお好み焼き

出典:写真AC

じゃがいものお好み焼きは、軽食や子供のおやつにぴったりです。ハムやベーコンを細かく切って小さめに作れば、離乳食にもなりますよ。

材料

材料は2人分程度ですが、食べたい分量やお好みによって加減してください。

  • じゃがいも:2~4個
  • ベーコン::1パック(ハム、ソーセージ、ツナなどでもよい)
  • スライスチーズ:適量
  • 塩:適量
  • こしょう:適量
  • ケチャップ・ソースなどお好みで

作り方

(1)じゃがいもは芽を取り、皮をむいて千切りにします。崩れにくいように、つなぎに小麦粉や片栗粉を加えて混ぜたり、マッシュポテトにしたりしてもOKです。

(2)ベーコンも千切りにします。切らずに下に敷いて焼いてもよいですし、もっと細かく切っても構いません。パックの上で切るとまな板が脂で汚れません。

(3)フライパンを熱して油をひきます。

(4)じゃがいもの千切りを適当な大きさに広げ、上にベーコンを乗せます。

(5)スライスチーズを乗せます。

(6)上にじゃがいもを広げて形を整え、焦げ目がつくまで焼きます。大きく作った場合は、フライパンのふたや大きめのお皿を使ってひっくり返しましょう。小さめに作ればフライ返しで簡単にひっくり返せます。

(7)仕上げにバターを溶かして風味付けします。ケチャップなど、お好みの味付けで食べましょう。

子供と作る簡単レシピ③じゃがいもと豚肉のみそバター炒め

じゃがいもと豚肉のみそバター炒めは、ボリューム満点の一品で、ビールもご飯も進みます。作り方も簡単です。

材料

材料(4人分)の目安は次のとおりです。

  • じゃがいも:350g(小ぶりの新じゃががおすすめ。メークインでも可)
  • 豚ロース肉(とんかつ用):3枚(300g・切り落とし肉などでも可)
  • 塩、コショウ:各少々
  • バター:大さじ1
  • みそ:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1と1/2
  • みりん:小さじ1

作り方

(1)新じゃがは皮をこすって洗い、皮ごと大きさを揃えて切ります。皮をむく必要がないので、とても簡単です。

(2)電子レンジで、竹串がすっと通るまで加熱します。ゆでてもOKです。

(3)じゃがいもを加熱している間に、豚肉を1.5cm幅に切ります。酒、塩、こしょうで下味をつけましょう。

(4)みそ(大さじ2)、砂糖(大さじ1・1/2)、みりん(小さじ1)を混ぜて、合わせ調味料を作ります。

(5)じゃがいもに火が通ったら、フライパンを熱してバターを溶かします。

(6)じゃがいもの切り口を下にして入れ、中火で焼き色をつけます。

(7)おいしそうな焼き色がついたらひっくり返し、皮も焼きつけます。

(8)じゃがいもを片端に寄せて、豚肉を入れます。表面をしっかり焼きつけましょう。

(9)豚肉に焼き色がついたら、真ん中をあけて合わせ調味料を入れます。

(10)混ぜながら焦がし気味に炒めれば完成です。あれば木の芽を粗くちぎって散らすと彩りがよくなります。

新じゃがとひき肉を砂糖と醤油で甘辛く味付けしても美味しいわよ。片栗粉でひき肉をまとめると食べやすいわ。

まとめ

出典:写真AC

じゃがいもは大人も子供も大好きな方が多く、栄養満点です。じゃがいも料理は簡単で美味しく、子供と一緒に作るのにも適しています。ぜひ子供と一緒にじゃがいも料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。品種別のおすすめの食べ方を知りたい方、じゃがいもを自分で育ててみたい方は、下記記事を参考にしてください。

じゃがいもってどんな種類があるの?品種別におすすめの食べ方も紹介!のイメージ
じゃがいもってどんな種類があるの?品種別におすすめの食べ方も紹介!
数々の品種が売られているじゃがいも。ほくほく美味しくて家庭のご飯でも色んなレシピがあり、じゃがいもはとても身近な食材ですよね。男爵、キタアカリ、などポピュラーなものから、あまりスーパーでは見かけない品種。おすすめの食べ方や、じゃがいもの栽培方法もご紹介します。
じゃがいもの栽培方法!種芋の植え付けから収穫時の掘り方まで解説!のイメージ
じゃがいもの栽培方法!種芋の植え付けから収穫時の掘り方まで解説!
じゃがいも栽培の基本は春植えです。種芋の植え時、植え付け、芽かき、土寄せ、収穫時の掘り方など、それぞれの段階の育て方にコツがあります。応用編として秋植えやマルチ栽培、プランター栽培も可能です。じゃがいも(馬鈴薯)栽培のポイントを解説いたします。
jitsu
ライター

jitsu

ものづくりと読書と植物が大好きで、家の中は手芸作品でいっぱいです。

関連記事

Article Ranking