モンキーバナナとは？小さい品種として知られるバナナの特徴や栽培方法！

モンキーバナナの育て方は、基本的にはバナナと変わりません。バナナは熱帯アジア原産の植物で、特に日当たりと気温に注意する必要があります。木を健やかに育てるため、おいしい果実をたくさん実らせるためにも、モンキーバナナにとって好ましい栽培環境を整え、正しい栽培方法で育てましょう。

熱帯植物であるモンキーバナナは、光が大好きです。日光に当たらないと、たちまち生育状態が悪くなってしまうので注意しましょう。日本はモンキーバナナを地植えで育てられる地域が限られています。日本におけるモンキーバナナの栽培方法は、鉢植えが基本です。春～秋の生育期は屋外の日当たりのよい場所で栽培し、冬は日当たりのよい暖かい部屋に入れて管理しましょう。

気温と湿度の管理も、モンキーバナナの栽培方法において、極めて重要なポイントです。モンキーバナナを健やかに育てるためには、一年中15℃以上の気温をたもつ必要があります。寒くなり始めたら、早急に暖かい室内へ移動させましょう。湿度の管理も重要です。原産地が湿潤な気候なので、高めの湿度を好みます。乾燥しないように注意し、毎日霧吹きなどで葉水を与えましょう。

モンキーバナナは、水はけがよくて肥沃な土壌を好みます。配合は赤玉土（小粒）6：腐葉土2：川砂2、あるいは赤玉土（小粒）7：腐葉土3がおすすめです。鉢植え栽培で、自分で作るのが面倒な場合は、市販の果樹用培養土でOKですよ。

モンキーバナナの植え付けは、4月～9月の生育期間中に行います。植え付け方法は、苗植えが基本です。もっとも適しているのは4月～5月のため、なるべくこの時期に行います。最初に苗を植え付ける鉢は、最低でも6号以上のものを用意しましょう。その後は苗の成長にあわせて、大きな鉢に植え替えていきます。

モンキーバナナは、基本的に鉢の下から根が見えるようになったら植え替えします。植え替え方法は、根鉢を崩さないように、元の鉢より一回り～二回り大きな鉢に植え付けていきます。モンキーバナナは根詰まりをよく起こす植物です。最低でも年に1回は植え替えましょう。