サンパチェンスの育て方!冬越しの注意点や切り戻し剪定の仕方を紹介

サンパチェンスの育て方!冬越しの注意点や切り戻し剪定の仕方を紹介

夏の庭を彩るサンパチェンスは、育て方も簡単で初心者でも楽しめる夏の花です。大株になる特徴と、夏の暑さに負けない花として人気の花です。切り戻しをすると秋までよく咲き、日当たりと温度に注意して育てれば冬越しもできます。サンパチェンスの育て方を中心にお伝えします!

記事の目次

  1. 1.サンパチェンスとは?
  2. 2.サンパチェンスの種類
  3. 3.サンパチェンスの育て方
  4. 4.サンパチェンスの手入れ
  5. 5.サンパチェンスの冬越し
  6. 6.サンパチェンス増殖禁止の注意点
  7. 7.まとめ

サンパチェンスの冬越し

サンパチェンスはインパチェンスと同じように耐寒性がよわい植物です。そのため野外では冬越しはできません。暖地でも、11月の半ばには室内の日当たりのよい場所に移動すると越冬は可能です。取り込むまえに、剪定をしてコンパクトにすると冬の水やりで失敗しません。

サンパチェンスの形態

サンパチェンスは野外で冬越しができないので1年草扱いですが、日当たりと温度があれば冬越しができる本来は多年草の植物です。

冬越しを成功させるには?

冬越しをさせるには、室内に取り込む前に切り戻し剪定をして株をコンパクトにします。冬は水やりの回数をへらしますので、葉からの蒸散を減らすことが大切です。冬越しの最低温度は夜間でも10℃は必要です。特に夜間は窓辺からはなして室内の真ん中でテーブルの上におきましょう。

サンパチェンスの冬越し

  • 日当たりのよい室内で最低気温10℃は必要
  • 冬越しさせる前に切り戻し剪定をする
  • 冬は水やりの回数をへらす

サンパチェンス増殖禁止の注意点

Photo bygeralt

サンパチェンスは「サカタのタネ」が作り出したPVP品種登録された植物で、法人だけでなく個人でも増やすことが禁止されています。

PVP登録品種とは?

PVPとは「Plant Variety Protection」植物品種保護の略です。PVP登録品種は販売目的ではなくても増やすことが禁止されています。挿し木で増やして、友人でもあげてはいけないことになっています。冬越しは最初に購入した株なので、翌年も栽培してもよいのですが挿し木で増やすことは禁止です。

まとめ

あざやかな色と大きな株が特徴のサンパチェンスは、夏の庭を一気にトロピカルムードにしてくれます。切り戻し剪定をして枝数をふやし、大株に育てるのも比較的かんたんな花です。夏の庭に一鉢加えてみませんか?

西澤千鶴
ライター

西澤千鶴

子供の頃、父が買い求めたシンビジウムの「マリリンモンロー」当時珍しかったうす紫色のばら「ブルームーン」がガーデニングの原点です。プロの料理人としての活動後、大好きな料理につかうハーブや夏野菜を育てて楽しんでいます。

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