ヒナソウの育て方!剪定や植え替えなど管理のポイントを徹底解説

ヒナソウの育て方!剪定や植え替えなど管理のポイントを徹底解説

ヒナソウは、春に小さな花を株一杯に咲かせる可憐な山野草です。見ためは小さくて儚げな印象ですが、とても丈夫で育て方がやさしいのが魅力です。ヒナソウの育て方や剪定、植え替えなどについて管理のポイントをわかりやすくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ヒナソウとは
  2. 2.ヒナソウの特徴
  3. 3.ヒナソウの育て方
  4. 4.ヒナソウの詳しい育て方
  5. 5.ヒナソウのおすすめの植え方
  6. 6.ヒナソウを育ててみよう

ヒナソウの詳しい育て方

ヒナソウの剪定

Photo byCarlottaSilvestrini

ヒナソウの剪定は、梅雨前に行うのがポイントです。剪定時期は花後を目安にしましょう。花が咲き終わったら、草丈の半分まで切り戻しをします。梅雨前までに切り戻して風通しをよくすることで、蒸れを防ぎます。横に広がりすぎた場合は、余分な茎の根元部分を切りましょう。こぼれ種で増やしたい場合は、剪定を控えて種をつくります。種は夏にできてこぼれます。

ヒナソウの剪定ポイント

  • 剪定時期は花後、梅雨前までに行う
  • 草丈の半分ほどに切り戻し、風通しをよくする
  • 種をつくりたい場合は、剪定を控える

ヒナソウの植え替え

出典:写真AC

ヒナソウは根の張りが早いため、上手に育てるためには植え替えが必要です。植え替えは毎年行います。植え替え時期は、花後の5月か真夏が過ぎた9~10月頃が適しています。生育期に入る2~3月頃や、休眠期に入る前の11月頃でも植え替えできますが、その場合はダメージを与えないために、根をいじらないように注意します。

植え替え方法

  1. 植え替え前と同サイズか一回り大きい鉢を用意する
  2. 鉢から株を取り出し、古い土を落とす
  3. 根鉢を半分ほど削る
  4. 新しい用土を鉢に入れ植え付ける
  5. たっぷり水を与える

ヒナソウは根を浅く張るため、浅鉢に植え付けられるのが魅力です。

ヒナソウの植え替えポイント

  • 植え替えは毎年行う
  • 植え替え時期は、5月か9~10月
  • 根の張りが早いため、根鉢を半分ほど削って植え付ける

ヒナソウのおすすめの植え方

盆栽

ヒナソウは小花や根が浅いなどの特徴から、盆栽仕立てがおすすめです。株がこんもりとしているため、盆栽にすれば開花時は華やかで見栄えがします。盆栽として育てる場合は、とにかく日なたで育てることがポイントです。また鉢が小さく水切れしやすいので、乾燥には気をつけましょう。管理もしやすく、盆栽初心者でもかわいい花が楽しめます。

寄せ植え

常緑のヒナソウは、寄せ植えにも向いています。寄せ植えにする場合は、生育環境や性質が似ている植物と一緒に植えると、上手に育てられるでしょう。花付きがよく小花なため、ほかの植物との相性もよいのが特徴です。草丈が低いので、手前に植え付けましょう。明るくかわいらしい寄せ植えが好きな方は、ぜひ寄せ植えにして楽しんでみてください。

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ヒナソウを育ててみよう

ヒナソウはとても丈夫で、初心者にも育てやすい山野草です。花付きがよく、小さくかわいらしいため、さまざまな植え方で楽しめるのが魅力でしょう。初心者であれば、まずは小さな一鉢から育ててみるのがおすすめです。管理のポイントをつかんできたら、ぜひ庭や寄せ植えなどに挑戦してみてください。

chacha
ライター

chacha

山野草から観葉植物、樹木など植物全般が好きです。 植物の魅力をたくさんの人に伝えるべく奮闘しています。

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