ヒナソウの詳しい育て方
ヒナソウの剪定
ヒナソウの剪定は、梅雨前に行うのがポイントです。剪定時期は花後を目安にしましょう。花が咲き終わったら、草丈の半分まで切り戻しをします。梅雨前までに切り戻して風通しをよくすることで、蒸れを防ぎます。横に広がりすぎた場合は、余分な茎の根元部分を切りましょう。こぼれ種で増やしたい場合は、剪定を控えて種をつくります。種は夏にできてこぼれます。
ヒナソウの剪定ポイント
- 剪定時期は花後、梅雨前までに行う
- 草丈の半分ほどに切り戻し、風通しをよくする
- 種をつくりたい場合は、剪定を控える
ヒナソウの植え替え
ヒナソウは根の張りが早いため、上手に育てるためには植え替えが必要です。植え替えは毎年行います。植え替え時期は、花後の5月か真夏が過ぎた9~10月頃が適しています。生育期に入る2~3月頃や、休眠期に入る前の11月頃でも植え替えできますが、その場合はダメージを与えないために、根をいじらないように注意します。
植え替え方法
- 植え替え前と同サイズか一回り大きい鉢を用意する
- 鉢から株を取り出し、古い土を落とす
- 根鉢を半分ほど削る
- 新しい用土を鉢に入れ植え付ける
- たっぷり水を与える
ヒナソウは根を浅く張るため、浅鉢に植え付けられるのが魅力です。
ヒナソウの植え替えポイント
- 植え替えは毎年行う
- 植え替え時期は、5月か9~10月
- 根の張りが早いため、根鉢を半分ほど削って植え付ける
ヒナソウのおすすめの植え方
盆栽
ヒナソウは小花や根が浅いなどの特徴から、盆栽仕立てがおすすめです。株がこんもりとしているため、盆栽にすれば開花時は華やかで見栄えがします。盆栽として育てる場合は、とにかく日なたで育てることがポイントです。また鉢が小さく水切れしやすいので、乾燥には気をつけましょう。管理もしやすく、盆栽初心者でもかわいい花が楽しめます。
寄せ植え
常緑のヒナソウは、寄せ植えにも向いています。寄せ植えにする場合は、生育環境や性質が似ている植物と一緒に植えると、上手に育てられるでしょう。花付きがよく小花なため、ほかの植物との相性もよいのが特徴です。草丈が低いので、手前に植え付けましょう。明るくかわいらしい寄せ植えが好きな方は、ぜひ寄せ植えにして楽しんでみてください。
ボタニ子
寄せ植えは下の記事も参考にしてみてね!
ヒナソウを育ててみよう
ヒナソウはとても丈夫で、初心者にも育てやすい山野草です。花付きがよく、小さくかわいらしいため、さまざまな植え方で楽しめるのが魅力でしょう。初心者であれば、まずは小さな一鉢から育ててみるのがおすすめです。管理のポイントをつかんできたら、ぜひ庭や寄せ植えなどに挑戦してみてください。
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出典:写真AC