【画像付き】ミモザの種類まとめ!違いや使い分けの仕方を紹介!

【画像付き】ミモザの種類まとめ!違いや使い分けの仕方を紹介!

ミモザは丸くて黄色い花が特徴的で、庭に植えたり切り花にしたりさまざまな楽しみ方ができる植物です。種類が多い点も魅力で、日本でも高い人気を誇っています。今回は数あるミモザの中から12種類をピックアップして、その違いや使い分けについて画像とあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミモザは種類が豊富!
  2. 2.ミモザの種類12選【シンボルツリーにおすすめ】
  3. 3.ミモザの種類12選【低木で育てやすい】
  4. 4.ミモザの種類12選【リースなどの花材に人気】
  5. 5.ミモザの種類を知って使い分けを楽しもう!

ミモザは種類が豊富!

Photo byjackmac34

種類は1000を超えるというミモザ

真冬から春先にかけて黄色くてポンポンのように丸い花を咲かせるミモザは、庭木としてだけでなくフラワーアレンジメントやリース、ドライフラワーなどの花材としても人気です。非常にたくさんの品種があり、その数は1000を超えるといわれています。シンボルツリーとして選ばれることも多いミモザですが、品種によって特徴が異なるため使い分けするのがおすすめです。

アカシアとミモザの違い

Photo byPatrizioYoga

ミモザといえば黄色い花をつけるアカシアを指すことが多いですが、本来ミモザとはマメ科オジギソウ属の「オジギソウ」の学名であり、「ミモザ」という名前の植物は存在しません。初めてヨーロッパにアカシアが入ってきた際にその花姿がオジギソウ(ミモザ)に似ていたことから「ミモザに似た花=ミモザアカシア」とされ、広く「ミモザ」と呼ばれるようになりました。

ボタニ子

ボタニ子

ちなみにアカシアはマメ科アカシア属に分類されるよ!

ボタ爺

ボタ爺

ここからは黄色い花をつける「アカシア」を「ミモザ」として、品種とおすすめの使い分けについて画像とあわせて説明していくぞ!

ミモザの種類12選【シンボルツリーにおすすめ】

Photo by coloredby

ミモザは大きく育つ品種が多くシンボルツリーに向いていますが、中には10m以上に成長するものもあり品種選びには注意が必要です。シンボルツリー選びで重視されるのは「適度な大きさ」があること、加えて好みの「見た目(樹形や花姿)」も大事なポイントです。

①ギンヨウアカシア

フサアカシアとならんでミモザの代表品種ともいえるのが「ギンヨウアカシア」で、数あるミモザの中でもシンボルツリーに好んでよく使われています。開花時期は3月~4月ごろで、ひとつの枝にいくつもの黄色くて丸い花を咲かせます。ギンヨウは漢字で「銀葉」と書くようにシルバーがかった葉っぱが特徴で、細かな切れ込みが入った羽のような形が印象的です。

おすすめポイント

  • 樹高は5m~10mで、剪定することでコンパクトに育てられる
  • 冬の寒さに強く管理しやすい
  • 花付きがよく、枝垂れるように咲き誇る花姿は圧巻
  • 常緑樹であり、銀白色の葉っぱは通年楽しめる
ボタニ子

ボタニ子

ほかのミモザとの大きな違いは花の香りだよ!グリーン感のある爽やかな香りでほのかに漂う程度だから、強い香りが苦手な人におすすめよ!

ボタ爺

ボタ爺

シンボルツリー選びに迷ったら、まずは試してほしいのがギンヨウアカシアなんじゃ。総合的に見てバランスが取れていて育てやすいぞ!

②プルプレア

プルプレアはギンヨウアカシアの一種です。違いは新芽が紫色に染まる点で、プルプレアの大きな特徴でもあります。夏の時期の葉色は銀白色が強くなりますが、冬になり寒さに当たることで次第に新芽が紫色に色付きます。葉っぱはオジギソウに似た鳥の羽のような形で細めです。2月~3月ごろにギンヨウアカシアと同じく黄色くて丸い花を咲かせますが、花付きはやや控えめです。

ボタニ子

ボタニ子

紫の葉っぱって何だかおしゃれよね。紫色の新芽は成長すると緑に変わっていくんだって!飽きがこなくておすすめだよ!

おすすめポイント

  • 樹高は5~10mだが、日本の気候では比較的小さめに育てられる
  • 葉色が紫~緑と変化することで、庭の雰囲気が変わっておもしろい
  • 葉っぱだけでも見ごたえがあり、開花時期以外も存在感がある
  • 開花時期は花色と葉色のコントラストが楽しめる
ボタニ子

ボタニ子

スタイリッシュな葉っぱが印象的なプルプレアは、洋風な庭はもちろん和モダンの庭のシンボルツリーとしてもピッタリだよ!

③フロリブンダ

ほかのミモザとの大きな違いは「花色」です。黄色い花を咲かせるのが一般的なミモザですが、フロリブンダはクリーム色の優しい色合いの花を咲かせます。開花時期は3月ごろで、小さな花が集まって房状に咲くタイプです。別名「ヤナギバアカシア」というように、葉っぱはヤナギのように細長くてよく茂ります。成長がとても早いため「早く目隠しや風除けのために使いたい」方におすすめです。

おすすめポイント

  • 樹高は5mほどで、シンボルツリーとしてちょうどよい
  • 花付きはよいが花色が控えめで、落ち着いた印象を与える
  • 葉っぱが風になびく姿は、庭の単調な雰囲気を変える効果がある
ボタ爺

ボタ爺

ミモザの黄色い花はよくも悪くも目立つんじゃ。庭のほかの植物を目立たせたいのなら、フロリブンダをシンボルツリーに迎えるといいぞ!

④ゴールデンワトル

ゴールデンワトルは弧状にしなる美しい樹形が魅力のミモザです。開花時期は3月~4月ごろで、花は明るい黄色をしています。ほかのミモザとの違いは一つひとつの小花の大きさが大きい点です。通常の2倍ほどの大きさの小花が房状になって咲く姿は実に見事です。細長い葉っぱと鎌状の仮葉が交互に柄についており、スタイリッシュな印象を与えます。

ボタ爺

ボタ爺

小花の直径は大きいものだと10mmを越えるんじゃ。丸くてフワフワしてて、綿毛のようにかわいいぞ!

ボタニ子

ボタニ子

ゴールデンワトルはオーストラリアの国花としても親しまれているんだって!ミモザが国花だなんて、ステキよね!

おすすめポイント

  • 樹高は2m~8mだが、剪定によってコンパクトに育てられる
  • 暑さに強く日本の夏でも弱りにくい
  • 満開時は枝が花に覆われ、光に当たるとキラキラ輝き美しい
  • 葉姿が美しく、通年庭をおしゃれに彩ってくれる
ボタニ子

ボタニ子

ゴールデンワトルはシンボルツリーとして近年人気が高まってきているんだって!花が大きくて存在感があるよね!

ボタ爺

ボタ爺

次も引き、ミモザの種類について紹介していくぞ!

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ミモザの種類12選【低木で育てやすい】

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