【画像付き】ミモザの種類まとめ!違いや使い分けの仕方を紹介!

【画像付き】ミモザの種類まとめ!違いや使い分けの仕方を紹介!

ミモザは丸くて黄色い花が特徴的で、庭に植えたり切り花にしたりさまざまな楽しみ方ができる植物です。種類が多い点も魅力で、日本でも高い人気を誇っています。今回は数あるミモザの中から12種類をピックアップして、その違いや使い分けについて画像とあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミモザは種類が豊富!
  2. 2.ミモザの種類12選【シンボルツリーにおすすめ】
  3. 3.ミモザの種類12選【低木で育てやすい】
  4. 4.ミモザの種類12選【リースなどの花材に人気】
  5. 5.ミモザの種類を知って使い分けを楽しもう!

ミモザの種類12選【リースなどの花材に人気】

Photo byk-e-k-u-l-é

ミモザは見た目の愛らしさや華やかさから、リースやブーケなど花材にも好んでよく使われます。花材として選ぶ際のポイントは「見栄え」と「扱いやすさ」です。品種によって使い勝手が異なるため、特徴を知って使い分けすることをおすすめします。

①フサアカシア

フサアカシアはミモザの代表的品種のひとつです。常緑高木で10mを越える巨木になることから、日本の庭ではあまり栽培されません。葉っぱはオジギソウに似た羽の形をしており、銀白色が美しく触り心地は柔らかです。ほかのミモザとの違いは開花時期が早い点で、2月に開花が始まり4月ごろまで楽しめます。黄色の花は丸くて大ぶりで香りは甘く、香水の原料としても活躍します。

ボタ爺

ボタ爺

広い庭が多いヨーロッパでは、ミモザといえば「フサアカシア」を指すことが多いんじゃ。日本でも公園などの広い場所には植えられているぞ!

ボタニ子

ボタニ子

花の香りはハチミツとアーモンドミルクを足したような濃くて甘い香りなんだって。フサアカシアが原料の香水は、特に女性に人気だよ!

おすすめポイント

  • 細長い葉っぱと丸い花はバランスがよく、切って水に挿すだけでもおしゃれ
  • 花はドライフラワーにしても香りが続き、リースにもぴったり
  • 葉っぱだけでも見ごたえがあり、花材として使い勝手がよい
  • 枝が軟らかくて加工しやすい
ボタニ子

ボタニ子

フサアカシアはギンヨウアカシアと並んで「2大ミモザ」として親しまれているよ!

ギンヨウアカシアとフサアカシアの見分け方を教えてください

両者の見分け方のポイントは「開花時期」「花の香り」「葉」です。ギンヨウアカシアは一般的なミモザ同様に3月ごろから開花が始まりますが、フサアカシアは少し早めの2月に咲き始めます。フサアカシアの花が「はちみつとアーモンドミルクを足したような甘い香り」なのに対して、ギンヨウアカシアは「グリーン感のある控えめで爽やかな香り」です。フサアカシアの葉は長くて柔らかく、ギンヨウアカシアの葉は短めで硬いのが特徴です。

ボタ爺

ボタ爺

ギンヨウアカシアとフサアカシアの違いは、それぞれの画像を並べて見比べてみるとよくわかるぞ!

②パールアカシア

パールアカシアは、花はもちろんですが特に葉っぱが魅力的な品種です。丸みのある葉っぱは白くて細かな毛に覆われて柔らかく、青みがかった銀白色が美しく神秘的です。真珠のようにキラキラと輝いて見えることから別名「シンジュバ(真珠葉)アカシア」とも呼ばれています。開花時期は3月ごろで、花は大ぶりで甘い香りを漂わせます。花材選びに迷ったらまずは試すのがおすすめの品種です。

おすすめポイント

  • ベルベッドのような柔らかな質感の葉っぱは、優しい印象を与える
  • 葉っぱのパールのように輝く緑色と明るい黄色の花のコントラストが美しい
  • ドライフラワーにしても葉っぱが落ちにくく扱いやすい
  • 乾燥しても色味が残りやすく、リースなどで長く楽しめる

➂サンカクバアカシア

サンカクバアカシアは古くから切り花として人々に親しまれてきました。ほかのミモザとの違いは葉っぱの形で、名前のとおりきれいに並んだ三角形の葉っぱが個性的です。枝の伸びが非常によく、開花時期の3月ごろにはすっと伸びた枝先に黄色くて丸い小花を無数に咲かせます。樹高が2m~4mと低めなこともあり、花材にミモザをよく使う方は庭植えや鉢植えにするのもおすすめです。

おすすめポイント

  • 丸い花の甘い雰囲気と三角の葉っぱのスッキリ感を両方楽しめる
  • 枝の伸びがよく花が枝先につくため、ブーケなど切り花に使いやすい
  • 特徴的な葉っぱだけで作るリースもおしゃれ
  • 花の香りは甘く、花材として使っても長く続く

④ブルーブッシュ

ブルーブッシュは3月ごろに咲かせる黄色くてコロンと小ぶりな花も愛らしいですが、特に目を惹くのは葉っぱの存在感です。葉付きがとてもよく、ローズマリーのようにひとつの茎に小葉をびっしりとつけます。色は名前からも推測できるように青みがかった鮮やかな緑色で、日に当たるといっそう明るく輝きます。花材としても葉っぱがメインで使われることが多く、アレンジ自在で人気です。

ボタニ子

ボタニ子

花色は初めは明るい黄色で、徐々にオレンジがかった色に変わっていくんだって。楽しみが2倍になるね!

おすすめポイント

  • とにかく葉っぱが美しく、開花時もそれ以外の時期も見栄えがよい
  • 花色によって雰囲気が変わって面白い
  • よく枝分かれするため茂りやすく、家に1苗あると花材としても便利
  • 葉っぱはほかの植物との相性がよく、アレンジメントの材料にぴったり

ミモザの種類を知って使い分けを楽しもう!

Photo byjackmac34

ミモザには、「シンボルツリー」「低木で管理しやすい」「花材に人気」などの特徴をもつ品種があります。実にいろいろなタイプがあり、それぞれに使い分けられるのは大きな魅力といえるでしょう。ミモザの魅力や違いを知って、使う目的にあわせたミモザ選びを楽しんでみてくださいね。

ミモザのドライフラワーリースの作り方!おしゃれに演出するためのポイントは?のイメージ
ミモザのドライフラワーリースの作り方!おしゃれに演出するためのポイントは?
春になると咲き誇るミモザですが、最近はドライフラワーリースにするのがトレンドです。さまざな作り方がありますが、今回は比較的簡単な初心者向けです。パンパスグラスやラベンダー、ユーカリもリースに使用します。作り方だけでなくミモザの日についても確認しておきましょう。
Anna
ライター

Anna

大きなお庭のある暮らしに憧れながら、バルコニーでひっそりガーデニングを楽しんでいます。

関連記事

Article Ranking