胡麻(金ごま)の育て方40日目:成長①
栽培40日目(6月28日):成長観察
草抜き
- 梅雨入りすると、たくさんの雨と気温の上昇で、草も元気に成長します。雑草の成長に負けないように、頑張って「草抜き」をします。
胡麻(金ごま)の育て方49日目:つぼみ発見!
栽培49日目(7月7日):蕾
胡麻(金ごま)の育て方50日目:開花
栽培50日目(7月8日):開花
ボタニ子
ごまの花は、ごまの種類によって花の色が違います。
- 金ごまの花は、薄いピンク色の花
- 白ごまの花の色は、真っ白の花
- 黒ごまの花の色は、薄い紫色の花
胡麻(金ごま)の育て方65日目:支柱立て
栽培65日目(7月23日):支柱立て
台風に注意
- 折れ曲がったり、倒れたりすると成長した実に土がついてしまいます。実に土がつくと収穫した金ごまに土が混ざってしまい、選別が困難です。支柱の設置がおすすめです。
胡麻(金ごま)の育て方75日目:成長②
栽培75日目(8月5日):成長観察
栽培86日目(8月13日):成長観察
栽培106日目9月2日:成長観察
収穫前にすること
- 葉や茎、遅くに咲いた花や小さな実などは、枯れると胡麻に混ざってしまうため、収穫前に葉や花、実を根元から取り除きます。そうすることで、胡麻に不純物が混ざるのを軽減できます。
胡麻(金ごま)の育て方日目:収穫・天日干し
栽培112日目(9月8日):収穫
栽培115日目(9月11日):天日干しはじめ
栽培122日目(9月18日):天日干し後
天日干しの注意!
- 天日干しにすると胡麻の香りがより強くなり、香り豊かな美味しい胡麻を味わえます。しかし、この時期は突然の雨や突風が多い季節です。「雨に濡らさない」「風に飛ばされない」よう注意が必要です。
- しっかりと乾かさないとカビが生えます。カビが生えないように気を付けて動かしながら、乾燥させましょう。
胡麻(金ごま)の育て方(注意点)
収穫前の胡麻から発芽
ミツバチの受粉
アブラムシの登場
胡麻の洗い方について
我が家では栽培量が少ないため、丁寧に育て収穫し、胡麻を洗う手間を省きました。栽培の過程段階で土がつかないように努力し、収穫前も不純物が混ざらないように工夫しました。少量で、丁寧に花や未成熟の実を取り除く栽培方法なら、洗わずに美味しい胡麻が収穫できます。
大量に収穫したときは?
大量に胡麻を収穫したり、土がついていたりしたときは、洗ってから天日干しします。ふるいにかけて細かなごみを落とし、水洗いします。洗い方は簡単です。大きなボウルなどに水を張り、胡麻を入れます。ざるに上げて水気を切り、新聞紙やキッチンペーパーで天日干しをしましょう。
胡麻の栄養について
胡麻には栄養分が豊富に含まれています。成分の約半分を占める不飽和脂肪酸には、免疫力の強化や、コレステロール値の減少といった健康によいとされる働きがあります。加えて、私たちの体に欠かせないカルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれているのです。さらに、近年研究者から注目を浴びているのが、ゴマグリナンです。ゴマグリナンは胡麻に約1%含まれ、コレステロールを下げる作用や、アルコールの分解を促進させる作用、老化を防ぐ作用が期待できます。
胡麻の食べ方
- 栄養分豊富な胡麻ですが、食べ方を間違えるとせっかくの栄養分が台無しになってしまいます。胡麻を食べるときは、しっかりと胡麻を煎り、擂って食べましょう。胡麻を擂ることで栄養だけでなく、香りも豊かになり、より美味しい胡麻を味わえますよ。
まとめ
胡麻は栄養価の高い小さな野菜です。自家製の胡麻は、ごま油のような芳醇な香りで存在感たっぷりです。また、強く手間も少なく、場所も選びません。とても栽培しやすい野菜で、初心者でも収穫が見込めます。ぜひ美味しい金ごまを家庭菜園で育て、さまざまな料理に添えて香りを楽しんでくださいね。
- 1
- 2
株が成長しました。成長に伴い、葉が大きくなってきました。