ウンベラータの剪定!どこを切る?適切な時期や正しい切り方を解説!

ウンベラータの剪定!どこを切る?適切な時期や正しい切り方を解説!

人気の観葉植物、ウンベラータ。放っておくととても大きくなるため剪定作業が必要です。そこで今回はウンベラータの剪定に適した時期や「どこを切るの?」「木質化したところを切ってもいいの?」「どれくらい切ればいいの?」など剪定時の疑問について説明します。

記事の目次

  1. 1.ウンベラータについて
  2. 2.ウンベラータを剪定する前に
  3. 3.ウンベラータの剪定方法
  4. 4.剪定した枝葉の活用
  5. 5.まとめ

ウンベラータの剪定方法

剪定の仕方①場所の準備

Photo byDarkWorkX

ウンベラータを剪定する場合は屋外か、周囲に広いスペースのある場所が望ましいでしょう。前述したように、ウンベラータは剪定をすると切り口から白い粘着質な樹液を出します。これが床や壁、家具、衣服、カーテンなどに付着するとシミができる恐れがあるため、屋内で剪定する場合は新聞紙やビニールシートを敷き壁から離れて行うのがおすすめです。

剪定の仕方②どこを切るか

いよいよウンベラータにはさみを入れていきますが、まずは黄色く退色した葉や混みあって風通しが悪くなっている部分を切るとよいでしょう。次にウンベラータの枝をよく見ると、脇芽が出てくる場所がわかります。その脇芽を残し、上の部分を剪定してください。

枝を根元から切ってもよい

ウンベラータの形を整える際に、この先ずっと不要だと思う枝は根元から切り落としてしまってもかまいません。ただし初めて剪定をされる方には、剪定後の生育を確認するためにもまずは全体的に脇芽を残した剪定をおすすめします。なお、完全に木質化した枝を切り落とした場合には切り口が大きくなるため、癒合剤で保護するなどのケアが大切です。

剪定の仕方③どれくらい切るか

ウンベラータは脇芽を残していれば、ほぼ丸坊主といっていいほど剪定してかまいません。むしろ生育が早いため、遠慮して剪定すると天井に届くほど大きくなってしまうことがあります。

剪定の仕方④癒合剤の塗布

剪定が終わったら、切り口に癒合剤を塗布していきます。すべての切り口に塗るのが大変な場合は、若い枝先などはそのままでも修復しやすいため、木質化した大きな切り口を重点的に塗ってあげましょう。

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トップジンMペーストの効果と使い方!剪定の際の適切な塗り方も解説!
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剪定した枝葉の活用

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