剪定した枝葉の活用
剪定した枝葉処分するだけでなく、別の方法で活用できます。今回は剪定後の枝を使った挿し木のやり方と葉の活用アイデアをご紹介します。
枝葉の活用①挿し木で増やす
枝葉の活用として定番なのが挿し木。ウンベラータも挿し木で増やすことが可能で、やり方はとても簡単です。早速詳しい方法をご紹介していきましょう。
ウンベラータの挿し木に必要なもの
- 挿し穂にする枝
- 挿し穂に吸水させるためのコップや瓶
- 発根剤
- 植木鉢
- 清潔な培土
挿し穂を準備する
挿し穂は剪定した枝の中で、脇芽がついており枝が緑がかっている若いものを選びましょう。葉がたくさんついていると水分が蒸散しやすいため、2~3枚ほど残してあとは整理してしまいます。切り口は斜めにし、水をいれたコップや瓶などにつけて十分吸水させてください。
挿し床を準備する
植木鉢に新しく買った清潔な培土を入れ、挿し床を準備します。培土は挿し木・挿し芽用のものが販売されているため、それを使用すると簡単です。赤玉土や鹿沼土、ピートモスを自分で混ぜあわせて作ることも可能です。
発根剤を使う
失敗しない挿し木のために活用したいのが発根剤です。粉末状で、挿し床に挿す前に切り口にまぶしておくと根の発育を促してくれます。まぶす量は、うすく層になっている程度でかまいません。多量につけすぎるとかえって生育を阻害する恐れがあるため注意してください。
挿し床に挿す
発根剤をつけたら挿し床に挿していきましょう。挿すときはあらかじめ土に穴をあけておき優しく挿し込むことで、切り口を傷めずに挿せます。挿したあとの枝は動かさないようにし、たっぷり水をあげてください。
枝葉の活用②テーブルのデコレーション
ハートの形がかわいらしいウンベラータの葉は、テーブルの飾り付けに活用するのもおすすめです。しっかり洗って料理の盛り付けに取り入れるだけで、食卓をぐっと華やかにしてくれます。
まとめ
剪定は、ウンベラータを適切に管理するために大切な作業といえます。どこを切ればいいのか、どれくらい切ってもいいのか悩みがちですが、ポイントを押さえればとても簡単です。特にウンベラータは生育旺盛ですぐに脇芽を伸ばしてくれるため、多少の失敗は恐れずに思い切って剪定してみましょう。剪定後の枝葉も活用すると、より一層愛着がわきそうです。